2014年3月31日月曜日

【続報】中華ライト そしてバッテリー選定

 はいどうもこんにちわ、漬物さんですどうもどうも。
先週のBRM322埼玉300 アタック那珂川なブルベの最中、二人同時にこと切れたと思われる中華ライトに関する続報です。結果から言うと、ライトが壊れたわけでもなく、充電池がアレになったわけでもなく、単なる充電忘れという結果になりました…スミマセンデシタ。



 私と彼女のライトは微妙に製品は違いますが、まあ、代替に多様なもんです。充電池は共用できるタイプなので、満充電からの放置、放置からの電源オンから電源断までの電池の減りがほぼ一緒だったってだけのようですね…。



 付属のバッテリーは、私のタイプで8時間程度、奥様のタイプで12時間程度となります。
バッテリー一個で一晩と考えれば、まあうん、たいていのブルベでは問題なさそうですね。二晩を超えるブルベ、つまりは、600km 以上の場合でも、予備バッテリーを買っておけば何とかなるでしょう。



 そこで予備バッテリーなんですが、これがまた何とも言えない感じでしてね。ちゃんとしたバッテリーが欲しいと思った場合は、いっそライトごと買ったほうがいいかもしれません。一応売られている予備バッテリーを買ってはみたのですが、これはライトにつなげても電池残量インジケーターは常に赤&一番最低の光しか出せないという代物。モノによってはインジケーターが緑赤緑化とてんめつしまくるという非道い代物です。三つ買って三つともそうでした。



 ただし、この予備バッテリー、最低モードで光らせることさえできれば12時間以上持ちます。徐々に光の量は落ちていきますが、完全にライトが消えるまで20時間かかったことがありますので、そういうのをお求めの方には逆に好都合。二晩のナイトランならもう一個バッテリー持っていかなくても、サブライトを持っていけば済むというのはメリットではあります。



 いやいやまてまて、まともなバッテリーねえのかよ、という人には一応こちらをご紹介しておきます。1,000円高いのですが、ちゃんと動きます、が、純正品よりはバッテリーの持ちが悪い気がします…。



 私に電気の知識があればちょいちょいっと何かできるのかもしれませんが、今のところダメなバッテリーはしくしく泣きながら返品するくらいしかできません。



 どのバッテリーもちょいちょい品切れになるので、私が買った時のロットはたまたまそうだっただけかもしれませんね。軽い博打を打ちたい方は是非どうぞ。まあでも、この値段でこの性能のライトが手に入るんなら、これくらいのトラブルは、私は、目をつぶれますけどね。



 自己責任でどうぞー。

 

2014年3月25日火曜日

BRM322 埼玉 300kmアタック那珂川 実走編

 はいどうも、漬物さんですどうもどうも。



 お待たせしました。我々にとっては今年初のブルベ、そして、今年初の遠征ブルベとなる、BRM322 埼玉 300 アタック那珂川の実走レポートとなります。



 仙台を出発して 380km を車で南下。途中で那珂川を通り過ぎて埼玉入り。コストコでホットドッグを堪能した後、今度は自転車で那珂川まで 150km 北上。そこから南下してオダックス埼玉の聖地豊水橋へ戻り、ゴール後に仙台へむけてまた 380km 北上する…という聞いただけで楽しそうな死んじゃいそうな予定を実際にこなすとどうなるか、というお話です。



 結果から言うと、いろいろな方々の激励や気遣い、応援があって無事時間内に完走することができました。ありがとうございます。やー、本当にブルベってのは楽しいですね。



 では、レポート行ってみましょう。あ、今回は写真はほぼありません。そんな余裕はなかったんじゃよ…。

 

うさ吉「昨シーズン最後のブルベになる予定だった宮城 300 は DNS だったじゃない?」
漬物 「さいですな」
うさ吉「今シーズンはとりあえず 300 までは走りたいのよ」
漬物 「ぉ、ぉぅ。」


 今年のブルベスケジュールを目の前に広げながらへらへら笑ううさ吉嬢を見つつ、どうだろう、と頭の中で計算をする。確か昨年の宮城 200 の時は18分前に滑り込み。それからいろいろなサイクルイベントに出ては来たものの、まあ、うん、だいたい最後尾。ただし、ヒルクライムに関してだけ言えば、真ん中より上くらいの実力を持っていたはず。


うさ吉「やっぱり平地よね(グッ」


 そうかなあ、と頭をかきながら適当に相槌を打ちながら、各主催者のページをめぐる。ランドヌール宮城の 300 はスタッフとしてでるからまあいい。AJ 宇都宮はページを確認する必要もなく山岳コースだろう。オダックス埼玉は…日光東照宮、いろは坂。やっぱり坂がメインだよなあ…いやいや!


