第21回ひがしね雪まつりシクロクロス大会


 はいどうも、漬物さんですこんばんわ。
 私はこう、「レースなんてとんでもない、ロングライドとかポタリングで楽しむ派ですから」なんて思っているのですが、何の因果かひがしね雪まつりシクロクロス大会に出ることにしてしまいました。

 前日には毎度お世話になっている「やまめの学校」がありますし、昨年その関係で MTB を教えてもらったり乗せてもらったりしたのがめっちゃ楽しかったので…というのが大きな理由です。

 私、レースっぽいレースには出たことがありません。タイムを競うというと、せいぜいヒルクライム大会くらいなもんです。平地の、ちゃんとスピードが出る(?)レースに私なんかが出走したら、真面目にやっている人達の邪魔になるだけじゃないかなあ?と不安を抱えながら一路東根市へ出発したのでした。




 何はともあれ、マシンの準備をせにゃなりません。我が家にある MTB らしきものというと、

  • MERIDA BIG.NINE(フォーク修理中
  • MERIDA Matts-5v(奥様用 26 インチ
  • 謎の通勤車両(FELT QX65 だったもの
 くらいしかありません。雪の上を走ることを考えれば BIG.NINE で出走するのが望ましいわけですが、長らく入院中。Matts-5v もいいっちゃいいんですが、さすがにサイズが合わないし、 V ブレーキなのがちょっと不安。となると、通勤車両をどうにかするしかありません。

 29er であるところの BIG.NINE のホイールを流用すればいいんだよー…と思っていたのですが、タイヤが太すぎてまったくハマりゃしません。困りました。

 700c のタイヤでブロックパターンらしきものがあるのは 28c という細いモノしかありません。流石に雪や泥の上ではつきささっちゃいそうでねえ。

 残ってるブロックタイヤといえば…と思案した時に思い出しました。譲ってもらったスノータイヤ(26インチ)あるじゃん!しかも、ディスクブレーキ仕様の 26 インチホイールもあるじゃないのさ。おっけおっけー、これで行ってみましょう。


 と、いうわけで、こうなりました。径を選ばず装着できるというのがディスクブレーキの強みだと、私は勝手に思っております。ペダルと地面がだいぶ近づいているのがおっかないですが、雪上ならひっかけてもザリザリ削るくらいで転倒はしないでしょ。だいじょーぶだいじょーぶ。

 服装は冬ブルベ仕様+レインウェアにしておきました。なんか雪降るとかいう噂もあるし、降ってなくても泥だらけになるだろうし。ボトルや薬品は今回はいらないなーなどとごそごそやっているうちに日付が変わり、そして、夜が、明けました。


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 いつもお世話になっている、やまめの学校を受講します。夏の寒河江、冬の東根と年2回、やることの整理や新たな情報を頂ける、毎度毎度目からうろこがボロボロ落ちる授業でした。首アゴの重要性が良くわかりましたし、改めて脱力・軸・握ることの重要性を認識できました。明日のレースに活かさない手はありません。

 で。
 今年は懇親会にも参加させていただきました。青松館さんにて、遠方から来られたかた、いつもの東北分校チームと堂城先生ご家族を囲み、わいわいお酒を飲んだり料理に舌鼓をうったり、ブルベの話をしたりなんだりしながら夜は更けていき…また、夜が明けるわけです。


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 受付は1000時からとのことなので、とことこと奥様と二人で受付に行くと「あら、漬物さん!?」と声をかけられました。あらやだ、同じ R 宮城スタッフの K さんじゃないですか。どうもどうもと年頭のあいさつをしながら受付終了。プラのゼッケンとタイラップを受け取り、参加賞はコレだからーともらったものがこちら。


 競技が終わったらすぐ使えるってのはありがたい配慮です。流石だわあ。

 1050時まで試走ができるよ、とのことなので、受付まわりに自然と集まったやまめの学校のみなさんといざ試走へ。はじめての雪上コースにチャレンジであります。


 奥様はその間何やってたかと言うと、某 M さんの 29er に試乗しておりました。これぁいい、軽いし私でも乗れる股下だし凄いスゴいと大絶賛。これぁ…・貯金の残高をチェックしておきましょうかねえ…。


 コースはスタッフの方々が寒い中いろいろな工夫をしながら作ってくれていました。私たち泊まったお宿の若旦那さんも「あー、さっきコース作ってきたんですけど云々」とおっしゃってましたが、本当にありがたいことです。

 天気としては、雪がちらつく中、風が結構強い感じ。雪上というより氷上といった趣のコースコンディションであります。



 だれだよここに雪の塊置いたヤツぁ、超邪魔じゃないのさと思ってましたが、シケインの代わりだそうです。これのおかげで簡単に走れないコースになってます。ライン取りムズカシー。


 ちなみに、脇の道の雪はほぼ固まっており、スタンドがなくても雪にタイヤをめり込ませれば自転車が自立するような感じ。転んでも痛くない程度なので、転ぶ時は端っこに転びたい所存。



