2015年12月22日火曜日

クロスバイクをドロップハンドルにしたの巻&Serfas-SL255実走の巻


 こんばんわ、漬物ですどうもどうも。
 土曜日の忘年会に間に合ったシクロクロスっぽい何か。早速実走に行ってきました。

 毎年恒例の泊りがけの忘年会なのですが、今年は秋保の某ホテルが会場。我が家からは大体25km 位の距離の為、自走でいくのにまったく躊躇することなんざございません。折しもその日は土曜日なのでいろいろ寄り道して 50km 位走っちゃおうと意気揚々とルートを引き、当日を迎えました。

 風は強いものの天候は晴れ~曇り。時折雪がちらちらと舞い散るものの、まあ、走行には問題ないレベル。リュックサックに荷物をつめて、いざ行かん、秋保温泉。


2015年12月17日木曜日

クロスバイクをドロップハンドルにするの巻


 はいどうも、漬物さんですこんばんわ。

 なんでこんな連日連夜俺ぁ自転車のメンテナンスをやって、ぱしゃぱしゃ写真撮って眠い目をこすりながらブログを書いているのか…自転車的年末大掃除みたいなもんなのかなあ。

 さて、前回、「コンポ組み換え再び、そして一気に終了。」で余ってしまったドロップハンドルと STI 。まあ…クロスバイクを持っている人なら一度は憧れるクロスバイクのドロップハンドル化。いよいよこれに手を出すときが来てしまいました。

 それもこれもパーツが余るようになったからできる所業です。クロスバイクを買って、そこにお金をかけてドロップハンドルにするというのはやっぱり経済的ではありません。リスクは高い癖にコストパフォーマンスは悪い。何より、出来上がる代物は純粋な「ロード」ではありません。今回手をかけてみてやってみたからこそ、そのあたりが理解できた気がします。

 とはいえ、ここ最近のコンポ組み換え続きは明らかに(無駄な)スキルアップをさせてくれています。いやはや、楽しいねえ。自転車乗ってる時間より弄ってる時間のほうが格段に長くなってるのが大問題ではありますがハハハ。

 御託はこの辺にして、んじゃ一丁行ってみましょう。


2015年12月15日火曜日

ブルベ用ライト考:Serfas SL-255 を試す(1)


はいどうも、漬物さんですコニチワー。
技術なんてのは日進月歩で進化していくわけですから、とある時期の正解がずっと正解であり続けるなんてことはおそらくないのでしょう。寂しいようなわくわくするようなってのが技術と言うものだろうなあと思います。

Java が Applett ではなく Servlet として動作した時のわくわくたるや素晴らしいものがあり、私もどっぷりとハマったもんです。XML との連携ができるようになったり MVC モデルが確立されてStrats なんてものが流行ったりしているうちに、ふと気づけば Light Weight Language の処理能力や機能性が驚くべき進化を遂げ、中規模までなら余裕で事足りるという状況になっている…そんな感じでしょうか。

閑話休題。

ライトライト。これまでもいろいろな可能性を模索して中華ライトを買ったり、期待大な電池式ライトを買って撃沈したりと紆余曲折してきたものの、結局定番中の定番 CATEYE の HL-EL540 がやっぱり優秀だったよね、というお話をしていたわけでした。

でもまあ、優秀ではあるもののそのデカさと重さは如何ともしがたいデメリットとして存在していました。それを解消できるようなソリューションを見かけたらやっぱりこう、手を出したくなるじゃあないですか。

というわけで、今回のネタは Serfas SL-225 でございます。このライトがまた品薄どころの話じゃなくてねえ…注文してから 2 ヶ月経ってようやく手元にきましたよ。さてさてまずはファーストインプレッションしてみましょ。

2015年12月14日月曜日

コンポ組み換え再び、そして一気に終了。


 はいどうも、漬物さんです。
 フラットバーのミニベロをドロップハンドルにして遊んでいたのだけれど、営業車に抜擢されることになったために街乗り仕様にしなくてはいけなくなったというのが事の経緯。

 そのために用意したのが、下記の物品。


  • Alivio のシフター(3x8速)
  • Shimano の謎ブレーキ
  • Alivio の FD(3速)
  • Deore のシフター(9速対応)
  • 8速対応チェーン HG-50 (8速まで対応)
  • 8速スプロケ
  • シフトワイヤー(インナー・アウター)
  • ブレーキワイヤー(インナー・アウター)

 
 鼻息荒く組み立ててまいります。



2015年12月9日水曜日

コンポ組み換え再び。


 はいどうも、漬物さんです。

 12月に入り、仙台はすっかり冬になりました。さむいさむい。それでもまあ、2月くらいに比べればまだまだ序の口…のはずなんだけど、引っ越ししたおうちのアレがアレで超寒い。結露と隙間風対策が急がれます。

 やー、こう寒いとなかなかジテツウする気になんかなれませんや。着るものや着替えもちゃんと考えないと、体を鍛えるどころか風邪の遠因にもなりかねません。ここはひとつおとなしく、プレイステーション引っ張り出してエースコンバットにでも興じていればいいのです。撃墜王に、俺は成る!



 …とはいえ、今年は近年まれにみる運動しなさっぷり。

 せめて(雪や道路が凍る等しない限りは)自転車通勤くらい継続して行きたいところです。そのための 29er 購入でもあったのですが、今は長期入院中なので動かすこともできやしません。仕方がないので、現在は例の 5千円で拾ってきたミニベロをロードにしちゃったものでしばらく通勤しております。組み付けは素人ではあるものの、フレームやコンポの基本性能、それに加えてAZ の自転車用チェーンルブのおかげで快調そのもの。無駄にディスクブレーキ仕様なのでいろいろ安心です。


 ところが、漬物家にもいろいろと事情がありまして…このミニベロが営業車になる日がやってきてしまいました。変態ミニベロだぜイエーイなどと遊んでる場合ではありません。街乗りフラットバー仕様に戻します。ぐぬぬ。

2015年11月24日火曜日

あけましておめでとうございます(AJ的新年度の幕開け)


 あけましておめでとうございます。今期もよろしくお願いいたします…って今から年末になろうってのに何をトチ狂ってんだ漬物はとお思いでしょう。

 ブルベ主催団体であるところの AJ( AudaxJapan )は11月月初~10月末が1年度になってます。つまり、11月1日が新年度の幕開けであり、それとともに各 AJ 支部や 本家AJ のサイトに今期のブルベ開催予定が公開されることになるわけですよ。


 で、実は今年も既に予定が公開されています。今年は 1200 超のブルベが開催されるんですねえ、まったく恐ろしいことです。今年の Fleche のナイスプレイスは熊本、東京、東京かあ…等々、来期の予定をなんとなくでも固めておかないといけない時期でもあります。エントリー峠とかあるしねえ。

 さて、漬物家としてはどうしましょうか。
 新年の計は元旦にありとは言いませんが、おぼろげでもいいので計画は立てておくべきでしょう。



2015年11月16日月曜日

ツール・ド・ラフランス 2015 に行ってきました


 

 はいどうも、漬物さんですどうもどうも。のっけからアレな画像で済まない。うん、今年もツール・ド・ラフランスに参加して、やらかしてきました。

 いいですかみなさん、今年のコスプレは、「トナカイとサンタ」です。そうです、サンタを引くソリにはトナカイです。昨年のダブルサンタと違い、今年は前を引っ張る立派なトナカイがいるという設定です。よろしいですか?



 それはともかく、毎年最後の自転車イベントとなるのがこのツール・ド・ラフランス。かれこれ 5 回連続くらいで参加させてもらっています…ってロードに乗り始めてからこれで丸4年が経つのか。感慨深いなあ。

 ツール・ド・ラフランスは山形県は上山市で開かれる大人気イベント。前日はまちなかサイクリングと前夜祭が催され、当日はゴール後の芋煮会と抽選会で大盛り上がりとなる、漬物家の中でプライオリティが一番高い、毎年楽しみにしているイベント。風光明媚な上山市の風景、美味しいものを楽しんだ後は温泉ともども熱い夜を過ごし、翌日またサイクリング。サイコーです。楽しくないわけがない。


 …以前は普通に参加してたんですけどね。何を思ったかちょっとだけコスプレをするのが楽しくなっちゃって。一昨年くらいからちょっと変わった格好で走ってます。上山市の方からも「楽しみにしてますよ」と匂わせるようなコメントなどなどもいただいてしまってますので、そりゃまあ、その、コスプレも徐々にグレードアップと言うかエスカレートと言うかをさせなきゃなるまい、と思ってたわけです。

 とはいえ、11月ってイベントもの何もないのですよね。10月でハロウィンはおしまい。12月はクリスマスだけど…まあ、あわてんぼうのサンタクロースというテーマで許してもらおうなんて思って、毎回クリスマス関連です。



 ちょっと私生活でドタバタしてたのもあって、体調を崩してはいるものの、前述のように我が家ではプライオリティ最上位の大会。葛根湯飲みながら上山市へ向かいます。


2015年11月14日土曜日

BB30: 【自己責任】 KCNC BB30アダプターの再利用(2)


 はいどうもこんにちは、漬物さんですどうもどうも。
 え、ツール・ド・ラフランスの記事が来ると思ったって?あれは分量が多すぎてちょっとまとめるのに難儀してるのだよ。ちょっと待ってておくんなさい。