「清水藩お得意(?)のフラットコースです。関東平野を北上して、騎西城、古河城、結城城、烏山城(の城下町)を巡ります。」


漬物 「ある、あるよ、フラットコース!」
うさ吉「お、お城巡るとかあたし向きじゃないの!これ行こうこれ!」
漬物 「んじゃ行こうか…とはいうものの、遠征ブルベになるぞ。」
うさ吉「いいじゃない。埼玉でしょ?ついでにコストコ行ってー(ぽわーん」
漬物 「フードコート行ってーホットドックとピザとー(ぽわわーん」


 利害の一致を見た二人。通常の観光旅行は旅好き歴史好きのうさ吉氏が担当するのだが、サイクルイベント系は基本的に私。いろいろもろもろ考えて、今回のスケジュールはこんな感じに設定。家に帰ってすぐに寝れば、仕事にも差し支えはないだろう。漬物家には「ブルベは翌営業日に出社して家に帰るまで」という鉄の掟があるのだ。

Photo


 ― 移動日当日。

 3月年度末はそれなりの激務。不十分ながらもなんとか物品や地図情報の準備を終え、愛車(愛称は銀ちゃん)に自転車2台と着替えなどの荷物を詰め込んで出発。風が強い。関東では春一番がどうだこうだと報道されているさなか、高速道路に乗って南へ南へと進んでいく。

うさ吉「風すごいねえ」
漬物 「峠より萎えるよなあ、向かい風は。んでもほら、追い風かもしれないし」
うさ吉「何そのポジティブ思考…」

 不安と期待と自転車を積んだ車はさらに南へ、南へ。

漬物 「うお、那珂川って書いてあるぞ!」
うさ吉「そ、そうだよねえ、那珂川ってこのあたりだよねえ」
漬物 「ここから戻ってもゴールに行っても同じような距離だな」
うさ吉「PC2 からまっすぐ帰ろうかw」

 箒川、渡良瀬川、利根川とスタート地点に向かってわたる川の数々。今回のブルベはお城巡りブルベでもあるけれど、川めぐりでもあるんだなあ。風予報を見る限りそんなに強風ではないはず。うさ吉氏には「大丈夫大丈夫、今回はイージーモードだって。常に山岳走ってる我々が行けないはずないでしょ」なんて言っているけれど、胸中は不安でいっぱい。明日、これだけの風がまともに吹いてきたら一気にハードモードになるのは誰の目にも明らか。何せ関東平野。我々を風から守ってくれる山なんて、ない。

 しかし、不安要素ばかりじゃない。一足早い春の訪れは確実に関東には来ていて、久々に金縷梅以外の花を目にすることができている。寒くなければ死なない(断言)。炎天下の中、320km ほどを走り切った我々だ。風があっても寒くなければ、おそらく、たぶん、きっと、どうにか、なる。はず。

 コストコのフードコートで思うさま欲望を満たし(ちなみに、ホットドッグ、ウーロン茶、クラムチャウダー、‎ホットチキン&プロボロンサンドイッチを一人で完食)、うさ吉氏は買い物で物欲を満たし、それぞれの満足感と不安を抱えてホテルへチェックイン。おそらく同好の士と思われる方々を見ながら、夕食を軽く食べ、ベッドで寝息を立てる。寝る前に「完走できますように」とランドヌールの神様に祈ることはもちろん忘れていない。

 ― 当日。

 いつもと同じ時間に目をさますとさすがに眠い。車に長い時間乗っているときの疲れというのはやっぱりこう、じわじわ来るものらしい。

うさ吉「流石に眠いでござる」
漬物 「で、あるな」

 暑いシャワーを浴びて交感神経を刺激。20時間は着たっきりになるであろうレーパン、サイクルジャージに着替えて苦笑い。さぁて一丁行きますか。

 駐車場で自転車を組み立てている途中でツル巻バネが一つ行方不明に。豊水橋へ向かう途中で今日のナビゲーターでもある etrex30 の電源が落ちつづける。うさ吉氏のサイクルコンピューターがスピードを拾わないというトラブルが発生。ブルベ前にこんなにトラブルがかさなるなんて初めてだなあ…。

 途中のコンビニで、朝食がわりにサンドイッチ。そしてレッドブル。レッドブルは一日三回まで翼を授けてくれるらしいので、ね。

漬物 「etrex30 は復活したよ。電池がなかっただけみたい」
うさ吉「あー。そういえば今回、電池って全然換えてないんじゃない?」
漬物 「ん。持つかなあって思ったのよ。ちなみにサイコンはどうもダメっぽい。」
うさ吉「えええ、それは困るよー」

 確かに困る。だいたいのコースは etrex30 に任せているけれど、コマ図を見ながら次のポイントまでの距離や方向を確認・指示してくれるのがうさ吉氏。そういや、サイコン本体の電池は換えたけど、センサーの電池って…

うさ吉「もう時間やでー」

 すぐ近くのスタート地点には車と自転車とサイクルウェアの人たちがいっぱい。むむむ、関東ブルベってこんな感じなのね。なんか和気藹々だなあ。どうもこう、埼玉に比べると東北って暗いよなあ。うーん。

 17日に投函されているはずの出走受付ハガキがなぜか大会前日までに届かなかった(ちゃりけんさんも同じく、のようですね)ことは事前にスタッフの方へ伝えていたので、受け付けはスムーズに…?あああ、しまった、ブルベカードの記載をしなければいけないんだ。ランドヌール宮城ではすべて印字済みのものが配布されるので油断してた。

 案の定、

うさ吉「んー、えーと、これは…」
漬物 「そこは住所で、ここはランドヌール宮城の番号で」

スタッフ「ではブリーフィングをはじめまーす。おはよーございまーす!」
うさ吉&漬物 「あわわあわわ」

 仕方がないので耳だけはブリーフィングスタッフの方に向けつつ、手と目はブルベカードへ。へたくそな字で書き殴る。何とか注意点を聞きおわり、ブリーフィングが終わると車検。車検が終わるとスタート、とあっという間。あわあわしてる場合じゃない。

