2013年7月26日金曜日

BRM720 宮城 600 DNF 記



 はいどうも、敗残兵です。神は「DNF 体験談のほうが面白い学ぶべきものが多い」と言われました。ですので、スーパーアタック奥志賀の DNF 体験談はさておき、まだ記憶が新しいうちに BRM720 宮城 600 のDNF の経験を記録しておこうと思います。

 例によって例のごとく、写真は少なめ。いつか、写真撮りながらもそれなりに余裕で完走できるようなランドヌールになりたいです。まる。

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 バイクは超がつくほど快調だったのになあ…。


 さて当日。2000時くらいに眠り、1230時くらいに起床。荷造りはすでに終わっていたので、熱いシャワーを浴びて目を覚ましてから出発。出発の際にうちの奥様からおにぎり 2 セットの支給をいただく。その日も仕事だっていうのに無理して起きて作ってくれるうちの奥様には頭が上がらない。


 600km…走り切れるわけないじゃないかと結構なネガティブモードで車を走らせ、仙台駅へ。今回は YO-TA さんと一緒に山形へ向かいます。何度かお会いしてますが、じっくりお話しするのはこれが初めてかも。スタッフへの差し入れを忘れないナイスガイでございます。


 無事に合流し、自転車を詰め込んで一路山形へ…の途中で弱冠のミスコースをするなど、すでに神様から見放されてる感が満載なのである。はーあ。


 駐車場に到着するも、ごとーさんの愛車の影以外参加者のにおいはしません。横付けして中をうかがうと爆睡中。じゃあ我々も寝ますかとか言いながらもおにぎり食べながら話をしていると職質を受ける。やー、警察の人もびっくりしたようですね、我々のかっこうを見て。


 何やら車上荒らしが横行してるらしく…ということで免許証の内容をメモられ、仕事の内容を言わされるなどしていると、続々と車が集まってきます。


 あれ、ブルベ参加者は20人程度のはずなんだけど…と思っていると、たまたま近くにいらっしゃった参加者の方からは「あれはね、消防署員じゃなくて消防団なんだよー。俺もやらされたw」とのこと。朝も早くから大きな声を出して訓練してました。お疲れ様です。


 自転車をセットアップしているとランドヌール宮城代表の鈴木さんが登場です。最近とみにお忙しいようでしたが、お元気そうで何よりです。受付をし、車検をしているとブリーフィングタイム。


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 木曜日の大雨で一部区間が通行止めだったのが片側通行になったから気を付けるよーにというお言葉をいただき、0500時に「んじゃあはじめてくださいー」の号令でスタート。真ん中あたりからゆるゆるスタートします。


 実は、今のジャージを着るようになってからケツというか、蟻の門渡りが痛くなるようになり、いろいろと試行錯誤してみたもののいまいち納得いかず…という状況になっておりました。サドルを下げたり、尻のポジションを変えてみたり、ペダルを変えたりクリートを変えたり…だいぶいい塩梅なところを見出すことはできたのですが、最終的に諸問題を解決してくれたのは賛否両論ある「やまめ乗り」と呼ばれるポジション&乗り方でした。


 とはいっても、60Km ほどしか乗り込んでいないので、果たしてロングライドではどうなるかはわかりません。今回 600 で試してみようじゃないのよというわけでやってみましたよ。


 相変わらずケツは痛くならないし、足は自然に回るようになるしいいことづくめ。そう、とてもいいことづくめでした。


 なんかさあ、周りも凄いペースで走ってるしさあ、ペダリングの調子もいいしさあ、なぜか私小集団の先頭走ってるっぽいしさあ、後に うにょん さんもいらっしゃったもんで緊張したしさあ…と、調子に乗って脚を使ってしまった気がします。何やってんだ俺ぁ。


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 途中、震災の再来かってくらいの未知の状況を横目に見ながら、07:10 に PC1 に到着。53.3km を 2 時間 10 分てのは私にとっちゃオーバーペースも甚だしい。コンビニに入って…レッドブルが売り切れていることにちょっと笑ったくらいにして、Burn だっけかな?青いエナジー系ドリンクが一本だけあったので購入。そのほか、ジョアとトマトジュース。なぜか食欲がなかったので固形物は取らず。これが敗因その一。どんな状況でも食えって話です。ハンガーノックにはならなかったまでも、体力を大きく失う原因にはなったと思うんですよね。


 それでも、脚を結構使ってしまったという自覚はあったので少し多めに休憩をとり、再度出発。脚は相変わらず回るのですが、まわりすぎるくらいまわります。ちゃんとした「やまめ乗り」ができているのかどうかはわかりませんが、にわかにやると脚がするする回る分だけ体力と脚が削られます。これぁアカンと再度、白布峠前の最終コンビニっぽいところで休憩。


