2013年6月26日水曜日

【拡散希望】自転車のまち、丸森。「サイクルフェスタ丸森」開催するよー。



 
 こんにちは、漬物さんですどうもどうも。あたしゃ普段「拡散希望」なんてのは使わないのですが、今回の内容はぜひですね、自転車や宮城県に興味のある方に拡散していただければ幸いですよ。


 東北ではほとんどなかったサイクルイベントですが、震災後いろいろ増えました。震災を自転車のおかげで乗り切ったといっても過言ではない私にとっては、大変ありがたいことです。

 たとえばツール・ド・三陸


 お金を落として復旧復興しようぜではなく、被災地域はまだまだこんな塩梅ですよというのをその目で見てほしいというテーマ。

 たとえばツール・ド・さくらんぼ
 震災とか関係なく、純粋に綺麗な光景、美しい地域とおいしい食べ物を一緒に楽しみませんかというテーマ。

 たとえばサイクルエイドジャパン。一人でも多くの人に来てほしい、東北の魅力を感じてほしい。応援の絆、メッセージをつなげていく…というテーマ。

 どれもこれも練られたイベントですね。残念ながら三陸には参加していませんが、どれもこれも楽しいというブログの記事がたくさんありました。

 振り返って宮城県。私が知る限りでは、ロングライド系自転車イベントってほとんどないんですよね。SUGO のママチャリエンデューロさくらスプリントカップは確かに長距離ですけど、その、なんていうんですか、周回じゃなくて、遠乗りの―そう、ツール・ド・ラフランスみたいなイベントってないんだよなあ(もしあったら教えてください)。え、ブルベ?あれはイベントってのとはまたちょっと違う世界ですし。




 唯一開催されていたのは、閖上にあったサイクルスポーツセンターから出発するセンチュリーライド秋の100kmライドだったんですが、それも昨年は開催されず…ってまあ、あの状態ですしねえ。名取 CSC はいまだ近づくこともできません。

Mcp


 そんななか、丸森サイクルプロジェクトという集まりができ、「サイクルフェスタ丸森」というイベントを立ち上げるらしいぜと小耳にはさんだのがツイッター上でのこと。宮城でこういうの、待ってました!と小躍りしながらいろいろ問合せさせていただきました。担当の方からは「ネットで言えば【拡散希望】でしょうか?」というありがたいお言葉をいただきましたので、拙文ながらもその内容をご紹介していきたいと思います。
 


 

 基本的な概要については、サイクルフェスタ丸森の公式サイトを見ていただければ良いのですが、ざっとご紹介。


開催日時: 平成 25 年 10 月 6 日(日)


コース: ロングコース(約 70 km)、ショートコース(約 30 km)

参加料:コースに関わらず 3 千円

制限時間:5時間

 で、気になる細かいところ。

■ 自転車の車種について
 
 公道を走行できる自転車であれば車種は問いません。
 とはいえ、宮城県はタンデム自転車が走れませんので、タンデムはNG、牽引系もNGですが、リカンベントファンの皆様お待たせしました。リカンベントは OK とのことです!11月3日に開催されるツール・ド・東北はリカンベントが NGなので、平地と下りをこよなく愛するリカンベントラブな方々はぜひ。

■ 装備品

 「リフレクター」については、尾灯で OK とのことです。ただし、きちんと見えるようにしてくださいとのことなので、ブルベ同様常時点灯が推奨されるのではないでしょうか。流石に反射ベストは不要なようですので、痛ジャージを見せつけたい人も安心です。

----- ここまで問い合わせ内容。以下、私見です。

■ コース

 コースは平坦ではありますが、地名や地形を見るとそんなに余裕をぶっこけるような感じでもなさそうですねえ。コース説明にも「数字以上の手応えを得ていただけるもの」なぁんて書かれております。エイドステーションとして"いなか道の駅やしまや"さんを予定されているとのことですが、これはうれしいですねえ。エイドとしてでてくるかはわかりませんが、タケノコカレーが有名です。軽食屋さんが通常営業なら、味噌おにぎりやみそ汁などを食べることができるはず。いやはや楽しみです。

■ 丸森町

 県外の方にはあまりなじみのない名前かもしれませんね。宮城県下ではそれなり有名なはずです。パッと思い出されるのは齋理屋敷。江戸時代の豪商、斎藤理助さんの邸宅ですよ。