 とにもかくにも、サイコンを何とかせにゃ。センサー側の電池を交換し、サイコンをリセットするときちんと計測できる!良かったよかった、と胸をなでおろす頃にはほぼ最後尾。


うさ吉&漬物「「いってきまーす!」」


 声だけは元気よく、それなりの風の中を2台の凸凹コンビがスタート。震災の影響でぼこぼこになってしまった東北の道に比べれば関東の道は綺麗ですいすい進む良い道路。入間川を渡って、いざスタート。緊張感はあまりなく、楽しむことだけを頭にするすると進む。途中でランドヌーズ大奥をパスし、やっくるさんご夫妻にパスされたりしながら進んでいくも、どうも体温が上がらない。寒さを感じた結果、尿意が半端ない。

漬物 「せ、先生すみません、ちょっとこう、お放尿などですね」
うさ吉「お尿意ですかそうですか。んじゃ次のコンビニねー」

 と、止まる事実に4回。そんなに水分を取った記憶はないので、明らかに寒さによる尿意。なんだろうこれ。体調が悪いわけじゃないんだけど…。

 一方、うさ吉氏は快調らしい。ここ数か月胃腸系を中心にあまり調子は良くないみたいだけれど薬などなどで吐き気を押さえている間は問題ないようだ。

うさ吉「あったかいねー。あ、腕とっちゃおう」
漬物 「あー、汗かく前にとったほうがいいかもねえ」

 Cannondale のモーフィスジャケットは腕と肩の部分を簡単に取り外すことができるのだけど、私は相変わらず体温がさっぱり上がらない。もっと言うと腕が寒い。アームカバーの締め付けが酷すぎて血が巡ってないのかなあ。

 横風に悩まされながら、追い風を楽しみながら、平坦区間を予定通りに移動。今回の目標は平均時速 17km/h で推移すること。オンスケジュールどころか予定をはるかに上回るいいペースでポイントを通過。ほーら、イージーモードだ。

スタッフ「がんばってくださーい」

 オダックス埼玉清水班の皆さんは車でコース巡回してくれているため、ともすれば後から離れてしまううさ吉嬢についての情報を教えてもらったり、写真なんかも撮ってもらったり。楽しいのだけど、横風には常に悩まされるのはかわりなく。

 そして PC1 へ到着。

 PC1 のファミリーマートではオダックス埼玉の方々にお出迎えをいただき、会話で心も体も癒されました。ファミリーマートの方にも差し入れなどなどがあり、とても和やかな雰囲気。そのうえ、天気は快晴。気温も上昇。私の体温もそれなりには上がってきました。調子いい!いけるいける!

 ところが、PC2までの道のりが長い…。いや、距離的にはPC1につく方がずっと長いはずなのに、漕いでも漕いでもつかない感じ。これはあれだ、刺激がなさすぎるんだ。平地で景色もさほど変わらないから、つまり、飽きたんだ。

うさ吉「まっすぐすぎてつらたん…」
漬物 「おれ、ブルベ業界に”つらたん”を流行らせるんだ…」

 と、まったくかみ合わない会話をしているうちにうさ吉氏のテンションはダダ下がり。そして、私の体温も下がってきました。徐々に気温も下がってきているし、風は相変わらず。もちろんオンスケジュールではなくなっていってるし。かてて加えて、私の爆弾であるところの右ひざには違和感を越えてはっきりした痛みが。初めてのブルベで右ひざを痛めたまま走った時の嫌な記憶がじわじわとよみがえってくると気になるのが腕の冷え。なんだなんだ、なんなんだ…と思っているとぱーっと開ける視界には絵葉書のような光景。

うさ吉「なにこれ綺麗!!」
漬物 「うお、那珂川!那珂川か!すごいなおい!」

 テンション上がる上がる。夕焼けに生える川面、まるではかったかのようなタイミングで飛んでくる雁の群れ。自転車を降りて写真を撮りたいけれど、この綺麗さや達成感は写真でも文章でも伝えることはできなさそうだなあ。

 このころにはいろいろな方とすれ違い。手を挙げたり振ったり。おお、私ランドヌールっぽい。

 ようやくPC2へ到着。なんと8分前。ここでもスタッフの皆さんが待っててくれました。我々が買い物やトイレを済ませている間にも、黒澤さんのシャッターはまんべんなく自転車に向けられ激写されるという光栄に浴することに。えへへ。

 この時、私の自転車についていたねこまさむねの反射材がポトリと落下。これはなんかの前触れなのだろうか。そして、うさ吉氏のテンションは下がったまま。確かに、PC2にクローズ8分前に滑り込むってことは、正直なところ、PC3でおそらくタイムオーバー、完走はできないかもしれない。


うさ吉「なんかもうここまで来たからいいかなって」
漬物 「PC3までは 15km/h で良いんだぜ?追い風になるしよゆーよゆー!」
うさ吉「でも、疲れたおん」
漬物 「確かに疲れたな…でもあれだ、ここからはナイトライド。好物じゃん?」
うさ吉「ん!そ、そうか!」
漬物 「車の量も少なくなるし、ぺぺーっといってぱーっとゴールしようぜ!」

