2016年8月24日水曜日

ロードバイクを組み立てます(1)


 はいどうも、漬物さんです。突然何を言ってるんだお前は…ってええまあその、いろいろ事情があるんですよ。

 このブログには載せてませんでしたが、実はうちの甥っ子が今年4月に進学しましてね。入学祝ってわけじゃありませんが、Giant の Escape R3 のパーツを交換したり追加したり等々の整備をして渡したんです。

 それからどうなったかというと、雨の日も風の日も毎日それに乗ってくれていたようで、4ヶ月で走行距離は4千キロを超え、タイヤサイドにも接地面にも割れが出始め、チェーンはだるんだるん、ワイヤーも伸び切ってまともに変速はしない、何度かの落車のおかげでライトはマウンタだけ残ってたり、ベルはあれども鳴らす部分が行方不明になってるし、極めつけにチューブがバルブの根元から割れて盛大にパンクしてるという「え、なにこれどこのゴミ捨て場から拾ってきたの?」的な状態。

 話を聞くとどうも、友人たちがロードバイクに乗っているらしく超かっこいいし速いんだと目をキラキラさせておってですね…あー、だからビンディングほしがったのか。はいはい。じゃあ、どうにかしましょうといろいろな人を頼った結果、とりあえずロードバイクを組み立てる算段が立ちました。

 何はともあれフレームが必要です。心当たりはあったんですけど、これだけは勘弁してくれと言われてましてねえ…ではご紹介しましょう、フレームを提供してくれる方の登場です。



 

 愛車の前で名残惜しそうにしてるのが甥っ子の父親、つまり私の兄貴であります。彼が所持するフラットバーロード、ルイガノの LGS-RSR-3(2011) を強奪します。クランク、BB、RD には SORA が使われており、25c のタイヤが標準装備となっているようですね。これならちゃんとロードバイクになるはずです。では早速。


 すべてのパーツをはぎとります。地金の色(では厳密にはないのでしょうけれど)が素敵です。このフレームとフォークをセスキ炭酸とシンプルグリーンを用いて徹底的に洗浄し


 コーティングします。結果、

すね毛は見なかったことにしてください


 いい感じにしっとりテラテラになりました。いいよいいよー。

 嫁の Avail2 についていたキャリパーブレーキを今こそ活用するとき!と鼻息も荒く取り付けようとしてみたところ…穴が狭すぎてつかないよ?フラットバー「ロード」を名乗るくらいなんだからフレームもフォークも対応してんだろうと思ってたのに大誤算。ロード用の STI で引こうと思うとミニVブレーキが必要となる…わけ…なので…泣く泣く発注。

 とはいえ、結果的にはこれでいいような気がしますよ。私の脳内評価におけるブレーキが利く順番は

 油圧ディスク >>>>>>>> Vブレーキ ≒ メカニカルディスク >>>>>> キャリパーブレーキ

 なので、安全性が高まったというべきでしょう。V ブレーキと「ミニ」Vブレーキの差がどれくらいあるかはわかりませんが。

 話がそれました。
 ミニ V ブレーキは定番の Tektro 製を用いています。仮止めしてみると、なるほどこういうことになるのねといろいろ認識。そして後輪が結構振れていることに気づきます。これから酷使されるってのにこれぁまずいでしょう、というわけで、泣く泣く愛機を手放す羽目になった兄貴に対抗すべく、私も泣く泣くこれを手放しましょう。


 Ultegra ハブ + Mavic Openpro な手組ホイールであります。私のブルべ完走を支えた名ホイール。多少振れてもグランフォンド飯豊を走り切れる性能と頑丈さを誇ります。これをおごっちゃいましょう。

 あと必要なのは、ハンドルと STI ですが…STI についてはたまたま SORA コンポ一式を譲ってくれる方がいらっしゃったのでソレを、ハンドルは某所で譲っていただいたものを利用します。420mm のを探していたのよね。あと、甥にとってこのフレームはちょいと小さいはずなので、長めのステムをつけてやりましょう。御堂筋君方式です。


 ふむ。いいんじゃないでしょうか。地金の色と黒をさりげなくアレしたいので、バーテープは黒にしましょうかね。確かうちに転がってたはずです。

 あとはパーツが来たら一気呵成に組み上げるだけです。さて、どんな塩梅になることやら…こうご期待。


※ ただまあ、ちょっと不安はあって。STI で ミニVブレーキはいいんだけど、ワイヤーの取り回しに違和感が出そうなんだよなあ…左右のブレーキを逆にしちゃおうかと思うくらい。


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