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 たしかここでは、男梅の干し梅、トマトジュースを購入した気がします。この干し梅はホントに便利で、これがあったおかげでとりあえず 300 走れた気がします。私のブルベにおけるマストアイテムになりました。


 そして西吾妻スカイラインへ。


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 途中でボトルケージが外れかかってしまったのでボルトを締めると、何人かにパスされます。大丈夫ですかーと声をかけられるのがちょっと嬉しい。大丈夫でーすと答えつつも、太もも全面は徐々に痛くなってきてるし、本当に大丈夫なのか俺、と苦笑い。


 徐々に登りになってまいりました。ひぃこらひぃこら登っていると小野川温泉かな、のあたりでオーロラ観光センターというところに行きあたります。


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 ここで休憩してた方にのし梅をいただきまして。おいしかったなあ。コーラを飲みながらここでも大休止です。すごい斜度なんだもんこの温泉街。


 おばちゃんと話ともつかない話をしながら重い腰をあげます。15分くらい休憩してたんじゃないかしら。え、乗りませんよこんなとこ、あたしゃ歩いていきますよ。


 …で、ここから白布峠。えっちらおっちら歩いていきますが、うん、脚が攣る。これは食事をしてないせいかもしれんと思いつつ、なぜか鎮痛剤を飲みます。そんなん効くわけないのに。両足均等に釣りそうになるもんだから、歩いては立ち止まってマッサージ、乗ってはびきっと来てマッサージ…にしびれを切らして 2RUN というメイタンの新商品を投下。あまり聞きませんでしたorz


 と思ったのもつかの間、だんだん調子は上向いてきました。乗れる時間も増えてきたしこりゃあ何とかなるんじゃないの、と思ってたころに YO-TA さんを発見。寝てるんだろうなあと思いつつも声掛け。「ふぁあい」との返事。前日も忙しそうだったし、寝れなかったって言ってたもんなあ、と心配ではありましたが静かに先を急ぐことにしました。正直、あの YO-TA さんが撃沈している!?とショックでもありました。


 先に進むと、車道にででーんと自転車が置いてあり、すわ何事と近寄ってみるとスポーツドリンクづくりにいそしんでる御仁が。「だいじょぶですかー」「いやあ水がないんだわ。これ汲もうと思ってさ」「そ、側溝の水ですか。だいじょぶなんですかね?」「飲むしかないさー」ランドヌール恐るべし。とはいえ、私も道々「ああ、綺麗だし冷たそうだし、飲めるんじゃねこれ?」と思っていたことは確か。山中のお水はホント綺麗です。


 そして11時15分ごろ、白布峠をクリア。汗だくだく。こう、碑らしきものを見つけられなかったので、いつものここで撮影。


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 かなり標高は下がってるけど、見てよこの景色。


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 登ること自体は正直あんまり好きじゃないんですけどね。この光景を見ることができること、自分の力で登ることができたと感じることは大好きです。福島は相変わらず美しい。そしてボクの今月の壁紙はこちら。


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 うちの佳代子さんかっくいいな(親ばか)。


 さて、脚はもう残っちゃいませんが、出し切ってもいません。ててーっと下ります。ここでもやまめ式なダウンヒル(片足だけに体重をかけない・体は若干前のめり)をやってみましたが、うん、こりゃ確かに快適だわ。下ハン握りやすい=ブレーキかけやすいし、コーナーがあまり怖くない。自然に曲がれる。素敵だわーと下りまくって腹が減りました。


 PC2 まで待ってご飯食べようと思っていたのですが、せっかく食欲も戻ってきたことだし、しっかりしたところでちゃんと食べたいと思っていたら、店の前に GIANT のランドナーが置いてあるお店がありまして、ここならこの格好でも大丈夫だろうと入店。


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 Aセット(だっけかな?)を注文。あいにーど炭水化物。


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 いえーすいえーす。冷たいおそばに暖かいカレー。元気モリモリです。ランドナーの方はガチな旅行者の方で、いろいろとお話し。寒河江から来た?ブルベ?なにそれwwという反応でしたね。「峠は一日一つまで」なんて名言も飛び出しました。いやまったくその通り。
 ゆっくりと旅をしてらっしゃる方で、今日は会津から米沢まで行くとのことでした。お互いに武運を祈りつつ、別れます。こういう出会いも楽しいもんですね。


 そして PC2 へ着くと、なんだか自転車のりがいっぱい。ああ、宇都宮スタートの人たちかあと見ていると取材班までいる。おーすげえなあときょろきょろしてたら有人チェックだったのねここ。AJ宇都宮ご謹製のチェックシールを張っていただいてちょっと嬉しい。水を1リットル、レッドブル、その他を補給しほんのちょっとだけ休んで出発。来た道に戻ろうとして AJ 宇都宮のスタッフの方に笑われたのが私ですHAHAHA。


