2015年12月14日月曜日

コンポ組み換え再び、そして一気に終了。


 はいどうも、漬物さんです。
 フラットバーのミニベロをドロップハンドルにして遊んでいたのだけれど、営業車に抜擢されることになったために街乗り仕様にしなくてはいけなくなったというのが事の経緯。

 そのために用意したのが、下記の物品。


  • Alivio のシフター(3x8速)
  • Shimano の謎ブレーキ
  • Alivio の FD(3速)
  • Deore のシフター(9速対応)
  • 8速対応チェーン HG-50 (8速まで対応)
  • 8速スプロケ
  • シフトワイヤー(インナー・アウター)
  • ブレーキワイヤー(インナー・アウター)

 
 鼻息荒く組み立ててまいります。






 ちなみに、変更前の仕様ですが、STI と FD と RD が Tiagra です。ブレーキは Shimano の BR-M375 か 475 かな?ドロップハンドルは…あ、そうだ、Giant Avail2 にデフォルトでついてきたやつだったかな。

 我が家はフラペ教なので、宗教上の理由でビンディングは使いません。街乗りするのにビンディングってのもちょっと危ないし不便なので、これはこのまま。

 まずはハンドル回りを取り外しましょう。ステムの固定ネジを緩め、ヘッドキャップの固定ネジを緩めます。




 うお、汚ねぇ…雨のツール・ド・ラフランスを走った時の影響だなこれぁ。
サクっとスペーサーをとっちゃいましょう。

 ワイヤーエンドキャップごとばつんばつんとケーブルを切っていきます。
まずはRD



FD


前ブレーキに


後ブレーキ


これでハンドルバーごと外すことができるようになります。しゅるしゅるしゅるーっと。


 お前たちの遊び道具じゃねえぞ…。な?


 さて、コンポを取り外しましょう…


 と、言いたいところですが、まずはチェーンを切らないとね。


 はずれました。10速チェーンの末路であります。うーん、これを取っておく価値は(以下後述)


 さて、次はRD。ぐりぐりとはずします。何も難しいことはありません。


 さて、お次はスプロケットの交換。10速を8速に変更です。


 使用する工具はモンキーレンチとスプロケット固定工具、ロックリング回し。どれもこれも1,000円以下で購入したような気がします。


 ぐりぐりっと。ロックリング回しはディスクブレーキの脱着にも使うとかいう噂を聞いたことがあるような無いような。


 8速スプロケットを付けましょう。スプロケットを付ける前にフリーに取り付けるスペーサーは、なくてもギッチリ固定はできます。が、一応つけときましょう。0.5mm のを入れたような気がします。


 装着するときはスプロケット固定工具はいりませんよ。


 はいできた。歯数がだいぶ小さくなっているので、街乗り向きですよ。坂のぼるわけじゃあないしね。


 で、懸念してたのがこちら。上が Tiagra で下が Deore。ロングケージ…これ、つくのかなあ。


 これはチェーンを付けて変速してみないと検証も糞もできません。先に FD の取り付けをやっちゃいましょう。


 結果から言うとダメでした。取り付けるパイプの径が合わないっていう…いやあ、そんな気はしていたのですよ。まあなんだ、どうせ街乗りです。アウターだけで問題ないだろってことでFDを取りつけるのをやめました。ハッハッハ。

 RD のみでチェーンを取り付けて、まずは変速できるか見てみましょう。



 おお、サクサク変速するじゃないの…とローに入れた途端手にものすごい抵抗が。



 タイヤとケージが干渉するだと…ってまあ、予想はしていましたけどね。なんてこった。なんてこった…。通勤用のSRAMの RD もロングケージだから変えてもしょうがないし。もともとついてたやつはFDとスプロケとセットで500円でうっぱらっちゃったし。ぐぬぬ。

 泣く泣くチェーンを切ります。さてどうすっぺ。


 まあ、元に戻すしかないよねえ。せっかくの10速 Tiagra に8速のお仕事をさせる羽目になるとは…っていうかそもそもフラットバー用のシフターできちんと引けるのかな?


