2015年5月25日月曜日

ミニベロに恋をした: 実走、そしてカスタマイズ沼へ…


 はいどうも、漬物さんですこんにちは。

 奥様用通勤車両兼お買いもの車としてよみがえった CX-203-16S。奥様からの評判も上々。さっそく「ノラ」という名前をいただいたようです。ミケ凪のインパクトがあったこと&雨ざらしのノラ猫状態で見つかったことからの命名です。

 小径車であるがゆえに登りはやっぱり楽みたい。下りもディスクブレーキがその性能をいかんなく発揮してるようで「不安なし」とのこと。これでボクの家庭内地位も少しは向上するってもんです。

 さて。

 自分で見出して、自分で直して…と手をかけたんだから、やっぱり自分でも乗ってみたいじゃないですか。500m くらいテストを兼ねてウロチョロはしたけれど、実際の通勤に耐えうるのか ― を試す機会がやってきたので、乗ってきました。

 ご存知の通り、私の通勤経路はそれなりの山を挟んで 20km ちょい。


 ミニベロで行ってみたいと思います。押忍。




 えー、なぜか朝に髭剃りを無くしましてね。あちこちひっくり返してたらソファーの下から出てきました…。というわけで、いつもより出発時間は 20 分遅れではあるものの、遅刻はしないだろうというくらいの時間に出発です。
 そんなバタバタした朝だったので、ポジション合せなんて出来ません。シートポストをちょいっと引き上げただけでレッツゴーであります。


 家から 800m くらいはだらだら緩やかに登ります。


 
 ミニベロは登りとストップアンドゴーに強いという話は聞いてましたが、ポジションがイマイチあっていないのかこちらの身体が慣れてないからなのか、結構キツい。あとケツがすでに痛い。うーん、失敗したかなあ…。

 短いけど結構急な坂を下り、その勢いでぺーっと行けるボーナス区間です。


 「小径」車なので、スピードが出れば出るほど不安定なんじゃないかなと思ってたんですが、そんなこともなく。太いタイヤ(1.75)のおかげってこともあるのでしょう、荒れてる路面も砂利もあまり気にすることはない感じ。

 ギアはすぐなくなりますねえ。アウタートップにしても足が空回りしちゃうときがありますが、これはまあしょうがない。

 フロントについているサスペンションはいい仕事してるのかしてないのかよくわかりません。とりあえずペダルに体重をかけて、その荷重で沈み込むってことはないことが確認できたのは重畳です。衝撃吸収的な意味では全く期待もしてません。ある意味期待通りの所作で、うん、まあ、(どうでも)いいんじゃない?って感じです。


 本日のメインイベント。流石にアウターで登り続けることはできませんでした。ゆっくりじりじり登りますが、確かに 700c のクロスよりは楽。ギア比がどうこうはわかりませんが、インナーローでたらたら登ってもさほどスピードは落ちないし苦しくもないし。これぁいいや。


 で、ダウンヒル。車どおりも多いし、途中に信号はあるし、まれに野生動物が生死を問わず現れるため、一瞬たりとも気は抜けません。
 今回は乗り手がビビってスピード出していないというのを差し引いても安定性はそこそこありそう。後、ブレーキ性能は本当に素晴らしい。Avid の BB5 としか比較できないんだけど、今回インストールした Shimano の BR-M465 はローターとの「あたり」をきちんとコントロールできるので、安全に止まれます。 BB5 の「止める力が激的に強い」ってのは利点ではあるんだけど、同時に欠点にもなっちゃうのよねー。


 ちょっとした信号峠を越えてゴールなのですが、これが今日一番楽しかったところ。信号で停止してからの、巡航速度まで持っていくのが楽だし速いし。流石 406 サイズのホイールだなあという感覚を存分に堪能できました。


 最終的に出社までにかかった時間は、700c の通勤クロスが 57:09 に対して、59:04 。約2分の遅れで済みました。これにはびっくり。10分くらい差が出るだろうと踏んでたんだけど…。

 疲労感についてはこれまた意外なことに通勤快速よりも感じてないんですよね。ポジション合せもしてないのに。不思議。プラシーボ効果というか我が子かわいさなのかもしれませんがね(苦笑




 しかしまあ、感慨一入。あの状態をここまで持ってこれたんだから大したもんだと自画自賛。あー、でも、ペダルは変えなきゃだなあ。ワイヤーもやっぱり引き直そう。あとサドルも若干有の門渡りが痛いしハンドルのゴムの部分もちょいとべちゃつくし…と、レストアではなくカスタマイズ沼へぞぶりぞぶりとはまっていくわけですね(苦笑)

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