 PC2~PC3は下るだけ。ててーっとくだって 14:10頃に到着。5 人くらいの集団の方がお食事中でした。一人は 29er の方で、「土田さんにこれで出ろって言われてさww」とのことでした。ツチダレーシング恐るべし…。

 

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 私が買い物を終えるころには皆さん出発してました。私はと言えば、とりあえず水物だけかって飲みました。補給食も持っているのですが、甘いものはノーサンキューでした。せめてもの抵抗でチーズを買ってみましたが、さて、はて。たぶん軽い熱中症というか、夏バテ状態だったのでしょうね。無理にでもご飯を食べるべきでした。

 そして iPhone が熱暴走したのもこのころ。ハンドルバックに入れて直射日光を浴び続け、GPS 動かして充電してればまあ、そりゃあね。高温注意の画面を見てこれはやばいと判断。 Runkeeper での記録取得はあきらめます。まあ、etrex あるんだからそもそもいらんわな。iPhone が真価を発揮するのは、DNFになった時やトラブル時でしょうから、今は動かなくて結構。

 そして、氷玉峠アタック。このころになると道端で寝てるランドヌールがちららほららとみることができます。私もご多分に漏れず休憩。やっぱり足が攣りまくる。

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  ここまで、実は靴を脱いで登ってきました。クリートがかけるのが怖かったのと、歩きすぎて靴擦れができたことが原因です。疲れ切って脱力して、ぼんやりしながら考えて、とある仮説に行きつきます。どうやら私は歩いたほうが足が攣るんじゃねえか?

 んじゃあ歩かずに登ろう。辛くなったら足を止めて休もうと腰を起こしかけた時、 YO-TA さん登場。おおよかった、と一安心。よーし、とYO-TAさんに食らいついていきますがあっという間に離されます。ハハッ。

 途中、水が切れかけましたがここで補給。神様はいらっしゃると思った瞬間。ごちそうさまでした。

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 そしてなんとか峠をクリア。下界(といっても山の中腹)に帰ってきました。見つけたコンビニで何でもいいから食べることに。ねばねば豆腐と麻婆豆腐丼。麻婆豆腐は躊躇したのですが、ほかに食べたいと思うものがなかったのですよ。香辛料のにおいをかげば、少なくとも食欲は回復するんじゃないかという思惑もあり。

 で、食べれました。特にリバースすることもなくおいしくいただけました。身体にも力が戻ってくる感じです。気温もだいぶ下がってきて、遅ればせながら調子がいい。ああこれは完全に熱にやられてたんだなわたしゃ。

 ずっと登り基調の道をだらだらと漕いでいきます。見えてきました、謎のコンビニ、PC4です。もうこの時点で走りたくない、本当にもう走りたくないぞというネガティブモードになってしまっていました。その後、YO-TA さんと N さんが到着しましたが、お二人とも疲労困憊の模様。私は奥様に電話して現況を解説すると同時に好きな女の声聞いて癒されるぞ作戦。逆に里心がついたのは秘密。

 YO-TA さんからイートインスペースがあるよと教えていただいたのですが、たぶんここで休むと PC5 にはたどり着けないと判断。サンドイッチを半分だけしか食べれなかったくらい調子が悪かったのですが、先行することにしました。

 基本的には下り基調なので、ものすごく寒いのですよ。汗でびしょびしょになったレーシャツが冷やされていきます。アームカバーとレインウェアを着ていても寒い。でも脚は回したくない。ホッカイロを使うか?お、登り基調じゃないか?足をくるくる回すぞー。暖かくなった!でもつかれた。あれ?寒い…いや、あたたかい?標高が下がったのかな?でもそんなに下っていないはず。あれ、俺、登ってなかったっけ?いやいや下がってる。アレ?と、頭もかなり悪くなってきているころ、現れたのがこちら。

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 もう営業時間も終わって大して暖かくはないものの、38度くらいはあるであろう足湯。ちゃぷんと足を付けて数分もするとだいぶ暖かくなってきます。ここで寝ようかなと思ったものの、どうもこう、なんとなく人通りが多い。いやいや、PC5まで頑張ろうとストレッチ。また下っていきます。

 1時間後。寒さはだいぶ緩和したものの、今度はその水分を含んだ感じが非常に不快。攻めてインナーくらい変えようかなあ、でもすぐびちゃびちゃになるよなあ。うーん…とうなっていると聖地はそこにありました。

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 いーやっはー!100 円で 12 分間。さぞや臭い状態で乾くんだろうなあと思ったら全然そんなこともなく。文明の力に癒されたのでありました。コインランドリー最強。え、この間お前は何を着ていたのかって?やだなあ、レーパンは洗ってませんよ。その黄色いのを上半身にかぶせて寝てましたよ。

 そして、PC5へ。途中で TL 上のアドバイス通りにアリナミンを飲む。体力も足の痛みもそれなりに回復はしているものの、どうしてももう自転車で走りたくない、サドルの上にいたくないという気持ちが先行してしまう。とはいえ、宇都宮までは行くんだ…とサイクリングターミナルを目指します。