 KCNC BB30 アダプターの記事をまだ引っ張ります。未練たらたらもいいところではありますが、どうせ再利用するんならっていうのが今回の記事。前回行ってたこれのことです。
 で、赤いシムを入れて元通り…はいいんですが、せっかくつけ外しができるようになったんだから元から内径24mmのベアリングを入れてシムを排除すれば、抵抗がなくなる分だけ回転性能は向上するはずですよね。そんなベアリングは…あるんだなこれが。BB90用のベアリング。ドンピシャで内径24mm、外径37mm、厚さ7mmです。行きつけのショップが TREK を扱っているなら、すぐに手に入る可能性もあります。
 いろいろ探しては見たものの、気軽に手に入るものではないってのは前回の調査でもわかっていました。が、内径24mm、外径37mm、厚さ7mm のベアリングは BB90 で使われているものであるということと、通常使われるサイズ表記ではなく、MR2437というサイズ表記で探せば見つかるらしいということも調べ上げました。

 少なくともこのサイズのベアリングは Amazon や楽天では売られていないし、Monotaro さんでも売られていない。私の個人的なツテで某螺子屋さんやベアリング専門店に聞いてみても知らないだの特注になるだのとのこと。

 仕方がない。
 やりたくはないが、手はもう、これしか残されていない―そう、怪しげな海外通販を行うしかないのです。

2015年11月4日水曜日

BB30: 【自己責任】 KCNC BB30アダプターの再利用


 はいどうも、漬物さんですどうも。

 長らく使ってきた KCNC の BB30 アダプタからついに卒業した…なぁんてことをかきましたが、おそらく、おそらくですよ、入手性やメンテナンスのしやすさからまた使用することになるんじゃないかなーと思っています。

 このアダプタはだいたい1年で異音が出てきますが、その原因はベアリングのサビやグリス抜け。アダプタそのものが緩んでたとか歪んでたとかいうことはおそらくなかったかと思います。シールドベアリングの上にシムがかまされているとはいえ、まあ、濡れやすいところでベアリングがむき出しであることには変わりないわけですよ。

 で、あれば。

 ベアリングさえ交換できれば、毎度毎度6千円も出してアダプタを買う必要はないってことになります。ちょうど手元に取り外したばかりのアダプタがあるので…破壊覚悟でチャレンジしてみましょう。


2015年11月2日月曜日

BB30: KCNC BB30 アダプターからの卒業。


 はいどうも、漬物さんですこんばんわ。
 このブログへのアクセスはだいたい BB30 関連とツール・ド・ラフランス、サイクルフェスタ丸森、ブルベ絡みで構成されているわけですが、ダントツに多いのは BB30 関連。あー、みんな悩んでるんだなあと思いながら見てますが、その「みんな」には私も含まれているわけですよ。

 雨ブルベ走って、大雨通勤を何回もして、ざんざか振りのスカイバレーヒルクライムで引導を渡してしまった BB30 ベアリングについてはこちらをご覧くださいな。この状態で渋峠登り切ることができたのは今でもちょっと自慢。

 さて、BB30 に愛想を尽かし、導入したのが KCNC の BB30 アダプター。その時の様子は「BB30:私、BB30 を卒業します!(BB30 アダプターを使用)」(2013年9月)にて記載した通り。

 その約1年後の2014年8月には、異音が発生しています。その時の様子は「BB30: KCNC BB30 アダプターにしてから1年が経過しまして。」にて記載した通り。洗浄とグリスアップで元に戻りましたが、10月のブルベに向けて結局すぐに新しいモノ交換してしまいました。

 そしてその10ヶ月後の2015年6月、再度異音が発生したかと思いきや実はペダルだったなんて記事も書きました。「BB30: KCNC BB30 アダプターにしてから「また」1年が経過しまして。」この時点ではアダプタはまだ元気だったのですが、原因究明のためにこれまた新しいアダプタをかましたわけです。

 なぜか買った当初から考えると千円くらい値上がってしまったこのアダプタ。付けるのも外すのも容易だし、中で連結するので「ぱこっと」はめるアダプタよりもずっと信頼性は高いと思うんですよね。

 なのですが。
 異音が出るたびに約6千円のアダプターを買うのはもう嫌なのですよ…。

 だいたい異音の原因はベアリング球のサビなので、きちんとメンテすればいいだけの話のような気がします。私にスキルと工具があればベアリングのみの交換でもよいでしょうが、今のところどちらもありません。

 ならばいっそ、FSA から出ている BB30 スリーブを埋め込んで、シマノの BB を使えるようにしたほうがいいんじゃないかな、と思いました。

 が、やっぱり怖い。

 KCNC のアダプターの良いところは脱着が簡単にできるところです。仮に FSA のスリーブをぶちこんだとして、それで異音が出た時にはもう後戻りできないんですよ。それに、自力圧入をする勇気もありません。ショップにお願いできればいいんでしょうけれど、こんな作業頼んでしまっていいモノかと言うのもあって…ね。

 じゃあ、SUGINO の BB30 アダプターにしようかな、と調べると、こちらはこちらで緩むだの浮くだのと問題があるようです。なにより圧入式なので取り外すためにガッツンガッツンフレームを打擲しなきゃいけないんでしょう?超面倒。

 じゃあ、TOKEN やクリスキングのかぽっとはめるタイプを…というのは逆に、内部でつながっていないがゆえにぜーったいゆるんだり浮いたりするはず。となると、アレしかありません。

 そう、 praxisworks のコンバージョン BB です。


2015年10月20日火曜日

自転車の種類と収納、そして別れ


 はいどうも漬物さんです。
 突然ですが、我が家の自転車ラインナップをご紹介しましょう。

1) ロード FOCUS Cayo 2.0 (かよちゃん)
2) ロード GIANT Avail2 (あべちゃん)
3) MTB MERIDA BIG.NINE (権太)
4) MTB MERIDA Matts 5 (まっつん)
5) ミニベロロード Progressive CX-203-16S 改 (小兵衛)
6) クロスバイク FELT QX65 改 (マチ子)
※ カッコ内は愛称

 乗るケツは二つしかないのにあふれんばかりの自転車たち。というかすでに収納場所が無くなってしまって居間や玄関を占拠する始末。野外に置けばいいジャンだと?馬鹿言っちゃいけません。

 現在、ロード2台は玄関にポールを立てて保管、権太は玄関ホール、小兵衛は居間、まっつんとマチ子は駐輪場がわりの物置に入れております…が、この惨状を見た我が両親に

「玄関入って自転車で、靴脱いで上がっても自転車、極めつけは居間に自転車ねえ。」

 とため息をつかれてしまったことや、来る人来る人に「漬物さんて自転車屋さんなんですか?」と聞かれる始末。これぁイカン。改善せにゃならん。


ブルベスタッフの"年末"は過ぎゆく


 こんばんわ、漬物さんですどうもどうも。

 最近スマホで blog 記事の下書きを作ることを覚えましたが、これぁあまり良くないですね。打ちにくいし全体の推敲もなんかしづらいし、空き時間でぼたっぼたっと作るので取り留めのない話ばかりになってしまいます。や、まあ、まともに校正しても取り止めはないのですが。

 さてさて、各地に散らばるブルベ開催団体であるところのAJ支部は10月が年度末です。ランドヌール宮城としては10月11日の吾妻磐梯クラシックで今期の開催はすべて終了。年間通して多少の事故や怪我はあったようではあるものの、致命的な事態は特におこらず無事終了と言ったところでしょうか。

 私はまあその、一応スタッフとして名を連ねさせて頂いてはいます。が、気持ちも実質も見習いです。ブルベの表面とちょっとした裏側しか知らない単なるお手伝い。

 どの程度の実力や経験で「見習い」ではなくなるかはわかりませんが、さしあたって来期の目標を。

■ SR
 これぁ最低限なのですけどねえ。なかなか達成できません。遠征とかバリバリやれば何とかなるのでしょうけれど、御用繁多でして…

■ コースを引くこと
 実際問題、ブルベコースを引いたことがないのですよね。ライドのコースはもちろん何回もひいてるけれど、ブルベ用コースとしては作成したことがないわけで。
 先輩スタッフの皆さんのコースを見てみると、なるほどそういう意図があるのか、と思わされることばかりなのですよ。単純に長い距離のコースが規則に従ってあればいいでしょ?ってのではなく。
 たとえばYO-TAさん作成のコース。概要にも書いてあるとおりで、メカトラで完走できなかったのが本当に悲しかった。後半戦の都市部を堪能したかったよ…。

 で、まあ、コース引いても再来期デビューでしょうが、道路状況の把握やキューシート作成等々のマネジメントももちろん、テーマを定めてランドネできるところで引いてみたい。ネタは何個か用意してあるんだけど、ブルベ的にはちょっと違う感じなモノばっかりなんだよなー

■ システム面
 情報共有のためのツールをもうちょっとなんとかしたい。それぞれ環境が違うから、それを吸収できるようにしたいのだけど、うーむ。

■ 走行会の開催
 これは…個人でやるべきな気がしています。
 いわゆるブルベの醍醐味的なものを触りでも感じてもらえる企画を立てて、すそ野を広げることができたら、もっといい出会いや面白い相乗効果が産まれてくるんじゃないかなーと思ってます。来期こそはなんとか実現したい。ナイトライド走行会だけでも!


