2014年7月24日木曜日

BRM719 宮城 600 宇都宮往還 結果


 はいどうも、漬物さんですコニチワー(壊

 あれからもう 4 日たったのか…まあええ、はい、皆様の予想通り、DNF でしたよ。笑ってやってください。しかも PC8 で2分のタイムアウト(爆笑)。もうちょっと気合い入れれば余裕で間に合ったはずなのにねえ。

 写真を撮る余裕なんざありませんので、今回は写真なし。反省点をもろもろあげていき、次回の…あるいは、これから 600 に挑戦する方の攻略の糧になれば幸いです。

1) 装備

 a) 重すぎというか、バランス悪すぎ。
 Dynapack DX と荷物だけで 3.5kg あったもので、後ろに引っ張られる様な感覚がすごくありました。対して、フロントの荷重はあまりなかったのでものすごくバランスの悪いことに。激坂では一瞬ウィリーして死ぬかと思いました。Dynapack DX が悪いわけではなく、荷物の振り分けをしていなかったことが敗因でしょう。フロント周りへ重量物を移動できないかを検討する必要があります。

 b) メインライト意外暗すぎ。
  中華ライトは素晴らしかった。走る直前にみずさんから庇を譲っていただいたんです。これが超が憑くほど素晴らしい。300ルーメン(最弱)でガンガン明るい。今度お礼持っていきます。
  SF-353X3 は振動ですぐ消えました。単なる重量物に成り下がりやがったので、ブルベではおそらくもう使いません。NEX-905D は微妙な明るさ。280ルーメンってほんとかよ?SF-353X3より暗いぞ?足元ライトとしては良いけれど、だったらCATEYEで十分。

 c) 乙女スプロケ活かせなさすぎ。
  結果から言うと、歯数を増やしたのは大正解でした。超楽チン。ので、押し歩く必要なんてなかったんですよね。にもかかわらず、脚を温存させようと結構歩いてしまいました。どうやら自分は、登るときに使う筋肉とのぼりを押し歩くときに使う筋肉が同じらしく、左足が早々に死亡してしまいました。「辛かったら休む。疲れがとれたらサドルにまたがる。」という方法のほうが、私の筋肉には合ってるようです。性格的には歩きたいんですけどね…。

 d) フラットペダルのデメリット。
  フラットペダルはすごくいいんですよ。今回も痛くなった脚をかばうように踏面の位置を換えたり角度を変えたり自由自在…のは良いんですが、片足が完全に死亡してしまった場合、漕ぎ続けることができなくなります。左足が死んでるときに、右足で分でも、下死点までは回せますがそのあとが続かない。さて、これをどう打破するか。ビンディングに戻すことも検討する必要があるかどうかわからないので、これはアレだ、堂城先生に直接聞くことしましょう。

 e) レーパン

   大失敗。ルコックの安いレーパンを穿き、その上からビブショーツを穿いていたが、ルコックのはこう、メッシュ状の布地だったため、皮膚を激しく攻撃。そのため、PC2 あたりで脱いで、ビブショーツの上から穿きなおした。かっこ悪いし、さほど効果的でもなかった。長い距離でパッドを2枚にするのであれば別の手段を講じるべきだった…大反省。じゃなければもともと厚いパッドのモノを用意するべき。


2)GPS

 a) ウェイポイント
etrex30 では、一つのファイルに登録できるウェイポイントの上限数は50です。私は40ずつに分割してファイルをつくり、etrex30 にいれておきました。

  …なんてドヤ顔で語っていましたが、ごめん、これはもうちょっと検証します。というのが、今回 160 ポイントくらいのウェイポイントを登録したんですけどね。見事にバグりまして。「次のポイントがどこか」と「次のポイントまで何 km か」が表示できなくなっちゃったんですよ。これはどうしたことだろう。100 程度なら上記引用部の方法でうまくいったのに…。

 b) ミスコース
  ミスコースの回数は全部で 8 回。一番長くて 700m くらいなのだけど、うーん。これについては、etrex30 には無いと思われていた「オフコースアラート」で対応できたらいいな。これは検証後、記事にしますよ。