 ちょ、なんですかこの劇坂。サイクリングターミナルはダムの上にあるってのはこういう意味か…と最後の坂に苦しみながらなんとか PC5 についたのが、クローズの 26 分前。YO-TA さんは先について待っていたようです。あと来てないのは一人だけとのことでした。ペプシをいただき、休む…というか、どう DNF しようかを考えていただけのような気がします。勇気ある撤退、社会人としての決断、なぁんて美辞麗句ではなく、どうやったら丸く DNF できるかを考えていました。

 何はともあれ、寝る場所確保しようぜ、ということになり、二人でロマンチック村に。いまいち寝る場所が見つかりませんでしたが、私は玄関のタイルの上に眠ることにし、YO-TAさんはもうちょっと先の道の駅で寝るとのことでここでお別れ。30分のタイマーをかけて眠りについたわけです。

 起きて、しばらく考えて、また30分のタイマーを掛け、眠る。また起きて、15分寝て、むくり。次のPCのクローズ時間までは2時間ちょっと。距離は 49km で下り基調だったはず。行けないことはない。いやまてよ、宇都宮駅はここから何キロなんだ?そんなに遠くはないくらいか。いざとなったらここで一晩明かせばいいやな。よーし、いけるところまで逝っちゃおう作戦だ。


 と、よろよろと踏み出すものの、とにかくもう何でもいいから走りたくない。もうどうせ俺 DNF するんだから、宇都宮駅に素直に行こうぜ、と悪魔がささやき始めるものの何とかペダルを踏み続け、キューシートでいうところの67番、中里原の交差点を北に向かうところがガーミン上で見えてきた。「北に向かうのか…駅から離れちゃうんだよな」と思った瞬間、強烈な吐き気がこみ上げて来て漕ぎゲロ。バランスを崩してよろけるもののなんとか体制を建て直し、停車。口の中が溶けるような感じをボトルの水で洗い流し、しばし呆然。漕ぎゲロwww新しいなwwwwと笑い飛ばす気力もなく、たぶんここが、今回の私の終着点なんだろうなとがっくり。DNF することにしました。

 iPhone で宇都宮駅までナビしてもらうまでもなく、新幹線の線路を見ながら進路を南に。途中で東横インがあるらしいという情報を得、宿泊できることを確認してから DNF を宣言。本来なら、DNF を決意した時にやるべきなんでしょうが、「夜遅くに電話しちゃダメだろ」と謎の考えが頭をよぎり、連絡が後になりました。完全に頭がイッちゃってたみたいです。


 深夜のチェックインにも関わらず、東横インのスタッフの方には本当に良くしていただきました。自転車の置き場所、発送用の段ボールの手配からなにから気持ちよく応対いただけたこと、本当に感謝しております。

 東横インのいいところは、朝ごはんが食べられるところ。この時間に合わせてタイマーをかけ、せめてシャワー浴びてから寝ようと全裸になったところで記憶がとだえ、気づいたら朝。膝を床につけ、上半身をベッドにもたせかけて寝てたみたいです。

 シャワーを浴びてさっぱりして、いつの間にかハンガーに掛けられていたレーパンレーシャツを再び着込んで朝ごはんへ。ご飯一膳、オニギリ一個、ウインナー10本、酢の物、たくあん、キュウリの漬物いっぱい、煮物、ジャムトースト、トースト、コーヒーに麦茶。昨晩嘔吐した人間とは思えないくらい食べてましたね。そんな食べっぷりを見ていたのか、明らかに場違いなレーパンレーシャツを見ていたのか、食堂のおばさまが話しかけてきました。曰く、昔は私もランドナーで旅してたのよ、一人?一人のほうが気楽よね、で、どこからどこまで行くの?よんじゅうじかんでろっぴゃくきろ?凄いねー!凄いけどそんなのできるのー?と矢継ぎ早の質問と回答にちょっと楽しくなり、10分くらいお話しさせていただきましたが、おばさま、仕事大丈夫だったのかい?w

 不要な荷物は送ってしまい、宇都宮駅へ。このころ、うちの奥様は寒河江においてある車を取りに山形へ向かってくれておりました。こういう支援や協力があるから、ブルベに出たりすることができるんだなあとしみじみありがたく思うとともに、また完走できなかったなあ、また迷惑かけちゃったなあという気持ちもわいてきて複雑な気分。

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 上手くなるのは輪行のパッキング技術ばかりなり…。


 乗り込んだ新幹線で自転車を置こうとしたのだけど、スキーとかスノボとかを置くけるあの場所がない。客室乗務員さんに聞くとこの新幹線にはそういうスペースはないとのこと。仙台までこちら側はあかないのでどうぞ…と案内されて巣をつくる。