 浅薄な目標ではあるかもしれませんが、ランドヌールとしての徳?みたいなものをもうちょっと積むのがまずは肝要かなとも思っています。一足飛びにあれもやりたいこれもやりたいじゃあ足元がふらふらするだけですし。来期もまた楽しんだり楽しまれたりしたいと思います。押忍。


2015年10月5日月曜日

サイクルフェスタ丸森 2015 に参加してきました




 はいどうも、漬物さんですどうもどうも。今年もこの季節がやってまいりました。宮城県内のサイクルイベントとして盤石の地位を築きつつあるサイクルフェスタ丸森。今年は好天に恵まれそうです。

 第一回第二回とこれで3連続の参加。昼休みになると同時に自分のスマートフォン握りしめながら必死でエントリーしたのが報われました。第三回にしてエントリー峠ができる大会ってのも凄いですよね。

 その魅力は、丸森町の自然・風景、美味しいエイド、町民の皆さんの歓迎ムード、豪華抽選会、そしてなによりスタッフの皆さんの頑張りにつきます。私もランドヌール宮城のスタッフとして開催側に回ることもあるのですが、スタッフの頑張りやら気遣いってモロにイベントへの充実度につながるんじゃないかなと思ったりもします。私も丸森サイクルプロジェクトの皆さんの境地に追いつけるよう頑張りたい所存。

 さて、レポートレポート。超がつくほど楽しかったサイクルフェスタ丸森2015、ロングコースの様子をお伝えします。


2015年9月29日火曜日

29er と仲良くなろう。(3)


 はいどうも、漬物さんです。
 29er と仲良くなろう企画も 3 日目となりました。

 校長である堂城先生が自転車の乗り方を教えてくれる「やまめの学校」というのがあり、毎年夏に寒河江で受講しています。同じ生徒の中でももちろんレベルの上下はあるわけですが、その上の方で、かつ、MTB に造詣の深い方が講習をやってくれることになりました。MTB 初心者の私としてはそりゃあもう嬉々として飛びついたわけです。

 開催場所は、裏磐梯は南ヶ丘牧場。そう、東北 MTB 界では有名な「ジンギスカップ」が行われる牧場です。どんな講習内容になるのやら、と胸を膨らませながら高速道路を飛ばします。


2015年9月28日月曜日

29er と仲良くなろう。(2)


 はいどうも、こんにちは、漬物さんです。
 シルバーウィーク 2 日目は子供のころの記憶をたどった探検でしたが、3 日目は食欲の赴くままに近場の名物喰ってくるぞライドです。ダイエット?なんですかそれは。おいしいのですか?

 昨日の疲れもあってぐっすり眠れはしたものの…朝もはよからご主人様たちに餌をよこせ水をよこせ頭をなでろとのご要望にお応えする羽目になり、家事をこなしてひと段落したのが朝0600時。今から寝なおすのもなあ、ともそもそ準備してご飯を食べていざ出発。善男善女が集まるであろう定義山へいざアタックなのである。


2015年9月25日金曜日

29er と仲良くなろう。(1)


 はいどうも、漬物さんです。

 シルバーウィークはいかがでしたか?宮城 1000 は好天に恵まれたようで、いつぞやのリベンジを成功させた方も多いのではないでしょうか。完走された方も DNF した方もお疲れ様でした!

 私はと言えば、人生初のモルタル工事を経験したり、近所のお買いものに使おうと思っていた自転車がうっかりブルベマシンの様相を呈してきて困ってみたり、MTB で遊んだりしていました。

 一昨年から欲しい欲しいと思っていた MTB、しかも 29er を手に入れて三週間。通勤メインで乗っていたわけですが、こう、どうにもポジションが出ないというか、自転車に乗ってるというより振り回されている感じがどうもぬぐえません。

 奥さまが旅行に出かけているシルバーウィークは絶好のチャンス。じっくりたっぷり 29er の権太くんとふれあってみました。

 結論から言うと、楽しすぎ。MTB 楽しいよ。ロードとはまた違った楽しみ方ができて、自転車趣味の幅がガツンと広がった感じ。その一端をちょっとだけ。


2015年9月1日火曜日

今期の予定その他


 はいどうも、漬物さんです。
 雨がしとしと降っている間に9月になっちゃいましたね。今年は花火みたいに激しくて短い夏だったような気がします。

 今年は大方の予想を裏切ってあの宮城 600km を完走したにもかかわらず SR が取れないという笑えない一年でしたが、私はショートケーキのイチゴは最後に食べる派なので問題なし。来年来年。

 だいたい、9月~12月は各種サイクルイベントやサイクリングをゆっくり楽しめるので、ある意味ここからがおいしいところ。これからの予定をちょっとまとめつつ、今後の方針などを練っていきましょう。



2015年8月21日金曜日

ブルベにおける補給を考える


はいどうも、漬物さんですこんばんわ。

あと数日で BRM822 宮城 400 ですね。前半 260km 走った限りで言えば、難易度は低めだと思います。楽しめるポイントもいろいろありますので、ぜひ楽しんでいってください。ギリギリ隊のほうが終わった後のお風呂や休憩的に都合がいいかもしれませんよ。

そして、PBP もほどなく終わり。続々とゴールしている方の写真や呟きを見ながら本当にこの人達スゲエなあと嘆息しながら書いています。完走したひとも、DNFした人もみんなすごいですよ。異国の地で言葉も通じないかもしれないってのに 1200km に挑み、帰ってくる。いやあ本当に…言葉が出ないくらいです。

で、掲題の件です。PBP の PC をはじめとしたコントロールでの食事を見ていて、これぁ厳しいと感じました。食事は栄養、モチベーション両方の観点からも大事であるというのは言を俟たないのですが、正直美味しそうにはあんまり見えないものが多かったですね。これが日本でのブルベなら自分の好きなモノ、体に合ったモノが食べられるのでなんとかなるかなあ。

ちなみに今年の宮城 600 では、私は胃と言うか、食道をやられました。逆流性食道炎ってやつですね。胸焼けなんて生易しいレベルではなく、水を一口含んだだけで胃から胃酸が逆流して食道をじりじりと焼くような痛みを感じながら後半の 300km を走ってました。何回か吐い足りもしましたね。思い出すだけでもキツい…。

いやいや、あんた補給食はこれがいいだろうってドヤ顔で記事書いてたじゃないの ― 良く覚えておいでですね。

うん。

ありゃあ、ロングライドにおいては嘘だった。すまんかった…。


というわけで、ブルベ中に何を喰ったらいいのさというのを 400 の試走の時に模索してきたので書いてみます、ということでございます。訂正広告です。はい。


※ 医学も食品学の知識もない素人の戯言であることはご承知おき下さい。

2015年8月18日火曜日

BRM822宮城400羽前陸前周回 試走DNF


 はいどうも、漬物さんです。
 やー、やっちまいました。試走は DNF です。今期都合の良い 400 あるいは 600 はないので、私の今年の SR への挑戦は幕を閉じることになりました。まだ実力的に早いぞ、と何かが止めているのかもしれませんね。来年の楽しみがまた一つ増えました(負け惜しみ)。

 今回の DNF の原因はなんと、ブルベでは初のメカトラ。後輪のスポークが折れてしまったのが原因です。手組ホイール(アルテグラハブにMavicOpenPro、スポーク太目)であったのが幸いして、チェーンステーを削りながらでも走ることができたのは僥倖でした。



 スポーク折れに気づいたのは PC5 の 30km ほど手前の、夜の雨の山の中。37km 引き返すわけにもいかないし、かといって 30km 進むのもどうか。PC5 の下りでタイヤがバーストしたら落車は必至だろうし、最悪死ぬだろうし。

 逡巡し、ビビりつつ、よれよれのタイヤでだましだましタイヤを転がして、PC5 近くの川渡温泉は藤島旅館さんに投宿。ラスト一部屋だったそうで。あぶないあぶない。

 チェックすると、タイヤはバースト寸前でした。写真ではわかりにくいけれど、一番削られた部分が膨らんでましてね。ほんとによく帰ってこれたもんだ。




 30km 位やすり掛けしたわけですから、チェーンステーは熱と摩擦で削られまくり。フレームの変更を真面目に考えなければいけないかもしれません…一応ショップの判断待ちではありますが、少なくとも、ロングライドには適さない状態にはなっているでしょう。MTB ブルベが現実味を帯びてきちゃいました。


 参加者の皆さん向けの情報は R 宮城のサイトに追加されます。詳細な情報はすでに試走レポートとして上がってるので、私が提供できる情報は「楽しいポイント」のご紹介くらいなものです。そのうち更新されると思うのでお楽しみに。


 で、こちらで書くことは…というと、うーん。DNF の原因を探るったって、600 終わった後にショップに調整に出しているわけで。「ホイールも見てください、特にリアのスポークも」と言ってあるにもかかわらずのスポーク破断。と言うことはつまり、プロの目から見ても予想出来なかった事態なわけですしねえ。

 頑丈さと性能を考えると、現在の手組ホイールの取り合わせっていわゆる鉄板と言っていい感じなのですよ。それが 600km の次にたかだか 260km 走ったくらいで壊れちまう(もちろん、経年劣化もあるでしょうけれど、それは一応チェックしてもらってますし)というのは困ったもんです。乗り方が悪いのか、ダイナパックや自分の体重が重すぎるのか。

