2013年3月18日月曜日

BRM420宮城200kmにむけて

 はいどうも、漬物さんです。



 そろそろ気温も高くなり、まさに自転車的にはオンシーズン。楽しく辛い季節がやってまいりました。

 さて、今年最初のイベントはといえば、BRM420宮城200km。昨年も参加させていただきましたが、制限時間13時間30分のところをなんと13時間15分でぎりぎりゴールするという態たらく。最後の PC にはクローズ時間3分前に滑り込み、あまりの辛さと何とか間に合った安心感にほだされて、補給食食べながら泣いたという情けない思い出があります。まあ、ひざに激痛を抱えたまんま 160㎞ 位根性で走り切ったわけですからさもありなん。よく頑張った俺。

 今年はそんな無様な態を晒したくないわけですよ。ちゃあんと戦略的に走りたい…できれば、観察系ランドヌールと呼ばれるかの御仁くらいの大人の余裕を持ちたいわけですよ。

 かてて加えて、今年は(まさか本当に走る気になるとは思ってなかった)うちの奥様もブルベ参加でございます。私もブルベ経験はたったの1回しかありません。奥さんはもちろん初めての参加。もちろん、ブルベの精神にのっとって自立した1ランドヌーズとして走ってもらいますが、基本的にはワンセット。となると、双方が双方ともに二人で走るということになれなければいけません。あと一か月で本番を迎えるわけなので、いろいろな視点から対策を立ててみたいと思います。

※ 今回はやたら長いです


■ コース
 昨年は丸森から飯豊にいくコースでしたが、今回はあ・ら・伊達な道の駅から厳美渓、平泉、猊鼻渓、油麩丼の聖地登米を通って伊達な道の駅に戻るコース。



 アップダウンがいやらしいうえに一部路面状況が悪いところもあるというコースですが、私たち夫婦にとっては非常にアドバンテージの高いコースです。なぜなら、デートコースみたいなもんだから。伊達な道の駅の前なんて何回通ったんだというくらいだし、登米薪能にはほぼ毎年行ってたし、奥様にとっては庭みたいなもんです、ここいらへんは。私個人で言えば、昨年平泉に行くぜという企画を立てて低気温の中雨でぬれながら走ったこともある区間です。

 実は私、方向音痴です。今自宅にいますが、北はどっちと聞かれてもドヤ顔で西を指すような人間でございます。かてて加えて地図が読めません…なので、前回のブルベではミスコースしないように緊張しながら走って疲れてしまったというのもあります。
 ですが、今回に限ってはその心配はなし。私がわからなくても奥様がいる。それでもだめなら iPhone がある。盤石でございます。一応下見はしてきますが、ルートに関する対策はとくにはしません。

■ バイク
 私は FOCUS CAYO 2.0 (2011) にキシリウムエリート装備。奥様は GIANT Avail2 (2012)に DT Swiss R1900 を装備していただきます。DT Swiss のハブは本当によく回るので、少しは足の負担がなくなるんじゃないかなーと思ってますが、場合によっちゃ彼女にキシリウムエリートを装備してもらいましょう。


Bike


 タイヤについてはまだ考えがまとまっていません。Michelin Pro3(23c)で行くか、いっそ Continental Tourride(28c)で行くか、あるいは中庸で Schwalbe Ultremo(25c)で行くか。もうちょっと悩みます。


 ライトに関しては…今回はトンネルもほぼないですしねえ。私は GENTOS SF-353X3CATEYE HL-EL340 を、奥様は同じく SF-353X3 と CATEYE HL-EL135 を装備していきます。光量、持ち時間両方考えてもこれで事足りるはずです。予備電池もたぶんいりません…が、震災以降、遠出をするときには必ず予備電池を持っていく癖がついてしまっているので、持っていくことでしょう。