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 ありがとうございます、とお礼を言ったらばこれからロングライドですか?と聞かれ「や、ブルべっていうイベントだったんですが、走り切れずに途中で帰ってきたんですよ」と答えたところ「ブルベ!?出場されるだけでもすごいですねー」と言われたり。会話していた時には気づかなかったんですが、何故あの客室乗務員さんブルベのこと知ってたんだろう…。

 そして仙台着。とにもかくにもお風呂に入りたいと思ったものの、いい塩梅の温泉もスーパー銭湯もないのであきらめて自走で家へ。昨日と違って温度も低いためか、くるくる足が回る。ぐぬぬ、と思いつつ昼食をとりにマックへ。

 本当は牛丼が食べたかったんだけどなあ、大盛りで…と目についたベーコンレタスバーガーのセットを注文。あ、大盛りというか、Lサイズってできるんでしたっけ?と聞いたら +60 円で OK とのこと。じゃあお願いします、と言った結果、

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やべえ、なんかグラスついてきたぞ!? ど、どうしようとおもいつつ、まあ、持ち帰るしかないなあ(嬉)ということで

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 こうなりました。ちなみに、うえのもっこりは輪行袋です。そうそう、このグラスが入る前は胸のあたりに輪行袋を入れていたのですが、みなさんやはりちらちら見るもんなんですね。残念でしたね髭面のおっさんでm9 

 そして無事帰宅。奥様もすでに帰宅済みでお疲れ様と迎えてくれました。毎度毎度ご迷惑をおかけして大変申し訳ありません。

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 シャワーを浴びて、炭酸水飲んで、私の BRM720 宮城 600 は終わってしまいました。自分の実力(精神力・身体能力)ともに限界まで一応出し切れたので悔しくはなかったのですが、こうしてまとめていると、今頃のように「ああできたんじゃないか」「こうできたんじゃないか」と悔しさというかなんというかが芽生えてきます。

 奥様にはいろいろアドバイスをいただき、また、いろいろ話しもさせてもらいましたが、今年は BRM1012 宮城 300 のブルベのみ参加することにしました。SR は今年は諦めます。来年は、状況が許せばまた取得に向けて頑張りたいと思いますよ。

 さて次のイベントは…9月7日の 300 に出ようかと思ってましたがちょっと見送り。8月25日にはやまめの学校に行ってきます。そのあとだと、宮城1000のスタッフ参加ですね。どこの PC にいるかはまだわかりませんが、通過された人を激写したりなんかしてみようと思いますよ。

 では、このあたりでレポートは終わりです。ちきしょう、次は完走しちゃる。あでゅー。


2013年7月24日水曜日

【遅報】 BRM720 宮城 600 は DNF でした



 まーたやっちまいましたよヘヘヘ…だんだんショッパイランドヌールに近づいている漬物さんですどうもどうも。BRM720 宮城 600 は PC5 からちょっと行った先で DNF でした。

 正直いうともう、PC5 についた時点で 8 割 DNF の決心はしていたんですよ。それでもまあもうちょっと、と思ってロマンチック村までいって玄関で45分ほど仮眠して、身体にムチ打って漕ぎ始めること数十分。ペダルを漕ぎたくない漕ぎたくない、宇都宮から離れたら輪行できないんじゃないのかとうだうだ考え始めたところで、恥ずかしながら漕ぎゲロいたしましてねえ。幸い、自転車にも体にもかからなかったのでよかったんですが、これはもうだめだ、と。

 脚はちょっと痛いものの、体力的には全然持ちそうだったんですがね、精神力が今回は持ちませんでした。考えてみればスタートする前からテンションもモチベーションも上がらなかったんだよなあ…いずれにせよ、今の私は 300km の壁を打ち破る必要があるみたいですね。
 

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 輪行袋のパッキング時間が速くなっている自分が嫌です…。

 
 ふがいない結果に終わってしまいましたが、皆さん応援ありがとうございました。

 いろんなアドバイスやドキッとさせられたり笑わせてくれたりしたツイート、応援などなどが本当に今回も血肉になりました。個別にお返事を、と言いたいところですが、前回それやって TL 上がえらいことになったので差し控えさせていただきます。この場を借りて、お礼申し上げます。本当にありがとうございました。


 さて次回は…BRM907 神奈川 300 を考えていたけどどうしようかなあと言ったところ。リベンジしたい気持ちはあるけれど、うーん。

 まあ、ゆるゆる考えて行きたいと思いますよ。というわけで、遅報でしたー。




2013年7月20日土曜日

BRM720 宮城 600 …準備編も何ももう前日



 はいどうも、漬物さんですよ。

 あんだけ 600 に出る出る言ってたくせに準備編の記事の一本も上がらねえから、DNS 決め込みやがったなあの野郎と思ってたって?そんなわけないじゃないですかハハッ(実はちょっと考えてた)。