 メカトラ以外での不安要素は何もなかったんですよね。私にしては珍しく最大 3 時間 20 分の貯金を作れてたしね。余裕ぶっこいてシャワー浴びて仮眠とってもまだ 2 時間の貯金があるという、私的ロングライド史上最高に調子いい状態だったもんだからなんとも納得いかないっていう。



 嬉しかったのは、藤島旅館から寒河江までりんせいさんに送っていただけたこと。道中いろんな話をさせてもらいましたが、どれもこれも興味深くて面白かったし、なにより温情がこんなに沁みたこともありません。改めて御礼しますのでお待ちくださいな(苦笑)。

 で、失意(ってほど失意ではありませんでしたが)のうちに寒河江の駐車場に帰ってくると見慣れた車がありまして。アレ…?と思っていると


 宮城 1000 の前半をちょっと走ってくる―と言う R 宮城おなじみの K さんにお会いしました。強いなあ…。前回の 1000 はママチャリで完走してるんですよこの方。いつかはこうなりたいもんです…なりたいか?w



 ブルベは家に着くまで。
 りんせいさんのおかげで午前中には我が家に着くことができたので。



 庭のトマトを肴にヤケ酒です。これはこれで幸せなので、「ヤケ」っていうのも違うかもしれませんけどね。飲んで、ウッドデッキに枕持ってきて昼から寝て。起きてトマトやキュウリとってビール飲んで、と心身を癒しながら、私の BRM822 は終了となりました。本番当日はスタート地点と、PC5 くらいから巡回をする予定です。参加者の皆様、よろしくお願いいたします。


 

 SR が取れないとなれば…というか、フレームが逝っちゃってるとするとちょっと今後の予定が変わってきます。出るイベント事態に変化はないものの、裏磐梯スカイバレーヒルクライムは通勤車両で出ることになるだろうし、10月の宮城200はMTBで出ることになるでしょう…ってなんかイケない世界に片足突っ込みそうでこわいこわい。フレームが無事でありますように(祈

2015年8月11日火曜日

BRM822宮城400羽前陸前周回 準備編(1)


 はいどうも、漬物さんですこんばんわ。

 ふっと気づけばもうお盆。そして世のランドヌール・ランドヌーズはパリへ向けての準備に阿鼻叫喚だったりするのでしょうね。いつかは参加してみたい気もしますねえ。うらやましいことです。

 さて、次回開催の BRM822 宮城 400 は、PBP 期間に微妙にかぶってしまいます。― そうなるとどうなるかって、スタッフの数が減ります。ということで、漬物家が当日にスタッフ活動し、かつ、私の SR 取得のためには…試走をするしかないということになるわけです。また一人 400 です。

 そんなに走力がある人間ではないので、誰かと一緒に走るのが難しいんですよね。気持ちの上だけで言えば一人の方が楽なので問題はありません。粛々と淡々と試走を行ってみたいと思います。8月14日(金)午前 6 時スタートの予定ですよ。


2015年7月27日月曜日

BRM718宮城600 フラット600栗駒石巻 完走記(3)


 はいどうも、漬物さんですこんばんわ。
 前回はトンネル内で落車という命がけの大ポカをやらかしたというところまででした。残り約 210km で貯金は大体1時間くらい。路面は乾き、強烈すぎる朝日がランドヌール達をじりじりと焼き尽くそうとするといった局面。

 一方、こちらは極度の胸焼け、胃の入口あたりが焼けるように痛いまんま。落車して肩と腰を打っているけれど自転車にはダメージがなさそうだというと言う状態。この先には、コバルトライン、松島と八幡町の信号峠、家から近い PC …と言った難所が続く。さて、どこまでどうやって食い下がれるのでしょうか―



2015年7月23日木曜日

BRM718宮城600 フラット600栗駒石巻 完走記(2)


 はいどうも、漬物さんです。

前回は湯屋処まつばらさんあたりから発症した、胃の入り口を焼くような痛みに苛まれながら PC4 に到着。レッドブルで食道に引導を渡してしまい、さあどうしましょというところまででした。

 走行ログを見る限りここから先女川までの速度はかなり落ちてます。すでに DNF の文字も頭をよぎっている状況から、さて、どうリカバリしていくのか―




2015年7月22日水曜日

BRM718宮城600 フラット600栗駒石巻 完走記(1)


 はいどうも、漬物さんですどうもどうも。
 ブルベ終わってから早 2 日たっていますが、未だにボクの食道は機能してくれていません。体重は 68.9kg → 64.4kg と約 5kg 減りました。過酷でした。ええ、過酷でした。今回からしばらく、レポートを書いていきたいと思います。

 ちなみに今回のレポートは以下のような感じですので、タイミングを良く見計らってからお読みください。

・ 写真はほぼありません(精神的余裕がありませんでした)
・ 記憶があやふやな個所があります
・ 文中、お食事時に読むのはどうかと思われる事件もございます
・ 完走後のお話は若干 R18 な要素も含みます



2015年7月21日火曜日

【報告】BRM718宮城600 フラット600栗駒石巻 完走しました


 二年前、200しか走り切ってないのに無謀にも挑戦した 600km を当たり前のように DNF。
 昨年はヘタレにも、最終 PC でタイムアウト。

 SR は取得したいけど、600 の遠征は正直考えてませんでした。
 初めての 600 は絶対に宮城で完走したいと思ってたから。

 そしてようやく、完走することができました。
 スタッフ、一緒に走ってくれた参加者、SNS上で応援してくださる皆さん、そしてうちの奥様。皆さんのおかげで走り切れたんだなあという思いでいっぱいです。圧倒的感謝ってやつ。

 本当にありがとうございました。
 漬物先生の次回作にご期待ください。

2015年7月17日金曜日

BRM718宮城600 フラット600栗駒石巻 準備編(5)


おーけーベイベー、漬物だ!

ブログ書いてる時間はないので写真だけ!



 上段左からレインジャケット、チューブ、チューブ、パンク修理キット。
下段左からレインパンツ、充電池、ブレーキシュー、電池類。工具、ワイヤーロック、歯ブラシ。


 ダイナパックに詰めて、


 中ブタして


 レインジャケット、レインパンツ、輪行袋。蓋側のスペースにはシャモアクリーム等を便宜上入れていますが、実際にはここは補給職入れるところにする予定。


 バックポケットには、薬類、シャモアクリーム、日焼け止め。ブルベ財布にはLED付きボールペンとお守り、現金とカード、免許証に保険証が入ります。


 人が急いでるってえのに作業の邪魔ばかりしやがってお前ら・・・。


 というわけで、さくっと寝て明日に備えます。今回は走りきれますように(祈
 皆様におかれましては優しい言葉などかけず、何とか走りきれよと励ましてやってくださいませ。


BRM718宮城600 フラット600栗駒石巻 準備編(4)



 300km を越えるくらいのロングライドにおいて、下記は地雷になる可能性があります。
栄養学的?に間違ったことは書かれてないような気もしますが、確実に消化器系にダメージを与える食品も含まれているため、参考にされないことをお勧めします(後日追記)。


 はいどうも、漬物さんですこんばんわ。
着々と準備は…進んでません(てへぺろ)。

 前回は輜重線の話をしました。輜重の内容については論じてなかったのでした…って輜重の言葉の使い方がおかしい事に今気づきました。単純に「補給」とすべきですね。

 補給ポイントは幸いにしてコンビニが9割以上を占めます。問題は、そこで何を飲んだり食べたりするか、です。栄養学的には…と、語れるような知識は私は持ち合わせておりませんが、サイクリストのための栄養学なら、サイクルフェスタ丸森の公式ページにあるOKAZAキッチンさんを熟読すればいいわけです。レシピもあって便利便利。

 なのですが、今回はブルベの栄養補給なので、「コンビニで疲労回復ができる食べもの・飲み物」は何かという情報が必要です。


2015年7月15日水曜日

BRM718宮城600 フラット600栗駒石巻 準備編(3)


 はいどうも、漬物さんです。

 仕事やご主人様たちのお世話などの合間を縫って何とか時間を作ってぽちぽちとデータ作成。ようやく終了しました…といっても、休憩ポイントを決めて、目標到達時間を設定して、ウェイポイント作って etrex30 にぶちこむくらいなもんなんですけどね。

 で。

 今回のコースが難易度高いっていう話はもう耳にタコができるくらい聞いてらっしゃると思いますし、詳細にレポートしてくださってる方もいらっしゃるので参考になさってください。


2015年7月14日火曜日

BRM718宮城600 フラット600栗駒石巻 準備編(2)


はいどうも、漬物さんですこにちわー。
暑いですねえ…土日も暑かったんですが、火曜日は33度を超えるとか。東北の梅雨はまだ明けてないはずなんですが、どうしちゃったんでしょうねえ。

ナンカーさんという台風が近づいていることもあって、現状では天気予報は曇りと言えども雨が降らないなんて保証は全くありません。私もついにモンベルのサイクルレインジャケットを買ってしまいました。これまた暑い日に買いに行ったのですが、確かに汗が抜けていく感じはありますね。dhb のシグナルジャケット(防水)をずっと使っていたのですが、うん、これぁ、雲泥の差ってやつだなあと思いました。

どこかのどなたかが書いていて実に実にと思っていたのですが、サイクリストはこの透湿性について舐めすぎているというお話を読んだことがあります。AJ たまがわの300の時も Sportif のサイクルジャージの透湿性に助けられました。おそらく今回も、気温の兼ね合いもあってこの「透湿性」が鍵になるはずです。価格帯性能比で考えると、モンベルの価格って安いですよね…他界は高いんだけどさあ。