3)休憩&睡眠

 a) 休憩
  これはもう、意図通り。後半、本来なら休むところではないコンビニで雨宿りなんてこともあったけれど、補給やトイレに困ることなく、事前計画通りに用事を済ませることができたのは大変行幸であった。しいて言えば、前半はもう少しレストポイントを減らすなり自販機に切り替えるなりしてもいいかもしれない。連続して乗るのは 40km くらいまでが私には合ってる。ケツの痛みにも効果的。

 b) 睡眠
  大失敗。日光杉並木キャンプ場で寝ようとしていたのだけど、眠気が予想以上に早く来てしまった。おりしも雨で、路面はぬれている、が、とにもかくにも寝なくっちゃ駄目だ…とコンビニの裏に横になったのが1回目の睡眠。地面は冷たいわ、ちょうど入荷の時間だったらしくトラックはドタバタうるさいわ、風が体温を奪っていくわどうしようもない。
  30分ほど目を閉じて横になったものの寝た気はしない。そこからだましだまし走って仮眠すること実に3回。計4回、1時間15分を仮眠に使ってしまった。一番寝れた!と実感できたのは屋根付きベンチ付きの高級ホテルのとき。たった15分の仮眠なのに、ここではスカッと起きることができたし、痛みの回復すらできた…というわけで、寝る場所や状況の確保は速めかつ適切に行わないと、無駄に時間ばかり使ってしまうということになるという教訓は獲れた。これがなければ完走できてたよなあ。


4)肉体

  a) 膝と太もも
   悪くなかった。途中かなり痛かったが、漕いでるうちに違う部位に痛みが移って行ったので特に問題はない。ビンディングではなかったからというのも大きな理由だろう。とはいえ、膝は常に私のウィークポイントであるので、レッグランジ、レッグエクステンションを継続的に行って対策していく。

  b) 足首
   右足首が爆発した。こうならないように、起きたらすぐに足首のストレッチをしていたのだが…。おそらくかなりアンクリングしているのだろう。ストレッチは継続し、ペダリングを見直すべし。こんな方法が良いらしいので取り入れる。

  c) 腕
   主に左上腕が逝った。痛む右足をカバーするために左腕でバランスをとったのかしら。これが疼痛をともない、ブルベ後に非常に苦労させられることになった。ポジション的な問題、ということもできるが、おそらく痛むところを何とかしようとした軋轢から生まれた痛みのはず。なぜなら、那珂川300、宮城300、宮城400で出ていた小指のしびれが今回は皆無だから。
   腕立て伏せだよね。ゆっくり10回1セットでもいいからつづけましょう。

  d) その他
   あとは被害が軽微。これについては本当にありがたかった。上述の4つの部位を中心に、体幹を意識して鍛えて行けば、DNF 確率はぐんと下がるはず。


5)補給

 a) おクスリ
  今回のドーピングはすごかった。携帯用QPコーワ i、太田胃酸を毎食後。簡易レモン塩はいかんなく効果を発揮して結局一回もつらなかった。2RUN をまじめに飲んだ性でもあるかもしれない。
 胸焼けにも苦しむことなく、栄養切れなシーンはほぼゼロ。ただまあ…40時間で9包くらい太田胃酸を、同じく 10 粒くらいQPコーワ i を飲んでたけど、副作用とか大丈夫なんだろうか。今更ながら怖いわあ。

 b) 御飯
  太田胃酸のおかげで結構いろいろなものを食べることができました。味噌おにぎり、卵丼、サンドイッチにウィンナーパン、レッドブル、コーヒー…好きなものを飲んだり食べたりしても胸焼けの心配をしなくて済むというのは画期的でした。さすが「イイ薬」です。
  失敗した補給と言うのもないですね。後半に食べられなくなってるのは相変わらずではあったものの、無理やり食べても太田胃酸があれば何とかなる、と言うこともあって、結構食べ続けました。んまかったです。




 善きにつけ、悪きにつけ、反省点はここらへんでしょうか。上記で触れていないのは精神力くらいなもんです。これをどう鍛えるべきか…ヨガとか座禅とかそういう問題じゃないでしょう。

 後半は、自転車に乗るのが嫌になるんですよね。景色なんかそんなにそんなに見るような余裕はないですし、ケツが痛いの足が痛いの眠いのとサドルにまたがることによるネガティブなモノしかないんだもの。それと上手く付き合っていくか、それらをえいやあと排除できるような何かを見つけないといけないんだけど…うーん。

 奥さんに電話するという手もあるのだけど、里心がつくことが前回の 600 で判明しているのでこれはちょっと手段としては NG 。なんかいい手、ありませんかね。



 と、だらだら書いてきましたが、得るものは大きかったし、成長するための糧を得ることもできました。AJ宇都宮、ランドヌール宮城のスタッフにおかれましては本当にお疲れ様でした。また、ありがとうございました。また来年、リベンジに行きます。去年は 300km 弱で DNF 、今回は 550km まで近づけたんだ。来年は絶対に、走り切って見せますよ。

2 件のコメント:

  1.  多分であるが、DNFの直接の原因の分析を行う。前回は、スポーツよーかんが、胃に負担をかけた。今回は、スニッカーズが胸焼けを起こさせ、よっちゃんイカが歯にはさまったせいだと思われる。
     次は、コース上で鍋焼きうどんを振舞おうと思う。

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    1. 太田胃酸という神がおられるので問題はないのですよふへへ。差し入れありがとうございました!おかげさまであそこまで走ることができましたー。

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