 謎のオブジェクトが行く手を阻み、その奥にはちょっとした山が作られています。今年の少ない雪を何とかかき集めて作ってくれたとのことで、ありがたいやらありがたくないやら(笑)。

 開会式では温泉街の会長さんのお話に衝撃を受けたり(ひがしね温泉の歌は島倉千代子が10台の時に歌った歌だとか)、どこかで聞いた声だなと思ったら、ツール・ド・ラフランスの前夜祭でもMCやってくださった方がマイクを握っていたり、笑ってたらあっという間にスタートの時間。

 はじめて知ったのですが、スタートはルマン式と呼ばれるもので、バイクが置いてある地点まで走って行ってから乗車というスタイル。


 自転車をどこに置くべきか、とかいろいろ考えてたらいろいろ出遅れまして。GPSのリセットもままならないままとりあえずスタート。

 スタート時のコース概略はだいたい以下の通り。


 風は結構強めで、日差しは後半になればなるほど出てきた感じですかねえ。だもんで、一週毎にコースが変化する感じ。最初の2週くらいまでは横殴りの雪に翻弄されながら自転車漕いでた気がします。

1周目)
 道路の真ん中が凍っていて平らなので、ここを走ればいいんじゃないかと試走の時にあたりはつけていたものの、みんな考えることは一緒。とはいえ、後から追い抜こうとする人の邪魔をするわけにもいかないので左によけたり右によけたりしているうちにタイヤが刺さって危うく前転しそうになるなど…。最後の謎オブジェの後の坂は押し上がり。



2周目)
 同じく吹雪の中をずんずん進みます。なんとなくコツはつかめてきたのでちょっとスピードアップ。声をかけながら選手を何人かパスして気分良くなった頃にバランスを崩して田んぼに突入する憂き目に。調子に乗っちゃいけないのよねえ…。

3周目)
 これ以降はいまいち周回数を覚えておらず。こけてる人に声をかけたりかけられたりしながらわっしわっしと自転車をこぎます。時折、堂城先生の高笑いが後から聞こえてきて、あっという間に抜かされるという。笑いながらしゃべりながら総合一位を余裕で獲得するって何事…。

 おそらく3周目で日差しが強くなり、泥ゾーンに有った水たまりは勢力を拡大し、コーナーも自転車のタイヤでえぐられて危険度を増してきました。前の周では氷だったはずのところがザクザクの雪に変わっていたり、平面で走りやすいところが削られて段差になっていたりと刻一刻と路面状況が変わります。風は強く吹いたりやんだり。変わらないのは自分の鼻水がとめどなく流れるってことくらいです。
 おそらく4~5周目で念願の坂を乗ったままクリア。思わずガッツポーズをして笑われるなどしていると残り時間が少ないぞとのコール。ちょっと頑張って7周をクリアしたらしいあとは、最後の周回なのでだらだらというか、スタッフの皆さんに頭を下げながらゴールとなりました。

 なんだか終始笑ってた気がします。誰かとすれ違っては話しかけ、コケては照れ笑い、滑っては自分を笑い、走り切ってはガッツポーズ。熱い声援とカウベルの音と吹雪を受けながらそれなりに頑張って走るという体験はいまだかつてないモノでした。超楽しかった。

 そして、ロードでは得られないいろいろな気付きも。ペダルの片側だけに荷重がかかるとすっころぶだの、前後の荷重を考えないと突き刺さったりグリップしなかったりとかするんだという、話には聞いていたことが自分の身を以て体感できたのも大きかったなあ。


 ゴール後は洗車を待ちながらすいとんをほおばります。すいとんがほぼ溶け切っていてとろとろのアツアツ。ハフハフ言いながらみんなで食べてるずというのもいいものでしてね。自然とみんな笑顔。すごくいい雰囲気の大会でした。ふるまわれた漬物(青菜漬、沢庵、赤かぶ漬、白菜づけ、甘酢の大根漬け?)がまた絶品。こういう風に漬けたいなあと感心することしきりでしたよ。

 みんな着替えて、表彰式に抽選会。知り合いが入賞したり抽選に当たると自分の事のように嬉しいもんです。ヒューヒュー言いながら和気あいあいとゴール後のお楽しみは進むのでした。



 私?「んだにゃーまんじゅう」なるものをいただきました。いやそうじゃなくて、レースの結果?ざっくりいうと中の下ってところですねえ。初めてにしてはいい塩梅だったのかな、なんて思います。

 来年はもうちょっと欲出して、中の上くらいには食い込みたいところですが、楽しむのが第一目的だなあこれは。最初から最後まで本当に楽しい大会でした。山形マウンテンバイク協会の皆さんをはじめ、運営にかかわってくださった皆様には感謝です。ありがとうございました。自分もこういうイベントを開催したいなあ。

※追記
 もう動画出てますねえ。仕事速いなー!
 1: https://www.youtube.com/watch?v=vexM_bxfSyE
 2: https://www.youtube.com/watch?v=GsKqe8LD2fA
 3: https://www.youtube.com/watch?v=PQB-XiRbdaQ

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