と、ここまで引っ張ってきて、今回書くのは機材の話。まあ、私のブルベ姿を見ている人にとってはいつもの装備なのですが、一応一応。



2015年7月6日月曜日

BRM718宮城600 フラット600栗駒石巻 準備編(1)


 はいどうも、漬物さんですこにちわ。
今年もやってきました、宮城 600 の時期。一昨年は 300km 地点で漕ぎゲロ、昨年はヘタレにも 50km を残してDNF。で、今年は宇都宮さんと共催はせず、新コースでの開催となりました。つまり、この 2 年間の攻略情報はパー…っていってもねえ、だいたい私は細かいところ覚えられない人なのであまり関係ないかなあ。

 それよりも問題は、コースがかなりハードなところ。フラットという題名はフラ「フラッと」なるよという暗示ですと言わんばかり。だって見てよこのプロファイル。


 いきなり栗駒山を登り、釜石街道の登り基調からの地獄のアップダウンが続き、最後の 60km は交通量と信号の多い都市部を通るという本当にハードなコース。そもそも PC1 に間に合うのか俺は…。

 今回は試走スタッフしようと思いましたが、諸般の事情で実走させていただくことになりました。走られる皆様におかれましてはどうぞよろしくお願いいたします。



2015年6月15日月曜日

BB30: KCNC BB30 アダプターにしてから「また」1年が経過しまして。


 はいどうも、漬物さんですどうもどうも。

 異音と言えばBB30、BB30 と言えば異音ですが、BB30 あるいは BB30A ユーザーの皆様におかれましては元気に戦っておられますかー?

 えー、過去記事を見ると、私が初めて BB30 から卒業、つまり、KCNC の BB30 用アダプターをぶっこんだのが 2013 年 9 月のこと。その後 2014 年 8 月にメンテナンスし、確かその2か月後くらいに「不安だから」と入替を行い、現在に至るわけですが…この記事を書くってことはつまり、またカッチンカッチン音がしてきたってことですよHAHAHA。

 えー、前回も書きましたが、おそらくきちんとメンテしてやればちゃんと持つはずなんですが、ええ、今回も結局面倒くさがってメンテしてませんでした。とはいっても、うーん、正確には半年くらいしかたってないのに異音が出てくるのはおかしいんだよね。しかも、前回交換してから雨の中のライドってしてないし。納得いかん。

 だがまあしかし、出ちゃったもんはしょうがない。さくっと交換しましょう、というのが今回の記事なのですが…まあその、こういうこともありますよ的なオチになっております。


2015年6月8日月曜日

風光明媚な地獄を見れるグランフォンド飯豊を走ってきました。 2015


 はいどうも、漬物さんですコニチワー。

 今年も行ってきましたよ、グランフォンド飯豊。昨年は制限時間10時間のところを9時間ちょいちょいでなんとか走りきることができました。が、完走直後の私の乾きっぷりは一部では有名になってしまうレベルでして。いや本当にキツイんですよ、舐めてかかると。気象条件によるのでしょうけれど、下手な 300km ブルベ よりずっとキツいですからね?

 年々進化しているこの大会。164.4km の従来通りのグランフォンドに加えて、125.9km のメディオフォンドコースと言うのができました。本来なら、5月30日~31日に宮城400鳥海山の試走、13日は本番スタッフと思っていたため、今年はこの新設コースでの参加とさせていただきました。ひ、日和ってなんかないやい。


 前回の記事はこちら。マシントラブルはまあ仕方ないにしても、財布は持っていかないわ、補給食も持ってってないわ、今考えてみればほんっとうに準備不足。そしておそらく体力も脚力も不足してたんですね。だが今年の私は違います。ええ違いますとも。

 前回使用したロードですが、柳川サイクリング大会でまーた BB から出てるっぽい異音が発生しまして。実はペダルとクランクの接続部から出ていたというオチですが、イマイチ調子が良くありません。一方、通勤車両であるところのマチ子さん(FELT QX65 のフレームだけ残して後全部違うパーツになってる上に、最近26インチスリックタイヤになってTTバイクっぽいような外観になっている)の調子は安定的。メディオフォンドだし、ロードじゃなくてもいいんじゃないか、むしろこっちの方がウケる。26インチという径の小ささは山岳で有利だし、フロントトリプルだし…などと悩みに悩んだ結果、ロードにしました。グランフォンド飯豊だけは、持てる力と知識を全力投入せねばならんと言うことをすっかり忘れていました。鳥頭か俺は。

 ダイナパックアダプタを外し、サドルバックを装着。ツール缶に入れていたものをそちらに移動し、あたり前田のダブルボトル体制。フロントは etrex30、Cateye HL-EL420 と、BiCycle Club 6月号の付録の防水ポーチに医薬品と飴をモリモリにつめる。バックポケットにはゼリー状食品2包、えいようかん、シャモアクリーム。今回は危なげなく完走してやるぜ、と鼻息も荒く就寝したのでした。

 さて当日。


2015年5月26日火曜日

柳川サイクリング大会に行ってきました。


 はいどうも、漬物さんですコニチワー。

 本来ならランドネきたかんの 400km 走行会に出る予定でした。

 が、漬物家は1月からあまり休みを取れない状況が続いており、体力も限界と言うことで今回は DNS とさせていただきました。自治体が絡んだ大規模走行会なんて素敵だよなあと楽しみにしていましたが…残念です。

 ぽっかり空いた休日をどう過ごそうかなんて考えて居たら寒河江臥龍ライオンズクラブさん主催の「柳川サイクリング大会」と言うものがあり、当日受付でオッケーだという情報が入ってきました。

 や、せっかくの休みなんだから休めばいいんでしょうが、どうせ温泉行こうぜってな話もしていましたし、体調悪ければ出なくてもいいし、むしろ 50km くらいなら体動かしたほうがいい気分転換になるかもだ ― というわけで、お邪魔させていただくことにしました。


2015年5月25日月曜日

ミニベロに恋をした: 実走、そしてカスタマイズ沼へ…


 はいどうも、漬物さんですこんにちは。

 奥様用通勤車両兼お買いもの車としてよみがえった CX-203-16S。奥様からの評判も上々。さっそく「ノラ」という名前をいただいたようです。ミケ凪のインパクトがあったこと&雨ざらしのノラ猫状態で見つかったことからの命名です。

 小径車であるがゆえに登りはやっぱり楽みたい。下りもディスクブレーキがその性能をいかんなく発揮してるようで「不安なし」とのこと。これでボクの家庭内地位も少しは向上するってもんです。

 さて。

 自分で見出して、自分で直して…と手をかけたんだから、やっぱり自分でも乗ってみたいじゃないですか。500m くらいテストを兼ねてウロチョロはしたけれど、実際の通勤に耐えうるのか ― を試す機会がやってきたので、乗ってきました。

 ご存知の通り、私の通勤経路はそれなりの山を挟んで 20km ちょい。


 ミニベロで行ってみたいと思います。押忍。


2015年5月20日水曜日

ミニベロに恋をした:決算とおまけ


 はいどうも、漬物さんです。

 やー、とにもかくにも無事レストアが終わりました。素性は良いとはいえ雨ざらし長期保管なミニベロがかっちりきっちり走れる状態になったのは皆様のおかげでございますよ本当に。

 さて。


 じゃあ、シビアでリアルな「お金」の話をしましょうか…。



2015年5月19日火曜日

ミニベロに恋をした:レストアは最終回 ( レストア記8 )


はいどうも、こんにちは、漬物さんですイエーイ。

 雨ざらしでママチャリやルック車と十把ひとからげに並んでいた Progressive CX-203-16S と目があってからもう一ヶ月近く。いろいろな検討をし、いろいろな方からパーツ提供のお申し出をいただき、田植しながらフレームを磨いたりパーツの洗浄をしたりとシコシコシコシコ作業をしてきましたが、ようやく時は来ました。一気呵成に組み上げちゃいたいと思います。



2015年5月18日月曜日

ミニベロに恋をした ( レストア記7 )


 はいどうも、漬物さんです。
 ようやく、ようやく荷物を受け取ることができました。コンビニ留めを覚えてしまうと、対応できないところの通販はおっくうですね。会社からの距離も激増したこともあって、なかなか運送会社が動いている時間に家に帰れないというのが悩みのタネです。

 さて。
 今回着弾したのは

・ ディスクローター x 2


・ ディスクブレーキマウント x 2


さくっとつけちまいましょう。


2015年5月15日金曜日

ミニベロに恋をした ( レストア記6 )


 はいどうも、漬物さんです。

 このレストア記については書き溜めてからどーんと公開するスタイルをとっていますが、いいですね、書き溜めるの。いつもはだいたい、書くことが決まるとバーっと書いちゃってすぐ公開をしてしまうので誤字脱字が多いんです。読み返す機会や書き直す機会を設けると大分マシな感じですね。習慣化できるといいなあ。

 さて。
 そろそろパーツ単位の錆びとりとか注油とか修理だの移植だの…という作業は終わりです。
次は組み付けになるわけですが、私の場合、自転車修理や整備についてはドがつく程度の素人。超適当に、目についたところからやっつけちゃうというスタンス。
 ただこれは、無駄に時間ばっかりかかっちゃうんです。付けようとした部品を付けるために前につけたものを外したりとか、こっちを付けてからじゃないと作業しにくい!なんてことになるからですね。