 ここでメインライトのスイッチを入れ、夜に備えて dhb のシグナルジャケットを着こんで準備完了。とはいえ、うさ吉氏の体力精神力は結構限界、私も膝が痛いし相変わらず寒いしと正直完走がおぼつかない感じ。無理やりテンションをあげてPC3へ…というときにまさかのうさ吉サイコン死亡。


 しかし、うさ吉のペダルは夜回る。


 私がおいて行かれるくらいの速さでぺぺーっと走る彼女をみるだに、体力はまだまだあるらしい。平均速度は 23km/h を越えてる。アレ、これなら本当に余裕で行けるじゃないの。むしろ逆に、私がダメだ。腕が寒い。手が冷たい。顔を布で覆わないと体温が維持できない。そして、どこかのコンビニで食べてしまったネギトロ巻のおかげでゲップと胸焼けがとまらない。

 そんな中、メインライトが唐突に死亡。以前ご紹介した例の中華ライト。本来ならスイッチのライトが緑→赤に変わって切れるはずのところが何の前触れもなくぷつっと。おいおいおい、とサブライトの GENTOS を点灯。うん、走れる走れる。関東は明るいしいけるいける!と走り出して間もなく、今度はうさ吉氏の中華ライトが同じくぷつっと。

【 03月25日追記:この現象については単に充電忘れかどうかを検証中です】

うさ吉「あれー?これ、充電したっけ?」
漬物 「い、いや、してない。前回全放電して充電したままだから持つはずなんだけど…」
うさ吉「なんか縁起悪いね…」
漬物 「な、何言ってんだい。日本製はサイコーだぜってことだよHAHAHA!」

 その後、寒さと排泄のために何度かコンビニでとまってもらい、情けねえなあ…と思いながらうさ吉氏を見ると、もはや恒例行事になりつつあるうさ吉氏の過呼吸が発生。

うさ吉「えっくえっく、また私脚引っ張って、漬物、ゴールできない、ひっく」
漬物 「い、いやまて冷静に考えろ、今脚引っ張ってんの俺だぞ?」
うさ吉「だって、PC3もう間に合わないでしょ。ごめんね、ごめんね」
漬物 「や、間に合う間に合う。ふつーにまにあうって。」
うさ吉「もう DNF する。もう無理。ぶえええ」
漬物 「いやでもほれ、スタッフの皆さんきっと待っててくれてるよ?」
うさ吉「だって辛いおん」
漬物 「うん、辛いな。寒いしな。」
うさ吉「ぶええええ」

 と、大号泣。いやまあ、そりゃあこの気温でこの風で、遠征先の見知らぬ土地でサイコンも調子悪いしメインライトはつぶれるし、いくら滑り込みランドヌールったってPC2で8分前ってのはまあ、絶望するわ。

漬物 「いやまああれだ、その、PC3まで行ったらDNFするか、きっちり判断しようぜ。」

 なんか良いこと行って元気づけようとあれこれ考えたりしているうちに

うさ吉「うん。なんか泣いたらすっきりしたわ。行こうかー」

 ったく、女性ってのは強いなあ。おそらくブルベや耐久レースには、男性よりも女性のほうが向いていると思うんだよね。体力はともかく、精神力は女性の方がある。

 寒さで歯の根が合わない中、愛する女のケツを見ながら走る走る。女性に精神力があるなら男性にはリビドーがある。あのケツは俺のモンだ、おお、あそこにラブホテルが…と 、手を振っている人の影が。嗚呼、スタッフさんだ!!PC3 はここか!時間は8分前。うっはギリギリ!!

 

 買い物を済ませ、会話もそこそこに再びスタート。ここではもううさ吉氏はすっかり回復しており、むしろ私の方が胸焼けと膝の痛み、腕の痛みとしびれ、どうやってもとれない寒さと格闘しながらなんとかついていく状態。


 最後の 50km は、正直良く覚えていない。断片的に思い出せるのは、セブンイレブンで暖を取らせてもらったこと、うさ吉氏からすごく心配されたこと、残り 15km 地点でスタッフさんが応援に来てくれたこと、利根川の橋を渡るのはすごく大変だってこと、寒くて「ぶるるるぁ」しかしゃべれなくなったこと、どっかでミスコースしそうになったのをやっくるさん夫妻に助けられ、その後落車したこと、くらいだろうか。

 どのPCでもそうであるべきなんだろうけれど、自転車に乗りながらクローズ時間のことはほとんど話題に上らなかったなあ。入間川に突き当たり、大きな橋の何個目かの下につけば終わるんだな、と時計を見て、ああ、こりゃ間に合うかな、と思ったくらい。

 何個目かの橋をやり過ごし、豊水橋へ。

 ここを下れば、ゴールなんだ。時間内完走なんだ。最後の坂をくだり、ゴールで目にしたのが、スタッフの皆さんが陽気に喜んでいる姿。きた!きたきた!まにあった!うおおおお!という声が自分たちの所業の結果であることがとてもうれしく、誇らしく、とはいえ、こんな時間まで居残りをさせてしまったことが申し訳なく。でもやっぱり、ブルベを夫婦で完走できたってのはこれ以上ない喜びであるわけです。