 7月は御用繁多な時期なんですよ。どれくらいかって週に一度はうちの課の誰かがキレるレベル。ボクですか、ボクは先週キレキレでした。

 で、はい、準備編。200 の時はあんなに丁寧に解説しておりましたが、残念ながら時間がありません。ざざーっと装備のご紹介、稚拙ではあるものの今回の作戦などを語っていきたいと思いますよ。

 ちなみに愛車の外観は、今回はこんな感じ。

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 まず、自転車本体とその装備。基本的には前回のスーパーアタック奥志賀の時の装備と変わりなしです。


 自転車については、ガレージ一本杉さんにがっちり調整していただきました。ロードに乗りたての頃右側に転んでしまった時のダメージでエンド金具が曲がっていたようなんですね。変速がおかしいなあおかしいなあと思いながら乗ってきましたが、今回の調整で完璧に直していただきました。他、各部の調整も気持ちいいくらいにバッチリ。たぶん、うちの子史上最高の状態になっているはずです。


 あ、BB のカッチンカッチン病は ベアリング の洗浄とグリスアップで治りました。すわシマノ化か、と動揺したのが懐かしくもあります。今回の600、最後まで持ってくれるのかしら。もしダメならベアリングを交換することも一応考えておきましょう。


 そして持ち物。
 これまた変わりありませんが、補給食を大幅に減らしました。50km 毎に PC が現れるわけですから、サドルバッグに詰め込むほど持つ必要はないはずなんです。実際、スーパーアタック奥志賀ではあまり必要ありませんでした。むしろメイタンの黒とか 2RUN といった、ガツンとくる薬のほうが大事でした。硫化水素地帯を抜けた後の酷い足攣りに一発で効きましたからねえ。


 追加したのは換えのインナーと靴下。できればレーパンも入れたいところですが、さすがにそこまでの荷物の余裕はありません。

 まだ前回の顛末記事を書いてないのでアレですが、実は、長い下りの途中に輪行袋とサドルバックとタイヤが接触しましてね…。見事に輪行袋には穴が開き、サドルバックの口の部分のパーツが一部溶けるという悲しい事故がありました。ので、今回はサドルバッグの角度からベルクロの結び方を一新。少なくとも前回よりはイケてるはずです。

 着ていくものはちょっとだけ変更があります。基本的にはこんな格好ですが、

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 今回はサイクルキャップをかぶっていくことにします。ニコ生ジャージのピンクがこのウェアと合うんじゃないかなー。目的は雨をよけるためです。たぶん大丈夫だとは思いますが、雨の日のメガネってのはなかなか最悪なシチュエーションですので、念を入れてキャップにします。


 前回の DNF の直接的な原因であるミスコースについては…特に対策はしていません。eTrex30 にデータをぶっこむときに、必死に道を覚えようとしたくらいです。eTrex30 にはオフコースした時にどれくらい離れたかを表示できる機能がついているんですが、使ってみてもあまり意味がないんですよね。精度が良すぎて常にちょっとオフコースですし、逆に動揺してしまうのでこれの表示はしないことにしました。精神論ですが、GPS があってもミスコースする可能性を忘れないことを心がけることにします。
 eTrex30 をブルベで使おうと思った時に、まだまだ私の知らない便利機能はあるはずなのですが、今のところ開拓しきれていません。徐々に最適化していこうと思います。

 で、食事。
 一応火曜日からタンパク質と炭水化物をかなり意識した食事をとってはいます。マラソンにおけるカーボローディングがブルベの何の役に立つのか、と言われると何とも言えませんが、蓄積して悪いこともないでしょう。また、利尿作用のあるお茶とコーヒーを意識的に少なくし、水を飲んでいます。これもいわゆるウォーターローディングからヒントを得てやっていますが、効果はあるかは不明です。おまじないですな(苦笑

 睡眠については、準備でバタバタしたものの、昨日は2300時には寝ることもできましたし、本日は会社の倉庫で寝ることもできました。定時で帰ってさらに一眠りし、寒河江に向かうことにしますので、十分すぎるくらい足りていると思いますよ。

 残る問題は走力だけです。正直、200 を2回完走しましたよってレベルで参加していい 600 じゃないと思うんですけどね。まあ、それを言うなら、そのレベルでスーパーアタックに参戦してんじゃねえよってのもおっしゃる通り。でもま、ブルベの練習はブルベでしかできないし、やれるところまでやれること、やれないことを体感させてもらおうという心境です。

 ちなみに、これに失敗してもまだ SR をとれる可能性はあります…が、できればここで走り切っておきたいなあというのが正直なところ。どこまでできるか、やってみるだけやってみましょう。


 当日は、写真なんぞとってる余裕がないのでそちらは YO-TA さん にお任せです(断言)。私は弱音をツイートするくらいになると思いますよ。適宜返事はできませんが、よろしければ応援してやってください。