 冒頭のブログの更新方式の話じゃあありませんが、だいたいこの順番で組み付けておくぞと言うのを考えておこうと思います。


2015年5月13日水曜日

ミニベロに恋をした ( レストア記5 )


 はいどうも、漬物さんですよ。

 ひょんなことから純正フォークを譲ってもらうことができて大喜び。これをフレームにジャキーンと差せば雨ざらしでぐだぐだになったサスペンションを使うこともないじゃんねーと嬉々としながらフォークに差し込んで気づく違和感。

 し、下玉押しが…ない…。


 ってことはお嬢様、今のフォークから下玉押しを移植せにゃならんということだ。専用工具を使って玉押しを外し、これまた専用工具を使って圧入しなければいけない。ど、どんだけお金がかかるんだと顔が青ざめる。

 いやだがしかし、サイクルベースあさひのリアル店舗でやってくれるという話も聞くぞ。悲観することはない。じゃあもう今日は酒飲んで寝ちまおう。明日明日。明日やろう。



2015年5月12日火曜日

ミニベロに恋をした ( レストア記4 )


 はいどうも、漬物さんですコニチワー。

 田植が終わりました。ざっと80反。仙台市規格の小学校80校分の敷地面積を田植したことになります。いやあ…半端なかった。これでも最盛期に比べれば2/3 くらいだそうですよ。怖いわぁ…。

 そうそう、ちなみにボクも田植機デビューいたしました。田植機の名前は WelStar =植えるスターだそうですよ。なかなか粋な名前でございますね。


 部品調達やゴールデンウィークを挟んですっかり状況は変わってまいりました。ちょいと部位ごとにやる事リストを作りましょう。


2015年5月11日月曜日

ミニベロに恋をした ( レストア記3 )


 はいどうも、漬物さんです。

 今回は、錆びとりがメインです。チェーンとディレイラー、ブレーキ、スプロケの清掃をします。チェーンはなおす価値があるのか大変微妙ですがね…。


2015年5月8日金曜日

ミニベロに恋をした ( レストア記2 )



 はいどうも、漬物さんです。
 ゴールデンウィーク中にレストア終わらせちゃうぞーなんて、そんなことできるわけもありません。漬物家においてはゴールデンウィークは田植えウィークです。ええ、私もいろいろな作業を経てついに田植え機に乗るまでに成りました。レベルアップです。

 それはさておき、レストアするにしてもなんにしても、現状把握をしなければなりません。5千円で引き取ってきたこの子が一体全体どんな状況にあるのか―それを調べるためにも洗車しましょう。


2015年5月7日木曜日

物置に自転車を置きたい。


 はいどうもこんにちは、漬物さんです。

 集合住宅から戸建に引っ越したんですが、ありがたいことに物置が標準装備です。遺品整理がてらいらないものを処分処分…とやってると意外にスペースが空きましてね。



 こりゃあ通勤車両置き場にするしかないでしょう、と一念発起。ホームセンターに行ったり設計図書いたりしながらじっくり悩んでみました。

 もともと物置には棚等々据え付けるための穴や金具があるのでこれを利用できないか…理想としては縦置きで、クランクで固定するというのをやりたかったんですけどねえ。物置金具のゆるゆるさとか材料として選んだ部材の強度的な問題等々があってあえなく撃沈。

 先人たちの知恵(※1)を素直にお借りして木材で作ればいいんでしょうけれど、木工は苦手だし工具もないし。苦手苦手言ってないでチャレンジしようかな、と思いつつ、物置を眺めていたらひらめきました。



 つるせばいいんじゃね…?


 ただ、単なる保管のためならそれもありでしょうが、日常的につけたり外したりしたいとなると、フック等々が必要になる。まさかこの金属部分にフックをぶち込むなんてのは避けたい。


 うーむ…あれ、この端っこってコの字型になってるのか。ってことは、木材をここに渡して、その木材にフックをつければ万事解決じゃん。フックでホイールに傷がつきそうな場合はテープ巻くなりビニールコートされたワイヤー使うなりすればいい。


 いろいろと計測の上ホームセンターへ。買ってきたものは


 30x40 の角材(ホワイトウッドとか書いてあった)2本。133cmに切ってもらいました。600円くらいだったかな。ほかにフックねじ150円と紐 3m 300円。ビニールコートのワイヤーは扱いが難しい上に、擦れたらワイヤーむき出しってのがいただけないということで、摩擦に強い布の紐を買ってまいりました。

 レッツ組立。


 ってほどのこともなく。前後の鴨居というか長押っぽいところに木材を置くだけ。金属の柱と木材の間に隙間が空いてしまうので、木材のきれっぱしを薄く切ってぶち込むと横方向に動かないのでいいですよ。


 仮組。強度的に問題なさそうだし、ひっかけるのもまあそんなに難しくなさそう。ただ、位置はもうちょっと前だなあ…なんて釘を抜き差ししながら調整調整。



 大体こんなもんかな?木材にフックねじをねじねじと入れ、紐を方結びすれば完成。外す時は、自転車の前輪を奥のほうにちょっと押してあげると紐が簡単に外せます。

 もういっちょ。


 と、あっという間に出来上がり。材料費 1,000 円で2台分のサイクルラック?が出来上がりました。突っ張り棒でもいいんでしょうけれど、物置の強度的におそらく持ちません。縦方向への加重ならつよいんですけどね。

 地震が来た時にどうなるかが心配ではあるものの、揺らしてみたら意外に安定してましてね。東日本大震災レベルでもおそらく自転車本体にはダメージは行かないんじゃないかな?

 身長が低い奥様にも使ってみてもらいましたが、まあ何とかつけ外しできるようで、結果的には大成功。物置のデッドスペースが広がっちゃいましたが、そもそも集合住宅に住んでいた我々にはあまり物置って必要ないのです。そう、ここは物置じゃない。サイクルロッカーなんだ!

 雨風はしのげるものの、あくまでも野外ということで、防犯上の問題はでてきます。
そのあたりは監視カメラと人感センサー等々でバックアップしておくことをお勧めします。ちなみにうちもやってます。


 そんなわけで、物置に自転車を収納したい!という人におかれましては、こういう手段もあるんですよーという参考記事でございました。以外にいいですよ、これ。


※1
自転車の縦置きスタンド自作
・ ロードバイク用ラックを自作した
・ 自転車縦置きスタンド 自作 1 木製DIY



(何日か運用してみましたが、全く問題なさそうです。しかし…どうせならこの物置自体を自転車関係の工具やグッズで埋められるといろいろな問題が解決するんだよなあ等々まだまだいろいろなものを調整しながら進める感じですかね。)

2015年5月1日金曜日

ミニベロに恋をした ( レストア記1 )


 漬物さんですどうもどうも。

 いやあ、引越すといろいろあるもんですね。

 ガソリンスタンドに行く途中に廃品無料回収をしてくれるところがあるんですが、自転車がいっぱい並んでるんですよ。ママチャリやATB、小径車などなど、まあその、いわゆる一般的な自転車ばかりが雨ざらしになってまして。

 こういうところにお宝とか眠ってたり…?とよそ見運転しているとカンチブレーキな昔のハードテイル MTB とかあったりする。へえほおふーん、とチラチラ見ていたら目の端に知っているロゴが映った気がしてですね。

 運転中の一瞬の出来事だったのでおそらく気のせい。しかしあのフレーム形状は…ってそんなおいしい話があるわけなんかない。見間違い見間違い、とスルーしてた訳ですよ。


 数日後。
 東北風土マラソンのお手伝いに行った時のこと。まるくまさんが出してきた自転車を見て電流が走りましたね。

(まるくまさん撮影。写真をお借りしてきました。)

 国産の、大阪の、杉村商店だっけ、の、PROGRESSIVE。独特なフレーム形状は確かにちらっと見たあの自転車だ。

 …なあんつってな?そんな都合よくここら辺クラスの自転車が雨ざらしになって一台 3,000 円くらいですよーなんて売ってるわけないじゃん。




 と、鼻息を荒くしながら無料回収してくれる例の場所へ。

漬物「すすすすみません、ここら辺の自転車って売ってもらえるもんなんですか?」
店員「ウレルヨーダイジョブヨー」
漬物「ワカターチョットミサセテネー」

 …明らかに外国籍なイントネーションだけどまあ何でもいい、とにもかくにも現車確認。えーと、ここらへんにたしかあったはずなんだけど、と探すこと数分。見つけた見つけた。確かにプログレッシブじゃないの!!