Light2


 前回はヘルメットに小さいライトを仕込んでいきました。非常に便利ではありましたが、今回は必要ないでしょう。それよりも、こっちを持っていくべきかなあと思っています。


Light1


 足元を照らすためのライト。んまあ、SF-353X3 があればいらない気もしますが、何かあった時(ここではライトのメカトラブルあるいは大規模災害を想定)のために持っていくことにします。



■ バッグ、荷物
 去年は初参加だったということもあり、かなり緊張していました。コンセプトは「誰にも迷惑をかけずに生きて帰る」…だったので、かなりの荷物を持ち込みました。


Bag


 35リットルのリュックサックですよ?そりゃあ車検の時に「すごい荷物ですね(笑」といわれるわけです。中身は前回ブルベの前の「平泉に一泊するよ企画」に準じたものだったはずなので…


Hiraizumi


 こんな感じ。今考えると大げさすぎましたね…。自信のなさを装備でカバーしようというのが見え見えでございます。


 今回もコンセプトに変更はありません。ですが、さすがに予備のタイヤや輪行バッグはいらないでしょう。だって、コース上に電車なんかほとんどありませんし、どちらかが走れなくなったとしても、どちらかがスタート地点に戻れば車で回収できます。両方とも走れなくなったというのは多分救急車とか警察車両とかに乗せられるような事態でしょうから考慮しません。


 となると、かなり身軽に行ける感じです。トラブルがあった時の工具類や替えのチューブ、Co2インフレーターは共有できるし、サドルバッグとツールボトルで何とかなんないかな。


ただ、季節的にまだ寒いので、ウィンドブレイカーだったりアームカバーだったりも持っておきたいし…となると、軽めのウェストバッグあたりを一応持っていったほうがいいかな。




Minibag


 場合によってはメッセンジャーバッグオルトリーブのサドルバッグの導入も考えましょうかね。


 あとは特殊な装備はしないと思います。公道を走るための必須装備と(前照灯、尾灯、ベル)、ブルベ必須の装備である反射ベスト・ヘルメット・グローブと、iPhone 用充電池。iPhone マウントはどうしようかな。



■ 脚力・体力
 一番の問題はここ。私の脚力もたいがいアレですが、奥様の場合体力の問題が。二人で100㎞は一応完走しているのですが、その2倍でしょ?不安だわあ。

 また、我々宴会が大好きなものでして、冬の間にばいーんと体重が増えてしまってるもんでこれまたアレですよね。とほほ。


 ということで、お酒を少し断つことにして、夜ライドをしようということになりました。時間が取れるのがそれくらいしかないということもありますが、夜間走行になれるためにもお酒を断つためにもいいんじゃないかなあと。

 奥様の弱点は体力ですが、これは昼休みのウォーキングでカバーできるでしょう。私の一番の弱点は膝なのですが、これは筋トレとペース配分で克服できるはずです。また、自転車通勤ですこしペダリングの改善もできた様な気もしています。とはいえ、考えてみると、 TIME の iClic Carbon を使うようになってからは膝痛発生してないんだなあ。大丈夫だと思いたいなあ。

 なにはともあれ、残り一か月、あがいてみようと思いますよ。

■ 服装
 こればっかりは当日にならないと…。基本的には、七分のビブショーツに着圧タイツ、速乾性インナー、半袖サイクルジャージにアームカバー、ウィンドブレイカーといったとこでしょうか。雨が降った場合には DNS を検討します。私も危ういですが、奥様は確実にダウンしてしまいますしね。
 できれば道草屋さんのお茶飲み隊ジャージで参戦したかったのですが、たぶん製造が間に合わなさそうですし、ベルエキップしびれ隊ジャージも買いそびれて体に合うサイズがないっていうorz 何着ようかしらねえ。


 さてさて、ざっとこんなとこでしょうかね。装備や荷物も大事なんですが、何をさておいても体力脚力の問題が。ここを何とかクリアして、楽しいブルベ報告ができるといいなあと思いますよ。

 では今日はこの辺で。あでゅー。 


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