 とるものとりあえずブルベカードとレシートを提出。スタッフの方が作ってくださった中華スープ(ごま油たらして食べるのが絶品!)で心も体も温まり、記念撮影やご挨拶をさせていただきながら、完走の喜びに浸ったのでありました。いやはや、辛かった。宮城 600 で漕ぎゲロした時より数段辛かった。そして同じ辛さを共有したはずのうさ吉氏はすごいわ。この人の旦那で良かったような怖いような(苦笑)。

-----

 イージーと思われた BRM322 埼玉 300km アタック那珂川は、我々にとってはハードなモノでした。いや、きっと、簡単なブルベなんてものはないのでしょう。特に、我々のようなも貧弱夫婦は毎度毎度、こうやってひぃひぃ言いながらブルベをやっていくのでしょう。

 次は Fleche。これがクリアできれば、次は 400、そして 600。できれば夫婦で、いつの日かSR をとる日が来ることを夢見ながら日常生活に戻ります。


 最後になりましたが、応援してくれた皆さん、準備・運営をしてくださったスタッフの皆さん、そして、一緒に走ってくれた参加者の皆さん。本当にありがとうございました。また次回、一緒に苦しみ、楽しみましょう。

2014年3月21日金曜日

BRM322 埼玉 300kmアタック那珂川 準備編(2)

 はいどーも、漬物さんですどうもどうも。
ようやく準備が終わりました。ライト3つに DYNAPACK DX を装備することと相成りましたよ。見た目的には「お前は今から600に出るつもりなのか?」といった感じのアレさ加減。



Img_4139



Img_4141



 うちの奥様のロードが小さいサイズなうえに、STI が Tiagra である関係上、大きなフロントバッグを使うことができず輪行袋が収納できないのですよ。で、私が持つことに。となれば、DYNAPACK の出番となるわけです。いやあしかしこの子、すごい入りますね。



Img_4142



Img_4143



 これでもまだ余裕があるのですよ。重量的には限界ギリギリっぽそうです。まあ何とかなるでしょう。



 さて、etrex30 の準備も終えたし、コマ図フォルダもキューシートも持ったし。あとは埼玉に移動して欲望の赴くままにコストコのフードコートでピザだのホットドッグだのを食べ、当日を迎えるのみです。当日の様子はツイッター( @tukemonosan )でお楽しみください。ひぃひぃ言ってます、たぶん。



 ではおやすみなさい。完走できるといいなあ…。

 


2014年3月18日火曜日

BRM322 埼玉 300kmアタック那珂川 準備編(1)



 はいどうも、漬物さんです。どうもどうも。
 元気してますかー?ボクはとっても身体が痛いです。人間極限まで寒さを感じるときゅーっと筋肉を縮めてしまい、その状態で運動なんかするとあっという間に全身筋肉痛な30代後半の出来上がりですよ。何の話かって?やあ、Fleche の練習もろもろを兼ねた走行会が昨日ありまして、そのおかげでございます。やー、でも、楽しかったなあ。サバイバルに対して絶大なノウハウを持つ方と走るというのは、それだけでも貴重なもんです。

 さて、今週は今年初となるブルベ。いきなり 300km からのスタートです。去年度最後のブルベも 300 のはずだったのですが、トラブルのため急遽 DNS したのですよ。そのリベンジともいえるのが今回の、BRM322 埼玉 300km アタック那珂川でございます。埼玉…埼玉かあ。去年のスーパーアタック奥志賀の DNF が頭をよぎりますなあハハハ。

 まあともかく、今年初のブルベで今年初の遠征ブルベ、しかも初の奥様同伴。準備はバッチリしていかなければなりませぬ。というわけで、準備編を(1)からお送りしていこうと思います。

 死なない程度に頑張るぞー。

 






 では、いつものようにチェックリストから。

< 身に着けるもの >


 シューズカバー
 ビンディングシューズ(SPD)
 少しだけ厚手の速乾靴下

 レッグウォーマー(ひざ上までの)

 ビブショーツ(ひざ下までの)

 (指ぬきじゃない)グローブ

 アームウォーマー

 速乾性インナー

 レーシャツ
 iPhone5S

 レインウェア(上)兼ウィンドブレイカー

 反射ベスト

 首から下げるタイプのブルベカード入れ兼お財布(100均)(*1)

 汗止めのバンダナ

 ヘルメット(前後ライト付き)

 アイウェアメガネ

----- 


< バイク装備品 >

 メインライト(怪しげなバッテリー式中華ライト。1200ルーメン。)
 サブライト(GENTOS SF-353X3)

 ハブライト(HL-EL340)

 尾灯(漬物:BB Boro STL-01 奥様:CATEYE OMNI5)

 サイコン(漬物:CATEYE CC-RD410DW 奥様:CATEYE CC-RD400DW)

 カエルのお守り(三瀧山不動院謹製)

 GARMIN etrex30
 ベル
 バックミラー(漬物車のみ)
 フロントポーチ(モンベルのフロントポーチL
  輪行袋(オーストリッチL-100)・補給食各種(*2)・医薬品各種(*3)・各種飲食物(*4)

  自転車の鍵

 コマ図めくり機(奥様お手製。奥様のみ。)

 ボトル2本

 携帯ポンプ
 サドルバッグ(ねこまさむねリフレクター付き)

