2014年11月25日火曜日

続:ジテツウ/ブルベ用ライト考


はいどうも、漬物さんですこんにちわ。
ブルベシーズンも終わり、そして始まり、今期の計画や冬のボーナスの使い道にうんうんうなってらっしゃる方も多いと思います。


今のところ、うちの子のブルベ装備は大体固まってます。荷物多すぎと言うのはありますが、んまあ、それでも 550km は走り切れてるので合格圏内だとは思うんですよね。

前回のブルベで困っちまったのは…ライト。メインライトである中華ライトはその爆光をいかんなく発揮し、コストパフォーマンスの素晴らしさをいかんなく発揮したにも関わらず…安心の日本製であるところの GENTOS 謹製 SF-353x3、同 NEXERA 905D、が困りもの。ただの重量物と言っても過言じゃねえよと言う状態に陥ってしまいました。

GENTOS SF-353x3 は光量、持続時間とも素晴らしいのですが…振動が加わると消えるという悪癖があります。対策として電池ボックス内部に銀紙を押し付け電池がぶれることを防いだつもりではあったものの、ダメでした。

同じく GENTOS のフラッグシップモデル(当時)であった NEXERA シリーズの 905D。カタログスペックは 280 ルーメンが 14 時間点灯出来るうえに単2電池2本という入手性の良さ。ブルベのメインライトにならずして何になるんだ!と期待していたのですがこれがまあ、暗いこと暗いこと。ぜーんぜん明るくない。電池交換直後はおおっと唸るほどの光量ですが、1時間もたつとついてるんだか消えてるんだかわからない状態。カタログスペック 200 ルーメン 12 時間である SF-353x3 に比べても暗い。そして重い。「ジェントスルーメン」という言葉の意味を身を以て体感したのでありました。


と、いうわけで、ライトをどうにかせにゃならん(鼻息

中華ライトをもう一灯用意すればええやん、という話ではあるんですが、アレはバッテリーライトなのですよ。バッテリートラブルがあったらアウトなんですよ。もっと言うと、バッテリーに頼らない、コンビニで入手できる電源を使えるライトが欲しいっていうことです。

あるいは、小型バッテリーでランタイムがそれなりに長いライトを買っちゃうという手もあります。コストはかかるでしょうが、バッテリーが小型なら持ち歩くこと自体はさほど問題ではないでしょう。すくなくとも、単二電池を2個抱えながらブルベを走るという事よりは現実的。

もしくは、ハブダイナモ&ライトにしちゃうっていう計画。これは初期投資は高いものの3年くらいのスパンで見れば一番安全安心高利回り。

さてさてさぁて、一つ一つ検討して、現実的なお話をしていこうじゃないの。

■ 中華ライト増設案A

中華ライトというのはつまり、このシリーズのこと。




某メーカー品のパクリなのか、技術流出なのか、品質検査ではじかれたやつなのかはわかりませんが、とにかく安くて明るい。ローモード(300ルーメン…くらい?)で 16 時間とか平気で持つ。ただまあその、ライトの品質の問題なのかバッテリーの品質の問題なのかはわかりませんが、予備バッテリーと相性問題が発生することもありますので購入は自己責任でどうぞ。

でまあ、これをもう一灯装着して、バッテリーも4つくらい用意して…って普通に重いでしょうよ。ただでさえ現在の装備が重い重いって言ってるところにさらに重量増やしたくないです。
じゃあ…ってことで

■ 中華ライト増設案B

ライト本体の重さは問題にするレベルではないのです。バッテリーが軽ければいいんでしょ。ということはつまり、いつも持ち歩く必要のあるバッテリーから給電できればいいじゃない、ということで、こちら。



いわゆるモバイルバッテリーから給電できればいいんですよ。どうせ持っていくんだから。
ただまあ、一個しか買ってないので何とも言えませんが専用バッテリー型に比べると若干暗い気がしますね。気になるランタイムは 10000mAh をローモードなら優に20時間以上。但し、ハイモードは6時間程度な感じでしょうかね。
性能的には申し分ないし、コンビニに行けばすでに充電してあるモバイルバッテリーを入手できることもあります。そう考えればアリっちゃアリ。ただ、何かあった時のための連絡手段である iPhone の非常電源を消費しながらの旅ってのはスリル満点です。うーん。