 斎藤理助さんというのは、特定の個人を指すわけではなく、代々この屋敷の当主が引き継いできた名前です。町の人たちには「だんぽさん」(方言で大きな商家の旦那さん、の意)と呼ばれており、6代目はたいそうな怪力だったり、親戚の反対を押し切って風呂を作ったりといろいろと和やかなエピソードをお持ちの一族ですね。

 春になればひな人形の展示があり、そのほかにも斎理屋敷のスペースを利用してさまざまな催し物があったりするところでもあります。ちなみに、今回のコース上ではたぶん、目の前を通るんじゃないかしら。

 あとは、干し柿でしょー、阿武隈川ライン下りでしょー。それと、漬物樽家的には玄米麺がメジャーです。ひょんなことから手に入れて食べてみたらこれがおいしいんだわ。冷麺に使われる米麺よりもやわらかく食べやすいその麺の名前は「う米米めん(=うまいまいめん)」でございます。我が家では主に冷やし中華の麺として利用されていたりします。もちろん、ホットでもおいしいのよ。

 などなど、丸森にはいろいろと見どころ味わいどころが多いんですよ。その周りの景色も相当きれいだという話を聞いたことはありますが、私は見に行ったことがありません。今回はそこが楽しめるコース設定になっているとのことで、楽しみなことこの上なしなイベントです。

 10月6日といえば、東北でもまだまだ温かい~暑い時期。地元の皆さんも遠来の方も楽しめるサイクリングになると思いますよ。

 ぜひぜひ、おいでませ宮城へ、おいでませ自転車のまち、丸森へ!

 参加申し込みは7月中旬とのこと。興味を持った皆さんは是非チェケラ。

 

3 件のコメント:

  1. 丸森のイベントは実に面白そうですね。この地域をよく知っているサークルメンバーも一押しでした。是非、参加を検討したいと思います。HPの写真からも阿武隈渓谷など、ダイナミックな景観も楽しめそうですし、なによりもう米米麺が気になります!
    PS:栗原オータムライドもおすすめですよ。
    http://ameblo.jp/sabun-saketen/theme-10059052299.html
    コチラの方のBLOGに写真が沢山載っています。
    協賛企業は地元商工会。お土産もジャンケンで取り合ったりと楽しかったですよ。
    今年も開催されれば是非!おススメです。
    ブルベあたりと日程がかぶるかもしれませんが(汗。

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  2. 丸森はいいところですよね
    私の先祖様が丸森出身なんですよ。
    やしまやの人はいい人達ですよ
    竹製の自転車ラックは常設ですし
    ポンプも有ります。
    自転車こいで汗だくで店に入っても
    いやな顔一つしないし
    「お疲れでしょ、どこから?」って聞いてくれるし
    漬物なんか出してくれたりする。
    味噌おにぎり(100円)もあるし
    筍カレーも旨い。もちろん地場産(すきずきですが・・・)
    何度かやしまやの前を通り嫁実家(ふくしま)まで行きましたが
    阿武隈川のほとりは雰囲気がいいですよ
    まーいろいろあって
    私は出られないんですが
    皆さん出るならば楽しんできてください
    丸森も実は被災地であり
    原発問題では県外と言うことで
    無視されている地域でもあります
    名産の筍も出荷できず涙を呑んでいる人も多かったと思います。
    齋理屋敷もいいですよ
    番頭さんの蔵の落書きは必見です
    肉屋のコロッケもうまいですし
    骨董好きにはたまらない店もひっそりあります。
    岩沼あたりからならほぼずーっと
    サイクリングロード(?)があり
    阿武隈川沿いにほぼ信号なしに行けるのも
    魅力だと思います。
    ささ
    皆さん
    行かない理由はありませんぜ!
    ローカルに楽しみませんか?
    私は別の日に
    一人ブルべで通りたいと思います。

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  3. うお、返事がものすごく遅れておりますorz
    いわんさん
    そうそう、オータムライドは松島ハーフと被るんですよ。そして今年はブルベとも…。
    いつかは参加してみたいなあ。じゃんけんでお土産取り合うとか最高ですw
    cosさん
    おかげさまで土手をずーっと走ってやしまやさんへ行ってきました。
    結構な歓待を受けまして、とても楽しく過ごすことができました。筆保地区でしたか、
    地味に原発に影響された地域で大変なんだといううわさは聞いていましたが…。
    それでもそこに人が生きていて、それなりの営みがあり、こうしてたまに自転車で
    来る我々が楽しい思いをさせてもらえるってのは大変ありがたいことです。
     今度のサイクルフェスタ丸森が、我々にとっても、もちろん丸森町にとっても
    いい事件になることを願ってやみません。

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