  チューブx2・工具セット・タイヤレバー・CO2インフレーター・ボンベx2

  チューブ修理キット(Lezyne製)・ガムテープ5cmほど・チェーンオイル(AZ製)


----- 


< バッグ・入れ物の中身 >

(*1)首から下げるタイプのブルベカード入れ兼お財布(100均)
 免許証、保険証、クレジットカード、現金、ブルベカード、レシート、安全運転お守り

(*2) フロントポーチ
 輪行袋(オーストリッチL-100、エンド金具、スプロケカバー)
 ロック錠

 家の鍵
 充電池

(*3)医薬品各種

 鎮痛剤・花粉症の薬・甘草芍薬湯・テーピングテープ・新三共胃腸薬
 サロメチール・シャモアクリーム・目薬・リップクリーム・ばんそうこう・日焼け止め

(*4)各種飲食物
 一本満足バー(あるいはSOYJOY)・えいようかん・Kentai の塩サプリ・

 電解質パウダー・Meitanの黒・2RUN


 と、まあ、こんな感じでしょうか。荷物的には、フロントバッグとサドルバッグに振り分ける感じ。これ以上荷物が増えるようなら、TOPEAK の DYNAPACK DX をどどんと投入するですよ。

 持ってくものリスト自体は、前日の Fleche 練で準備はしていたのですが…いかんせん雨で泥まみれ。今日はそれらを洗浄し、一個一個自転車に付けていく作業が待っております。

 というわけで、今週はとっとと退社するです。
 ではみなさま、良いブルベシーズンを(ドロン)。

 

2014年3月10日月曜日

ジテツウのポジション再考、そして現実へ (2)

 

 はいこんばんわ、漬物さんですよどーもどーもどーも。
自転車のフレームが小さい(トップチューブが短い)と感じてから始まった妄想も現実のものになるときがやってまいりました。流れるようにブルホーンバーをポチっとな。日本のロジスティクスは見事ですな。二日もしないうちに現物が届いちゃうわけですから。



Img_4058



 購入したのは全開の記事でご紹介した、クランプ径 24.5mm、ハンドル径 22.2mm のブルホーンハンドル。だいたいイメージしていたものそのものです。素晴らしい。じゃあ、これを早速取り付けていきましょう。

 



 ハンドルを取り付けること自体はさほど難しくはないんですよ。問題はシフターとブレーキをどこにつけるかという一点のみ。今までフラットバーに最適化された長さでケーブルが配置されていたわけですよ。これこのとおり。


Img_4059


 これをブルホーンにしようってんだから…まったく同じようにつけるわけにはいかないでしょう。今回はケーブルを切った貼ったするつもりはないので、変則的なつけ方をするしかありません。


Img_4060


 仮にケーブルの長さが問題ないとすれば上記写真の状態から逆にして取り付けるのがおそらく王道。しかしまあ、残念ながらやっぱり長さが足りません。上記のようにつけるか、あるいは、


Img_4061


 フラットなところに取りつけるか…でしょう。ピストとかだとここにつけている例をよく見ますね。最近紹介していただいたこの動画なんかまさにそう。



"SUMMERLONG" (STEEL ERA IMAGE MOVIE) from goooove on Vimeo



 ふむむ、ナイスおっぱい。こう、乳ってのは巨大であればいいってんじゃあないんだよってのがよーくわかりますな。その人の雰囲気にあったサイズとか見え方ってのが…は、おいておきましょうか。えー、あー、なんだっけ、そうそう、こちらはフラットなところにブレーキがついてます。で、バーテープをまかない仕様ですね。ピストらしい感じで非常に美しい。言い方を変えると、シングルギアであるからこそのこの仕様。

 悲しいかな、マチ子さんはクロスバイクであり、変速して何ぼの機体です。まあでも、なんとかなんだろうと配置してはみたのですが、ハンドルのフラット部が短すぎてどうにもこうにもしっくりこない。何かあった時に急ブレーキをかけられる自信がありません。

 んじゃあ、こうか。


Img_4062


 いやまあ、言いたいことはわかりますよ?本来ならシフターもブレーキレバーもそこじゃねえだろ?っていう違和感バリバリ。だが、だがしかし、ケーブルを変えないとなるとこれが一番安全足りえるポジションなわけですよ。


Img_4063


 これはジテツウ車両であるがゆえに安全第一です。安全に乗るためにハンドルのポジションを低く遠くしているわけです。であるからして、「素早く」「ぎっちり」ブレーキを掛けられて、ケーブルもなんとかいじらずに済むところっていうとここしかないわけです。


 シフターもその横にもってくればいいかなーと思ったのですが、ギアチェンジはしなくったって死にはしません。確実にできればとりあえずいいんです…ということでフラットな位置にしてみました。ローラー台に載せながらポジションを確認し、掌が痛くないかなどなどを確認しながらハンドル自体の角度やシフター、ブレーキレバーの調整をしていきます。


Img_4064


 シフターが窮屈ではありますが、今のところこのポジションが私にとっちゃ最適みたいです。ふむ、変態ですな。


 ところでこのクロスバイクは SRAM なシフターにFDにRD、クランクは TRUVATIV、ディスクブレーキは AVID BB5 と、SRAM 仕様になっております。そう、つまり、フルスラム。たまたま私の手元には SRAM のバーテープがあったので…