■ ちゃんとしたライト増設案

まあね、コストパフォーマンスだけ追い求めてないでまともなライト買いなさいよアンタという声が聞こえてきそうです。はい、となると今アツいのは Cateye の VOLT シリーズでしょうねえ。高い高いと思っていましたが、予備バッテリー付きで今やこのお値段。



 これでいいじゃねえかwww と思わず草も生えようってもんです。小型かつ軽量なバッテリー、あふれんばかりの使用レポ。安定性もバツグン。これ以外の選択肢なんかあるの…と言われちまいそうですが、うーん、食指が動かない。

 600km を 0500 時スタートと仮定した場合、灯りが欲しくなるのは 1700 時~0500 時、翌1700時~2100時までの計 16 時間。カタログスペックを信用すれば、VOLT300 のノーマルモード(100ルーメン)で 8 時間、予備バッテリーで 16 時間持つ計算となりギリギリクリア。しかし、100ルーメンか…。メインライトにはなりえない感じでしょうね。また、カタログスペック通りの点灯時間になる状況で使うわけもないので、これはアカン、と言うことになります。んまあ、VOLT 700 の電池を 300 にぶっこめばおそらくイケるのではないでしょうかね。


 いやいや 18650 電池を使うやつってのはどうなのよ…と言いたいところだけど、今から揃えたらそれなりの出費になっちゃうし海外通販になることもあって二の足を踏んでるところ。自転車系海外通販やってるやつが何言ってんだって話もありますけどねえ。

 さて困った。
 こうなると、やっぱりコンビニで手に入る電池で何とかしのげるもののほうがよさそうだ。

 定番の GENTOS SG-355B や SG-325 を使うべきか?GENTOS で懲りたのにまた GENTOS に戻るのもやだなあ。

■ GENTOS 回帰

 いやまあ、SF-353x3 は接触トラブルさえなければ文句なし、私の中ではダントツ1位の使い勝手だったんです。だからと言って買い足したくてもすでに販売終了しています。後継は NEXERA 903D ってことになりますか。んんんんんん。NEXERA シリーズは私の中じゃあ地雷なんだけどなあ。でもまあ、SF-353x3 より短いし、電池1本少なくて済むのに同じランタイム。カタログスペックは優秀。そうなんだよなあ GENTOS はさあいつもこう期待させといていざ使ってみたらダメっていういつものパターンじゃんなんで俺ぁ学習しねえのかなあもう悪い女につかまったようなもんだよなあ(嘆息

 いや待ておちつけ。901D ってのもあるけど単4 かあ。うーん、ハブライトに CATEYE の HL-EL340 をハブライトに使うつもりなので、ここは 903D でいいでしょう。今のところ第一候補としましょうか。じゃなければ、SF-353x3を何とかなおす、っていう。これは私の能力の範疇を越えてるんだよなあ…やってはみますけど。

■ ハブダイナモ&ライト

 じゃあそもそも、電池のことを考えるのをやめようぜ、ってのがハブダイナモホイール&ライトと言うソリューション。お金さえかければこれがベスト。ただねえ…スポーツ用のハブダイナモ系のパーツって流通があんまりされてないのよね。

 ホイールはハブダイナモ買って手組になるでしょう。

 ライトはまあ、国内であればマグボーイ(1,500円ほど)とかウルトラレーザービーム6(2,000円くらい)とかになるでしょうが、おそらく満足できない。かといって、Supernova E3 Triple なんて買おうもんなら2万8千円。Luminox だってなんやかやと8千円は吹っ飛ぶ。

 そも、DNF 率が高い私が足に負荷をかけて灯りを得るってのは戦略的に間違っている気もします。アカン。まあでも、いろいろ調べはしたのであとでまとめて記事にします。お試しだけなら2万円くらいで何とかなるでしょうけれど…だったら VOLT 700 を2本差しにしますよあたしゃ。

 

 と、今日はここまでとしましょう。
 自分の目的にとって費用対効果が高いものを選定する作業は楽しいんですけど、疲れますね(苦笑)。お勧めのライトやソリューションがあったらぜひ教えてください。


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