 となると、Alivio のシフターとブレーキレバーを取り付けることもない気がします。というか、まずは引けるのかどうかを試してみないといけません。というわけですでにハンドルバーについているブレーキ・シフター一体型の例のアレで検証しましょう。っていうか、もうこれ使っちゃおう。


 シフトワイヤーの交換は、ネジを緩めて蓋をあけて


 ワイヤーを通すだけ。見ればわかるくらいの簡単な機構。こういうのが強く長持ちするんですよ。




 ブレーキは蓋とは関係なく、ブレーキレバーの奥にある金属製の部品にタイコと呼ばれるワイヤーの終端部分をひっかけるだけ。




 これで両方のケーブルを突っ込むことができました。


 とりあえず引けるかどうかの検証をするのにいきなりアウターワイヤーを切ったりするのは嫌なので、余ってるワイヤーをきりはりして簡易的にアウターワイヤーの長さを確保して検証。

 意外なことにリアは普通に引けました。むしろ調子がいいくらい。フロントもある程度問題なしですが、アウターに入れようとしたときにレバーを押しこみすぎるとチェーンが外れます…これはまあでも、調整で何とかなるか。もともと Tiagra はインナー→中間→アウターとギアチェンジするので、3速シフターで問題なく動くというのが強みっちゃ強み。

 では、満を持してアウターケーブルを引きましょう。色は、奥様が好きな緑色で統一。


 アウターケーブルを切るときには、中にいらないインナーケーブルを入れると中がつぶれずにすむのでいい塩梅です。

 ブレーキは…うーん、おそらくこれで間違いはないと思うんです。ヘッドチューブの傷跡を見る限り、リアブレーキのアウターの経路はこれでいいはず。なんか不自然な気もしますけどね。色合いはなかなかどうして、いいじゃないの。


 ディレイラー用のワイヤーを取回せばひと段落。


 こんな塩梅になりました。うーん、この子はフラットバーのほうがカッコいいかもしれない。


 しいて言えば、ハンドル回りの赤色が気に入らない。市内を走るとなると悪名高い自歩道を走らざるを得ないシーンも出てくるので、バーエンドバーは危なさそう。これは後程取っ払います。

 今はこれ以上手をかけませんが、Tiagra のスプロケも余ってることだし、シフターを変えれば10速になるんだよね。ブレーキレバーも余ってるし…どこかにフラットバー用の10速シフター転がってないかなあ。というわけで、前述のチェーンは大事にとっておくことにします。



 さて、今回は某社の営業車なので、それらしいことをしておきましょう。今のところ会社ロゴとかないという事だったので、適当に作っちゃいます。ロゴメーカーは Web 上にあるサービスを利用させてもらいました。良い世の中になりましたなあ。



 これをスコッチカルに転写して切り抜いて…ってできるスキルがあればいいのですが、不器用を地で行く私には無理です(いつかやってみたいけど)。ので、リカバリーも取り扱いも簡単なこちらを使いましょう。


 角が立たないように曲線で切り抜きます。


 これを要所要所に貼っていきます。ちなみに緑の線もワンポイントとして貼ってみました。これに関しては、スコッチカルのほうがいいかもしれない。完成車両をお見せしたかったのだけど社名入りなのでちょっと自粛。仙台市内で見かけることはできるかもしれませんねえ。


 さて。
 ドロップハンドルとシフターが余りました。


 Tiagra のディレイラーをフラットバーのシフターがひけるのなら、逆もまたイケるかもしれません。通勤車両のブルホーンがついにドロップハンドルになるときが来てしまいました。廃棄するとか言ってた子が一番長く漬物家で在籍することになるとはねえ。

 そうなると、シクロクロスにもまあ、出れないこともないってことになります。いやあハハハ…どうしてこうなった(苦笑)。

 果たして SRAM X4 を Tiagra が引くことはできるのか。次回、「変態通勤車両、見た目だけは普通になる」を乞うご期待(といっても、MTB の修理が終わって通勤に使えるようになってからの改造ですけどね)。

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