Img_4067


 ちょっとわかりづらいですが、SRAM のバーエンドキャップを埋め込んでみました。早速シェイクダウン。


 やー、これはいいですなあ。手にかかっていた荷重がいい塩梅に抜けてきちんと足にかかってくれます。今日は風がちょっと強かったのだけど、全然影響ないくらい。ブレーキもきちんとかけることができますね。ギアチェンジが若干面倒ではありますが、まあ許容範囲。なかなかイカす。素晴らしい。


Img_4069


 見た目的にもなかなかこう、ツンツンしていて好みでございますよ。よしよし、これはいいねえ…。


 ただ、慣れていないからなのか握り方がアレなのかはわかりませんが、ハンドルを直接握ってるのはやっぱりつらい。冷たいし、手が触れる部分が徐々に圧迫されてきてツラくなってしまいます。これじゃあ元の木阿弥じゃないか。


 そのあたりの問題は想定内。バーテープを巻けばいいだけの話です。家に帰ってバーテープを物色するも適当なものはもちろんありません。SRAM のバーテープはブルベ前に好感するつもりなのでもちろん使えないし。


 どうすっかなあ…と取り外したフラットバーを見ていろいろ思い出し、一路ビバホームへ。探すこと十数分。ありましたありました。


Img_4070


 スポンジカバー!内径約20mmで溝が掘ってあるもの。これを探していたんです。これをどうするかというと…


Img_4073


 これこの通り。外径 22.2mm のハンドルバーにはピッタリなわけですよ。このクッションで冷たさも痛さもある程度解消。ポジションを改めて変更。しっくりきました。


 明日からこれで通勤してみて、ブルホーンがしっくりなじむようならケーブルの引き直しをしてみようかなと思います。ハンドルバーの中にケーブルを通すというのが理想ですが、それを実現できる設備と技術はうちにはないので、ランドナーみたいな感じの取り回しになるのかな。それはそれでなかなか素敵な見た目になりそうなので、今からちょっとわくわくしています。さぁて、安全にジテツウできるかな?結果発表は次回の記事で。楽しみ楽しみ!


 では今日はこの辺で。あでゅー。





2014年3月6日木曜日

ジテツウのポジション再考、そして妄想へ (1)

 
 はいどうもこんにちは、漬物さんです。どうもどうも。
自転車通勤車両として毎日ぶいぶい言わせているうちのマチ子さんなんですが、いつぞやご紹介した時からいろいろと装備の変更がありました…というか、ありそうです。

 ベース車両は FELT QX65 の2010年モデル。これを通勤車両とするべく○万円握りしめて銀輪舎さんへカスタムを依頼。で、上記リンクの写真のようにえらい変貌を遂げてうちへ帰ってきたのでありました。家を出て行ったときは少年だったのに、帰ってきたら妖艶な女性になって帰ってきた、みたいな思いをしたもんです、はい。

 で、その後快適に乗ってはいたのですが、やまめの学校の講義を受講したりしながらロードに乗ったりマチ子に乗ったりしていたのですが、いかんせんマチ子さんのフレームは小さいわけですよ。これはイカン、とサドルを限界まで後ろに下げたりステムを 140mm にしたりとなんとかその違和感を打破しようとしていたわけです。あ、この間にペダルは SPD からフラットペダルに換装しちゃいました。

 ステムを伸ばして大分マシになって窮屈さはなくなったものの、今度は手に荷重がかかりすぎるという為体。中古屋さんで見つけた500円のハンドルバーを導入してなかなかいい塩梅になったものの、もう少しだけ、もう少しだけ手が前に出れば楽なのに…という感覚は変わらず。

 これはブルホーンハンドル化をするしかない、とボクは思ったわけです。いやね、新しい自転車を買うという方法もあるのですが、この子には愛着がありましてねえ…。

 よーし、と調べ始めてみると、これが大変。
 クロスバイクをブルホーン化するにあたって問題が結構ありましてね。クランプ径、ハンドル径、シフター、ブレーキそれぞれに問題があるわけで。

 何も銀輪舎さんに再度相談すればいいっちゃいいんですが、せっかくだからひさびさにちょっと足掻いてみたいと思ったわけですよ。久々ですね、こういう改造んふふふふ。春の工作の始まりです。


 
 


 まずはそもそものハンドルバーの選定。
 マチ子さんに使っているステムはクランプ径が 24.5 です。ので、その径にあったものを準備すればいいわけですが、あんまりないのよね、選択肢。ロードバイクとか最近のMTBとかだとだいたいクランプ径は 26.0mm だったりするので、そちらを選べばいいじゃないの、と思うでしょう?いやまあそれも一つなんですが、やれブレーキレバーだシフターだと用意するものが増えてしまうわけですよ。つまり、予算がかさむ。こちとら低カロリー低予算低姿勢を地で行くツーキニスト。できればハンドルバーの換装+αで済ませたいところ。

 となると問題は、ハンドル径になるわけです。クロスバイクや一部 MTB に使用されているRapidfire 等のシフターはほぼほぼ 22.2mm のハンドルに取り付けることが想定されています。つまり、クランプ径が 24.5mm、ハンドル径が 22.2mm のハンドルを探せばいいってことです。

