2013年3月25日月曜日

GENTOS SF-353X3 を自転車通勤用ライトとして使用する(2)

 はいどーも、漬物です。
 前回の「GENTOS SF-353X3 を自転車通勤用ライトとして使用する」の最後でふれたとおり、マウントの詳細とちょっとした問題点をまとめておきます。



 こういう、いわゆる普通のライトというか懐中電灯を自転車用にする場合に一番困るというか、イメージできないポイントがマウンタ、つまりは、どのようにして自転車に載せるのかという問題です。いい世の中になったもんで、先人たちがマウント方法やその部品についてまとめてくれています。



 のですが、使う部品の名称がボトルケージだのロードモーフがなんちゃらだのというだけに、よくわからんというか、想像はできるんだけど本当にそういうパーツ入ってるんだよね?という確信が持てません。



 今回、GENTOS SF-353X3 をマウントする方法としては、BAZOOKA ワンタッチボトルケージ + TOPEAK TRP-3C を使用する方法をとりました。実際にどの部品がどの商品に含まれていて、どのパーツを使ってどのパーツがいらないのかというのを下記に示したいと思います。



 さて、まずは BAZOOKA ワンタッチボトルケージ


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 まあ、「ワンタッチ」って書いてあるくらいだからボトルケージだけ入っているわけじゃないってのはわかるんですが、どこのページ見ても商品画像にはボトルケージだけなんですよね、写ってるの。中身を見てみると、こういうパーツが入ってます。


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 重要なのは右上のパーツ。これを使ってハンドルに固定させます。ボトルケージ自体は使いませんが、軽いし柔軟性もあるし、意外にお気に入りでございます。


 次に、TOPEAK TRP-3C


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 何かというと、TPEAK の「ロードモーフ」という携帯用空気入れをフレームに固定するためのパーツということになります。補修部品扱いなので入手が難しく、店頭で売っているのは見たことはありません。ちょっと前なら Amazon で送料無料だったんですけどねえ…。
 中身はこうです。


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 使う部品は、右上と、左下のゴムパッド。最終的に使う部品は以下の通り。


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 なお、BAZOOKA のワンタッチボトルケージを選んだ理由は、名前の通り「ワンタッチ」で取り外しができるからですよ。


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 この上の部分を TRP-3C とつなげます。ここが一番の難関です。


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 ワンタッチボトルケージに付属してきたネジを使うと、短すぎてはまりゃしません。逆に、TRP-3C に付属してきたネジと、ワンタッチボトルケージに付属してきたナットを素直に使うと、せっかくワンタッチにしたいのに、ネジが長すぎて引っかかるという態たらく。
 じゃあ、発想を転換して先にナットをはめてからやると、今度は後述のゴムがきちんと入らない…というわけで、ここはあきらめて別のネジを使いましょう。


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 上のネジがワンタッチボトルケージ付属、一番下がTRP-3C付属のネジ。理想はその中間の長さ。ホームセンターに行けば一発で探せるでしょう。私は手持ちに平ネジがあったので、今回は下記のようにつけてみましたよ。


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 これだと、いい塩梅に干渉しません。


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 ここまで来たら、ゴム板を付けて、マウンタは完成です。


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 さて次、GENTOS F-353X3 を付けるだけですが、ここから先はお好きな人というか、気になる人だけやればいいと思います。


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 普通の懐中電灯なので、電池を入れるスペースに意外に大きな隙間があります。ゆえに、自転車を走らせていると振動でカタカタと音が鳴ってしまいます。私はこういうの気になる方なので、ちょっとした対策を。なお、エネループだと普通の電池より若干径が大きいので、以下の加工をする必要はありません。


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絶縁用テープで電池の径を太くしてやれば問題解決。ビニールテープでも構わないと思いますが、私は絶縁用テープを使ってます。これ、安いですし、べたべたにならないのでバーテープの最後をまくときなどに重宝しています。確かヨドバシで一個48円で買ったような。


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 で、あとは取り付け。これは直感的に行けると思います。


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 はい、出来上がり。ちょっとはイメージわきましたでしょうかね。ちなみに、普通の径のハンドルにも、オーバーサイズのハンドルにもつけることはできます。カーボンハンドルのような特異な形状のものにつくかどうかはわかりませんが、コンピューター/ライトマウンタのようなものを使えば行けると思いますよ。


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ふむ、なかなかイカス。これで夜の練習も退勤もブルベもロングライドもなんでも来いでございますよ。ちなみにお値段は以下の通り。


  • GENTOS SF-353X3: ¥2,798

  • BAZOOKA ワンタッチボトルケージ: ¥660

  • TOPEAK TRP-3C: ¥580

 4,038円の自転車用ライト、ということになりますね。ハブライトとして使用している HL-EL340 を3,480円で買った私としては、+600円でこれだけの光量が12時間得られるなら断然こちらを購入します。長さも意外に邪魔にならないサイズですしね。興味のある方は是非どうぞ。光の量については、前記事をご覧いただければ参考になるかと思います。




 さて、今日はこの辺で。あでゅー。


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