 ぱっとみた状態としては


・ チェーン錆びだらけで動かねえ
・ フロントサスのインナーチューブも結構な錆び
・ ブレーキシューはかっぴかぴ
・ ホイールには草だの虫の卵だの
・ タイヤ&チューブはもちろん腐ってるぽい
・ ケーブル類は完全にアウトくさい


 ものの


・ ラピッドファイアなシフターはバッチリ機能
・ フレームに錆はないように見える
・ なぜかトピークのビームラックがついている
・ ホイールの回転自体は問題なさそう



 という好材料もある。値段を聞いてみると 5 千円とのこと。うーん?うーん。うーむむむむ(悩


 さりげなーく大蔵省に伺いを立てててみる。


 何この好反応。ざっと見た限りやらなきゃいけないのは以下の通り。

1) 全体的に磨く(コンパウンド購入) ¥1,000
2) チェーン購入 ¥1,500
3) ケーブル(インナーアウター)購入 ¥3,000
4) 同ブレーキシュー購入 ¥1,500
5) チューブ・タイヤ購入 ¥3,000
6) 一般的なメンテ(注油等々) ¥0

 …アレ。1万円もかければ何とかなるか。BB 交換したって3,000円。本体込2万円あれば何とかなるねえ。この子、ディスク台座がついてるってのもポイント高い。

 
 ともあれ、自分のレストアスキルや知識がはたして追いつくのだろうかという不安はある。まあでも、夏休み(までに終わらせたい)の自由研究としては面白かろうし、いざとなったら某店にお願いしちゃうというフェイルセーフもある。問題ない。

 って言ってもさあ。夫婦それぞれロード一台ずつ持ってるし、通勤車両も一台ずつ持ってるわけで、いったい誰が何のために使うってのさ。無駄な投資になりはしないか―と二晩ほど悩もうと思ったら

漬物嫁「あたしのミニベロ、結局買うの買わないの?」
漬 物 「あっはい、かいます」

 心配はいらないようです。



 というわけで、休日をいただいた本日。札束握りしめてお迎えに上がりました。ご紹介しましょう、大阪は杉村商店が誇る Progressive CX-205-16S さん…あれ?




 203?なんじゃそりゃ聞いたことないぞ…と調べてみると 2008 年モデルらしいですね。1世代前。でタイヤサイズも 451 ではなく 406 のようです。


 元値が約 5 万円くらいと考えればえらく安い買い物ではありますがね。ちゃんとレストアできるかしら。まずは各部の洗浄とサビ取りが必要そうです。じっくり腰据えて行ってみましょう。まともに走れるようになるのかしら。


  うひー、手ごわそうだぞうコレ…


2015年4月30日木曜日

「峠」の選び方


 はいどうも、漬物さんですこんにちわー。

 自転車に乗る人が言う「峠」と言うのは、物理的な峠 ― 国道最高地点である渋峠とか、ヤビツ峠、大タルミ峠、暗峠。東北でいえば白布峠、R宮城でおなじみ才の神、鍋腰、山刀伐、二井宿などなど ― と精神的な峠、例えば、起床直後から次の行動に移るまでの辛く暖かく厳しい戦いであるところのおフトゥン峠をはじめ、空腹時に見かけるとなかなか越えられないレストラン峠とかいろいろありますね。

 どちらの峠も物理的体力的精神的につらいのですが、すべてのランドヌールを苦しめる(というと語弊がありますが)峠があります。ご紹介しましょう。「信号峠」です。

 どんなコースを走ろうかなあと思ったときに、私のような貧脚サイクリストが悩むのは

・ 物理的な峠をとるか
・ 信号峠をとるか

 です。自転車を楽しむことがメインである時にはどちらでもいいんでしょうが、ジテツウするぞーという観点からは、これは本当に悩ましい問題になります。

 メインはあくまでも「会社で仕事をすること」であるので、ジテツウコースに求められる要素は以下の三つである、と思っています。

1) 安全で、
2) 遅刻の心配がなく、
3) 仕事の体力が残る事

 物理的な峠を選択すると1と3が危うくなりますね。登りはまあともかくとして、下りはやっぱり危ないです。体力を削った後の下りならなおさらですし、ウェアの汗もひどいことになるっていうのがなあ…。

 じゃあ、信号峠を選択する…と1と2が危うくなります。信号が多いところは交通量も多いし、当然渋滞の可能性が高い。人も車も多い時と言うのは、こちらがいくら気を付けていても貰い事故をする可能性が高く、安全の担保がしにくいわけです。

 どれもこれも完璧なコースなんてなかなかないので、ルートラボやグーグルマップと首っ引きしながら、なるべく車どおり・人通りが少なく、平地で、信号がないルートを試すしかありません。

 我が家から弊社までのコースを引いて、実際に走ってみました。信号峠コース、物理峠コースで距離は誤差の範囲くらいしか変わりません。

■ 信号峠コース


 1 時間 2 分 55 秒かかりました。平地ではあるものの、意外に獲得標高はあるみたいですね。気づかないくらい地味なアップダウンと信号峠はなかなか足にも精神にも来ます。特に街中はホント怖い。歩行者と自転車が怖すぎる。自動車からはわかりませんが、自転車に乗ると「歩行者と自転車は意外に無軌道な動きをしている」というのが身にしみてわかります。自分も気を付けないと…。


■ 物理峠コース


 何とこちらは 52 分 31 秒でクリア。物理峠のほうが 10 分も短縮出来るだと…?うーむ。冷静にアップダウン(上記図の緑部分)を見ると、ドカーンと峠はあるものの下り基調。獲得標高も実は信号峠コースの 70% くらいしかありません。実際、疲労度もこちらの方が少ないんですよね。
 実際に走ってみるまでは、物理峠の方が体力は奪われるし到着時間も遅くなるだろうしなあ、と思っていましたが、実際にはまったく逆の結果になりました。やってみないとわからないもんですねえ。

 上記二つの結果は会社に「行くとき」です。復路は実は逆の結果が出ます。というのは、物理峠コースの渋滞は結構なもので、下りですり抜けるのはちょっと危ないがゆえに停車時間が多くなり、到着時間はかなり遅くなるんですよね。
 しかし、信号峠コースの復路もタクシーだバスだとかなりカオスな左車線とちょっとした渋滞がついてきます。人も多いし自転車も多いため、安全面の担保が難しくなってきます。うーん、困った。

 もう一つくらいコースは引けるのですが、かなり遠回りする羽目になるんですよね。だがしかし、安全には変えられません。何峠を越えれば安全なジテツウができるのやら…というのを模索しながらと言うのも楽しいものかもしれません。

 今回のルート作成で信号峠の恐ろしさは良くわかりました。fleche やブルベ、サイクリングやポタリングをする際に「物理的な峠は信号峠より怖くない場合もある」というのは念頭に置いておいてもいいかもしれませんね。さて、ルートラボ起動しよう…。




2015年4月27日月曜日

東北風土マラソン参加の皆さんお疲れ様でした。


 はいどうも、漬物さんです。
 先週の土日は「東北風土マラソン」のお手伝いに行ってきましたよ。


 こう見えても私もランナーだった時代がありまして、いろいろな大会に行っては主に最後尾をちんたら走っていたものです。最後に出たのはさくらんぼマラソンだったかな?蔵王高原マラソンだったかな?

 最後尾っていうとだいたい、回収「車」のイメージなのですが、今回は道幅の関係上なのか、排気ガス的な観点なのか自転車で先導&最後尾をすることになっているとのこと。じゃあじゃあ、ということでフルマラソンの最後尾を志望しました。

 最後尾はつまり、DNF した人の世話だったり、倒れている人や調子悪そうな人の介抱・連絡だったりするんでしょう。また、速度は時速 4km くらいで推移する、となるとロードで行く必要はなさそうです。通勤車両に薬や無線などなどを乗せるため積載量を増やせばよかろう、と判断し、通勤バイクにフロントバッグを付けてみました。



 ダッサ…ま、まあしかし、今回はかっこよさとか性能とかではなく、下手すれば人命にかかわる可能性だってあるでしょうから、多少のアレさ加減は置いておきます。まあ、見慣れてくるとちょっとかわいい気もしてきましたし。

 奥様は同じく通勤用MTB。荷物は私と共通化すればいいだろうといつもの装備のまま。


 そして前日。スタッフ打合せのために長沼フートピア公園で待ち合わせ。ふたを開けてみると、私は 3kmレースの先導&ハーフマラソンの最後尾、うちの奥様はフルマラソンの最後尾という配役になりました。無線機を渡されいろいろと打ち合わせた後、コースを試走。









  去年は長沼を一周できるコースはなく、折返しで対応したそうなのです。今年は新たに道が作られ、沼をぐるっと一周出来る全長 21km ジャストのコースができたとのこと。素晴らしい。道はきれいで沿道の草木も満開。地味なアップダウンと曲がりくねった道が時折絶景を隠し、その坂を登れば・その道を曲がれば絶景が広がるといったちょっとしたサプライズがあるコースです。

 とはいえ、何も考えずに走るとミスコースしそうになるため、明日の朝もう一度走ろうということになりました。


 そして よが あけた



 朝0600時集合。いそいそと愛車の準備に取り掛かります。フルの先導はロードじゃないと絶対無理なので、一番若くてテクニシャンな左の彼が担当します。スタンディングスティルからバック、バニーホップからウィリーとなんでもできる変態さんです。

 ハーフの先導の O さんは特性ミニベロロード。少しだけ乗らせてもらいましたが、真面目に走れば真面目に、緩やかに走るなら緩やかに応えてくれる面白い子です。

 僕ら最後尾班は前述のとおり…なんですが、3km レースって中学生高校生が本気で走るんですって。私の通勤自転車はちぎられるんじゃないかしら…という不安を抱きながら各々配置につきます。