 これがまあ…あんまりないのですよね。や、あることはあるんですがお高い。500円のフラットバーを買った人間にやれ5,000円を出せだのなんだのと言っちゃあいけませんよ。例として挙げてみましょう。


 とまあ、こんな感じ。
 うーん?どうもこう、私のイメージするブルホーンハンドルとちとちがうなあ。日東さんのとか Rapidhorn のような形状を実現するんなら何もバーエンドバーでいいじゃないのさ。そうじゃないんだ。ちがうちがう、そうじゃないと探していたら見つかりました。




 そうそう、こういうやつよ。って…ブルホーンというか海老ホーンがほしかったのかあたしゃ。これがあればさらに手のポジションが低く遠くできるわけです。よっしゃよっしゃ。


 これがあれば追加投資はケーブル類くらいですむし、場合によっては交換の必要がないかもしれない。よし、俺は、俺はやるぞ!と意気揚々と Amazon に向かったのである。これが地獄の始まりだった、とならないように頑張りたいところ。

「次回予告!」
 海老ホーンハンドルを手に入れた漬物さん。早速取り付けようとするも予想通りアレがなにしてどうしようもない。さて、自分でアレを何するのかそれとも安全策を取って外部委託をするのか。ジテツウの明日はどっちだ。乞うご期待!

 


2014年3月4日火曜日

■ 02月月間実績 ■

 
 はいどうもこんにちは。漬物さんですよー。

 2月は宴会も多いし雪も多いしでなかなか自転車に乗れなくってねえ(伏線)。宴会とはいえ食べる量を減らせばいいし、運動量少ないならローラー台に乗ればいいし、と言い訳と対策を先に言及しておいて、体重や運動量の推移を見ていきましょうか…。



■ 自転車走行距離

 目標 250km に対して 101.73km となりました。敢えて言おう、ぜんぶ雪のせいだ、と。東北在住であるがゆえに仕方がないっちゃ仕方がない。行きはともかく、退勤時に自転車に乗るなんて自殺行為以外の何物でもないですよホント。
 でもまあ、うーん、雪かきはしまくった。それが自転車走行 200km の運動量以上だった気はするし、結構歩いたし、良く走ったし。運動量は結構なものだと自負はしていますけれどね。
 3月はついに今年初のブルベ。BRM322那珂川 300 で0700時スタート組です。これを完走できたとして(というか、認定外でも完走しないことには家に帰れない)、3月もそこそこ雪が降るであろうこと、季節風に翻弄されるであろうことを考えると、うーん、まあ、500km 位を目標にしておきましょうかね。今回はきちんとクリアしなくちゃ。


■ ランニング走行距離

 目標 24km に対して 31.5km となりました。目標を超えることができたのは何か月ぶりやら。これもまあ、雪のせいだっていえば雪のせい。せざるを得なかっただけの話でして。
 とはいえ、新年から通勤で6kmずつ走り始めて 56.4km 。これだけ走ってると 6km も十分楽しめるようになってきましたよ。暖かくなってくると汗の処理とかでまた大変なので、寒いと思える時期にきっちり走っておきたいと思いますよ。
 そうそう、6月8日のさくらんぼマラソンの申し込みをしましたよ。10km コース。このペースで走っていれば、ハーフの完走は余裕でしょうけどね、6月は忙しいのです。あと、ランを始めてからちょっと憧れてたコスプレランもやってみたいということで、今回は10km。楽しんでまいりたいと思います。



■ 体重

 68.7kg となりました。300g増えておりました。はっはっは、はーあ(泣)。いやしかし、恐ろしいもんですね。こんなに走ってるし、雪かきも鬼のようにしてるってのに痩せないんですから。加齢だけじゃないなあ。気合の問題かしら―いや違う、家でまーた毎晩宴会をするようになったからですな。うちの職場でごたごたがありまして、酒でも飲まにゃやってられん、ということも多いのですよ。今月の目標も 66.5kg という弱気設定にしておきます。フレッシュ、ブルベと体を絞らなきゃいけない時期でもありますが、まずは達成感が欲しいところ。


■ 今月のイベント

 非公式にはフレッシュ練、公式には BRM322 那珂川 300、と言ったところですね。朝練に参加できるかは…微妙だわなあ。夫婦になるとなんだかんだとそれなりに忙しいものなのです。
 3月15~16日には仙台サイクルフェスタという、2週間前になっても詳しい告知がされない謎イベントがありますね。15日午後にはふらっとよりたいところ。

 そうそう、通勤用のマチ子さんのステムを長く(140mm)してみたら快適にはなりました。が、逆にフレームの小ささがペダリングにおいてもフォームにおいても阻害要因だということがくっきりわかってしまいました。そしてやっぱりまだ長さが足りない。ブルホーンにでもすればまあ何とかなるのかもしれませんが、うーん。ここはフレームを変えることを真剣に考えなければなりません。
 アルミフレームでリヤにディスクブレーキを付けることができるフレームを余らせている方や見かけたことがあるかたがいらっしゃったらぜひ教えてください。


 さて、今月からはいい加減本気出さないとヤバそうです。まずは BRM322 那珂川 300。夫婦そろって 300km の壁をぶち破ることができるのか、はたまた情けなくも DNF ということになるのか…乞うご期待っ!