 さて、もう一仕事片付けて帰りましょう。ではでは、あでゅー。

2013年7月11日木曜日

BRM913宮城1000kmの運営をお手伝いいただける方を募集



 おはようございます。漬物さんです。どうもどうも。




 今日の記事はお願いの記事です。


 2か月後の三連休に、BRM913 宮城 1000 が開催されるのですが、流石に 1000km ともなるとさまざまなトラブルが想定され、純粋に人手が足りなくなりそうで困っております。




 というわけで、ランドヌール宮城では BRM913 宮城 1000 のお手伝いを募集しております。


詳しくはこちらから。




https://sites.google.com/site/randonneurmiyagi2/



 私も純粋にスタッフとして参加するのは初めてなので、何をどうこう言えるわけでもありませんが、ブルベに興味がある方、大会運営に興味がある方、東北で自転車っていいよね楽しいよねと思っている方いらっしゃったらぜひ、お手伝いをお願いできれば幸甚です。



 特典は特にはありません。私はたぶんリベロとして活動しようかなあと思っておりますので、お会いできるかどうかもわかりませんが、やたらしゃべる坊主頭がいたらそれが私です、たぶん。



 お時間、ご興味のある方はぜひお問い合わせください。





2013年7月9日火曜日

第一回ツール・ド・さくらんぼに行ってきました。(2)

 はいどうもこんにちわ、漬物さんですよどうもどうも。
 ツール・ド・さくらんぼの2回目のレポートですよ。前回は月山湖エイドに向かう上り坂あたりまで記載したんでしたっけね。



 葉山をクリアし、そんなにきつくないだろうと踏んだ月山湖へ向かう漬物夫妻とその御守役となってしまったがんちょさん。そこには相変わらずきれいな景色とおいしいエイドがあったが、怪しげなピエロ、謎のシークレットポイントなどなどイベントてんこ盛り。クロスもロードも MTB も一団となって、サイクリストたちは温泉目当てにひたすらゴールを目指すのであった…。

 

 

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 月山山麓トラヤワイナリーの横を通るといよいよのぼりに差し掛かります。天気はピーカン。ご機嫌もなかなかのものです。どーれ、登りますか。


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 んまあ、言うほど登りませんね(余裕)。ちんたらと走る分には足にも来ませんし、問題なっしん。


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 山と川ってのはいいですな。豊富な水量がドヤ顔で下っていきます。このざああという音が私は大好きです。ええ、田舎育ちですから。


 そして、どーんと出てきました。ダム!一部ダムファンの皆様お待たせいたしました。がんちょ先生撮影のダムの写真。


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 素晴らしい。ダムの迫力ががっちり伝わってきますね。


 で、ここから左を見ると


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 上り坂が続いているわけですね…さぁもうひと踏ん張り。私は若干ここで心が折れております。


 ひぃこら登って行くと、ついに来ました月山湖。んむ。美しいですね。ダム湖に賛否両論はあるでしょうけれど、自然と人口が調和した姿でもあるんじゃないかななんて思いますよ。


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 ってことはもう少しでエイドステーションのはず。いい加減腹も減りました。よーし行くぞーと下り基調の道を駆け抜けていきます。


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 いやほんと、なんていういい天気。絶好のサイクリング日和でございますよ。川の音、鳥の声に包まれて木漏れ日が降り注ぐ道をちんたら自転車こぐ休日なんてのは最高ですな。


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 がんちょさんの愛機は空色の ANCHOR 。使い込まれた感が半端ない感じが迫力を感じさせるんですよね。


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 まーた性懲りもなくこんな高度まで登ってきました。エイドステーションまであと少し。ごはんだごはん!


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 !?
 あ、あんた誰やねん。ふらふらーっと近づいて行ったら「おーす、がんばってくださーい」と野太い声で声援を受けました。あ、ありがとうございます。正直ビビりましたw


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 自転車を置いてパチリ。うちの Cayo ちゃんもだいぶお疲れのご様子。


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 こちらのメインは山菜蕎麦。あと、くるみ羊羹とバナナ、アミノバリューがありました。奥様はだいぶ疲れているらしく山菜蕎麦はパス。バナナを食べようとしていたので「やめとけ」と言っておきました。
 彼女、足が攣りやすいのですよ。私が子供のころは、攣らないようにバナナを食べろと教えられたもんですが、最近目にした記事で「山岳救助隊がバナナ喰うなっていってる」というのをふと思い出したんですよね。結果的によかったのか悪かったのかはわかりませんが、彼女の足が攣ったのは前半と、後半1回だけでした。


 何度となく写してますけど、ホント、月山は美しいですよね。


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 だが、このオブジェはちょっと安易だろ―。月!山!月山!ってのは…


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 さて、月山を越えれば後は下り基調…そう、あくまでも下り"基調"ってだけで、それなりアップダウンが続き、若干疲れてきた脳とは関係なく足をじゃかじゃか動かしていると待望のPC、じゃなかった、エイドステーション!