 中学生高校生の群れの前にちょいーんと居ります。親御さんや応援団の熱い視線が通り過ぎることにいたたまれなくなって撮影に逃避するなど。


 なお、3km レース参加者さんが見つめる目線がこちら。なかなかこういうの、見れないよねえ。などとへらへらしていたらカウントダウン開始。うわわわわわ、とスタート。



 3km は折り返しレースなので 1500m 走ればよいわけです。今回は1位の子がぶっちぎりでしたね。つかず離れずの距離を保つように気をつかうつかう。進行方向は一緒でも、同じラインを踏まないようにしなくちゃいけないし、先行しすぎても先導の意味がないし。走る人の邪魔にならない距離・ラインってどこなんだろうと考えながらやったつもりなのだけど、うまくできたのかなあ。

 このまま私は引き続き、ハーフマラソンの最後尾につきます。


 前半最後尾だからと言ってそのまま最後尾になるとは限らないわけですよ。この女性二人はおしゃべりしながらすいーっと順位を上げていきました。恐るべし。


 お友達同士の参加なんでしょうかね。だいぶお疲れだった模様。「うーわ、また坂だしww」なんて笑ってましたね。


何のコスプレなんだろうなあと思ってたらちびまる子ちゃんだったんですね。不屈の闘志であきらめないナイスランでした。

 応援の方々もたくさん出ており、私設エイドもできておりました。お兄ちゃんもあがいんあがいん(※ あがいん→食べていきなー)と言われたので草餅、あずきはっと、漬物、パンケーキなどなど頂きました。めっちゃくちゃ美味しかったです。はっと汁もあるよーと言われたのですが、美味しくいただいているうちに最終ランナーを見失いそうだったのでお礼を言いながらお断り。食べたかったなあ…。

 

気温はいい塩梅を通り越して暑いくらいになりましたが、こんな格好で走るフルのランナーさんたちがハーフ最後尾を通過していきます。コスプレしてる方はたくさんいて、写真を撮りたかったのですが、私の位置ではあまり見れないんですよね…。

 最終的にハーフの最終走者は「実は昨日、靴からウェアまで昨日揃えて参加することになったんですよ…」といういろいろと”ワケアリ”のお方。関門上は記録には残らないのでしょうけれど、きちんと認定外完走。そのガッツと言うか、大人の事情は聴くも涙語るも涙でございました。サラリーマン大変。


  いったん本部に戻って、おひるごはんタイム。せっかくの風土フェスティバルですから、焼いた鳥がとても香ばしい鳥丼と木の芽のおいなりさんをいただきご満悦。なぜ写真撮らなかった俺氏…。


  後半のお仕事は最終エイドのヘルプ。立哨員の方の様子や補給状況を見に行ったり、応援したりしながらランナーたちを迎えます。すると…


  フルマラソン参加者である美しい町娘登場。左の方はランニング用シューズでしたが、左の方は下駄。「鼻緒が切れなくてよかったですぅ」とおっしゃってました。写真撮ろうとしたら「あらやだ裾の乱れが…」などとセクシーなことをおっしゃってたので、成れてる方たちだったんでしょうなあ。いやはや、凄いすごい。

 ほか、写真を撮れませんでしたがフルアーマージバニャンとか、ある意味フルアーマーなシャンペン瓶コスプレの人とか飛脚だの侍だのが通り過ぎて行きました。コスプレしてサブ4とか凄すぎて唖然としちゃいますよ。

 すべてのランナーの通過を確認した後、コース上の距離表示板やテントの撤収を行ってひと段落です。

  ちょっと時間が空いたので日本酒を買ったり果物を買ったり後片付けをしたりしているとあっという間に閉会式も終わり。我々の任務も終了となりました。


 自転車部隊で記念写真。いい絵です。


 いやあ楽しかった。無線でひっきりなしに流れる情報を聞きながら、マラソン大会の裏側では本当に多くの人たちが、想定内外の問題を即座に判断したり敢えて判断せず保留にしたりしながらランナーやその家族が快適に楽しめるような苦労をしてくださってるということもわかり、本当に頭が下がりました。

 自分もその一端のお手伝いができたこと、本当にうれしく思っています。いい経験をさせてもらいました。せっかくの自転車趣味。自分の為だけじゃなくて、少しでも人のために乗れるってのもいいもんです。まだどこかの大会のお手伝いしたいなあ。



2015年4月23日木曜日

【スタッフ日記】 BRM419 宮城 200 七ヶ宿


 はいどうも、漬物さんです。
 今回の宮城ブルベは宮城県角田市から山形県は白鷹町まで行って帰ってくる往復コース。桜は見ごろを迎え、飯豊連峰の残雪と山肌のコントラストが楽しめるお花見ブルベなのであります…と聞くと楽そうでしょうが、地味なアップダウンの連続、二井宿や白石のガツンとした登り、高度差に伴う寒暖差、補給ラインの確保の難しさという面もある、走りごたえのあるコースでもあります。

 宮城ブルベでは初の3ケタを超える参加者数となったこと、初参加の方も多かったことを勘案し、私は実走ではなくスタッフに回ることにしました。

 流石にスタートから張り付いていても仕方がないので、約 100km 地点の PC2 から最後尾を把握しつつの追走。オープンは 08:54 ですが、いやまあ、1100 時くらいに到着すればいいんでないかなーと思ってたんです。

 が、フェイスブックだのツイッターだのみてると PC1 についたーなんて報告が想定より早い早い。聞けば追い風もあり、ブルベ的好天(晴れすぎない曇り空)にも恵まれたとのこと。こりゃあイカンと車を飛ばして到着したのは 1030 時。




 おおう…人多すぎワロタ。
 まずは店長さんにごあいさつ―と思ったものの、ランドヌールの他にも通常のお客様とでレジは大混雑。落ち着くまで待ってようやくお話しできました。

 参加者の皆さんは思い思いのスタイルでそれぞれ必要なものをほおばっており、特にトラブルらしいこともなく。ただまあ、ちょっとスペース占有しすぎだよなあとは思いました。ウェーブスタートは真剣に考えなくちゃいけないかも。

 わざわざ私を探してくれたみつるさんをはじめ、ブルベ常連の方々、きまぐれ Shift のメンバーやお世話になっているベルエキップでご一緒させていただいてる皆さんなどなどとお話ししつつ、緩やかに最後尾を待ちます。






 今回のブルベは多様な車種でご参加いただきまして。もはや定番・名物化した K さんのオーディナリーをはじめ、何でもできちゃう N さんのバンブーフレーム、リカンベント、ファットバイク(というカテゴリでいいのかな?)、クロスバイク…とさながら品評会。こだわりのパーツやらなんやらをじっくりと見せていただきながら同じくスタッフの S 先生と歓談。



 これまたいつもの最後尾の方(ブルベを満喫する派の方。今回も観光にお風呂にと楽しまれた御様子。)を迎え、次の PC に緩やかに移動します。


 さて、近くには高畠駅。運転しなくていいならまっすぐ高畠ワイナリーで試飲しまく理たいところですが、実は駅には太陽館という温泉が併設されています。昔うちの兄貴に連れられてきて知ってるんですよ…と言うわけでそちらに向かいます。

 が、冷静に考えてみるとお風呂に入ってご飯食べて…遊んでる時間無いじゃない。泣く泣く駐車場から車を出します。

 時間は1340時ごろ。ランドヌール宮城のメールを確認すると既にゴールしてる人がいるとのこと。へ、変態だー!


 宮城県に入り、湯原温泉後のところにある看板のところで参加者の皆さんをパチリ。



 適当に声掛けしながらゆるゆると PC3 へ向かいます、が、謎の眠気に襲われて危うく事故りそうに。PC3 にこっそり駐車して 30 分ほど仮眠をとりました。



 実は直前に「道の駅は人出がかなり多いため、車止めより店側に自転車で侵入しないでください」という依頼がありました。微妙にコースが変わりましたが特に混乱もなかったのは本当に僥倖でしたね。皆さんのご協力に感謝です。

 同じくスタッフのちゃりけんさんYO-TA さんとおしゃべりしつつ参加者を待ちます。ニューマシンで初参加された自転車を見ては「これは真っ先に外されるね」「あー、コレも変更になりますよね」なとど勝手に脳内カスタマイズをしてみたりと楽しい時間はあっという間。

 そろそろ最後尾かなー…と考えつつも、いい加減食事をとろうと道の駅へ。参加者から「食事のオーダーは1530時までなんだって」と教えられてまたくいっぱぐれ。

 パンクトラブルで最後尾になった方を送り終えて、すきっ腹を抱えてゴールへ向かう…途中のコンビニでたまらず生姜焼き弁当。うーん、せっかく遠くに来てるのに結局コンビニ飯かあ。



 ゴールにつくと、おお、ランドヌール宮城ジャージの原案が飾られてるじゃないの。良い色味だねえ…なんてのを見ながら代表やスタッフの皆さん、参加者の方々と歓談。S さんのPBP資料だのメダルケースだのを見ながら、うーん、ちゃんと走り切れるように身体を造らなくちゃなあと決意を新たにしたり。

 最後尾がゴールしたのは1900時くらいかな?制限時間より早く店じまい。事故もなく、トラブルもなく、ランドヌール宮城の今年度初運営は恙なく終わったのでした。

 さて次は BRM509 の物見山 300 です。実は、真夏に夫婦で試走してみたところ 27 時間かかりました(笑)。アップダウンが足と心をがりがり削りますのでお気を付けくださいな。私は田植対応なのでスタッフとしても実走者としても参加できませんが、こちらも間違いなく楽しいコースです。ぜひぜひ万難を排してご参加くださいなー。