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 べつに「こう並べてください」という但し書きもないのに、綺麗に整列させちゃうのが日本人の性なんでしょうな…大自転車博覧会ですよ。眼福眼福。


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 ここではドライフルーツとタケノコの混ぜご飯のおにぎりが配布されておりました。炭水化物が最高においしいですぅ。あと、どこのエイドにもアミノバイタルが用意されているのがとても助かります。
 ここは温泉でもあるんですね。温泉から出てきた爺様に「あらーどこまでいくのーあんだだつー」と話しかけられ、貼ってあったコース図を指し示すと目を白黒させてました。んまあ、そうだよね。


 コース図を見ながら制限時間を再計算…ん?間に合わなくね?ちょっと急ごうかーと言いつつのったりくったりエイドステーションを出発です。次のエイドでは温泉卵だったっけかな、と卵スキーな私は足取り軽く向かったのでした、が、この時ボクのケツは結構限界だったのです。


 おいおい、どこが下り基調なんだよ…どっちかっていうとこれは「下り貴重」じゃねえか。


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 体力の限界を迎えた我らお姫様をがんちょさんがサポートしてくれます。ホント、優しい人ですよこの人は。


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 そして入ったトンネル。気温もだんだん下がってきたこともあって、超寒い。「さむいさむいさむいぃぇぁああ」と言いながら鬼ダンシングをぶちかますがんちょさんの図であります。


 柵がない下りを結構な速度で下り、



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 つきましたはこちら、柳川エイド。

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 楽しみにしていた温泉卵でございますよ!

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 うーん、体にしみこむしみこむ。お代わりもいただけちゃいまして。大変おいしゅうございました。温泉卵もさることながら漬物(というかお浸しですかね?)がおいしかったなあ。山菜スキー(ってお前何でもスキースキーだな)としても大満足です。ほんと、このツール・ド・さくらんぼはエイドが豊富ですごく楽しいんですよ。ですが…ボクのケツというか、神経というかがかなり悲鳴を上げているため、急きょサドルを下げることに。Cayo ちゃんはカーボンナノで、本来ならトルクレンチとか使うべきなんでしょうが、そんなもの持ち歩いているわけないので憶測でぎゅー、と。しょうがない、しょうがない。

 私が必死にサドル高を調整している間にがんちょさんとうちの奥様は先行することに。俺のアウターが火を噴くぜと言わんばかりにダンシングダンシングでようやく追いついて、余勢を駆って最後のエイドステーションへ。

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 いえーい、ワイン城!自転車じゃなければワインを飲みたいところです。ここでは、ブドウジュースと凍み餅。

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 油で揚げてあるお餅なのでさすがに胃に来るんじゃないかと思ったらそんなこともなく、かりかりさくさく、ほんのりとした甘さに心もほっこり。すごくおいしかったです。ブドウジュースはさすがにワインのお城ですもの、最高級品に決まってます。

 おいしいし冷たいし、2杯飲んでもまだいける。いやこれ美味しいわー、許されるならボトルに入れたいわーなんて言ってたら

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 こうなりまして…いやこれ、普通にお金出したら結構な金額行きますぜ…ありがとうございます。ワイン城たのしいねーあははうふふと楽しく時間を過ごしてふと時計を見やると、やべえ、本格的に間に合わねえぞ…ということになり

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 Team RN3(老若男女)の皆さんと何となくトレインを組むに引いてもらって、

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 やべえよ!まにあわねえよ!という後ろからの声を聴きつつ

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 おおおやべえ!?

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 なんとか滑り込みでゴール!おつかれさまでしたー!!

 最後は向かい風だったので、ホント、このお三方のおかげで間に合ったようなもんです。



 とはいえ、制限時間の設定は結構甘めらしくて、1745時までなら OK という緩やかさ。スタッフの皆さんは制限時間いっぱいまでゴールに詰めていただいて、帰ってきたサイクリストたちにお疲れ様頑張ったねと拍手を送り続けていてくれたのでした。

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 コース設定も、時間設定も、スタッフの人数もエイドの数も種類も、天気も風も何もかんも、総てがちょうど良い…というのは控えめな言い方ですね。エイドの数と種類はちょうど良いどころかいい意味で過剰です。ボランティアスタッフの人たちも要所要所以上についててくれて、熱い中本当にありがたいことです。山形の景色だってちょうど良いってこたぁない。最高でした。ロードに乗って山岳部に行って、こんなにテンションあがったの初めてかもしれない。私が参加した自転車イベントの中では MVP でしたね。寒河江青年会議所の理事長をはじめ、ボランティアスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。


 やー、楽しかった楽しかった。だが、これで終わりではないのだよ。我々は汗を流したのち、夜の峠を越えに行かなければなりませぬ。



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 俺たちのツール・ド・さくらんぼはこれからだ!!!