2010年12月29日水曜日

第20回わたり鳥の海マラソンに出場してきました。

 おっといけない、年内のイベントは年内中に書いてしまわないと。こんにちわ、漬物樽の中の人です。
約一ヶ月も遅れてしまいましたが、第20回わたり鳥の海マラソンの参加レポートを書いていきます。

 レース出場回数は10km、ハーフ含めて4回目となりました。これが2010年最後のレースです。

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 マラソン大会に出場すると、たいていこう言う冊子をいただけるんですが、眺めているとなかなか楽しいんですよ。参加者とそのチーム名が書いてあるページが主なんですが、チーム名がなかなかふるってまして。ぱっと見むかしの暴走族かよ的な当て字、お酒好きなんだなあこの人たちっていうチーム名が楽しめます。

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 今回のベースキャンプは、毎度おなじみのこちら。いい塩梅に芝生があったのでみんなそこで思い思いにブルーシートを広げていましたよ。11月中旬と言うこと、海風が強いということもあってテントが便利。ですが、ブルーシートのみと言う方もちらほら。寒そうでした。

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 Oh、ナイスSU☆NE☆GE。実はここ、「わたり温泉鳥の海」のすぐ横でして、足湯があるんです。今から酷使するんだから、ゆったりつかろうというわけでして。寒い身体に足から温かさ注入。

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 わたり鳥の海マラソンでははらこ飯と豚汁がいただけます。なに、はらこ飯をご存じない。鮭の身とご飯を一緒に甘辛く炊いて、その上に行くらを乗せるという亘理町名物の丼ものなんです。はっ、なんでご当地丼企画で使わなかったんだ俺ったら(※予算不足です)。

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 さて、今回も、松島ハーフで使用したユニフォームで走りますよ。糊付けが甘かったのか、ボロボロになったのでかがり糸で補強してます。凄いアップリケ感。製作はうちの嫁さん(ピクルスちゃん)です。


 開会式の後、スタート地点の確認に行きます。

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 はらこ飯って元祖の他に本家とかあるんだろうか…亘理町はほっき飯も有名ですね。ほっき貝を使った混ぜご飯なんですが、こちらも絶品。イチゴの名産地でもあり、「夢見る乙女」というイチゴベースのワインも生産しています。

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 さて、ストレッチタイム。とにかく寒いので、いつもの1.5倍増でストレッチ。100mくらい軽く走ってフォームチェック。この日はノートPCを持ち込んで生放送をしようとしたのですが…e-mobileの電波が入らないという想定外の事態が発生。急きょ iPhone での放送に切り替えたのでした。

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 時間になったのでスタート地点へ。おお、こ、この方は!マラソン大会でほぼ必ずみかける牛の人(ごえもん41さん)じゃないですか!これは記念写真を取るべきだろJK、ということで、お願いしたところ快諾。応援している子供たちからも「うしたーん、こっちむいてええ」とか聞こえてくるし、同じランナーでも「おう!またお前か!」みたいな感じに話しかけておられました。こんな重い仮装していますが、我々よりずっと早く走るんですよ。しかも、マラソン以外にもいろいろとやってらっしゃるアクティブな方です。やあ、ご一緒できるなんてホント光栄です。

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 そうかと思えばこちらはソフトバンクの「お父さん」ですね、うっすら見える心拍計のバンドがなんだか本気度を感じさせます。というわけで、今回は牛と犬の対決になるというわけですようんうん(違 まあそんなわけで、マラソン大会というのは、お祭り的な側面もあるわけですよ。公式記録も得られるのでモチベーションの維持にもなります。ジョギングは初めてみたけど大会まではちょっと…と言うあなた!そんなことないですからどどんと参加してみましょうよ。ね?

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 何度か書きましたが、やっぱり応援があるってのはとてもありがたいことです。コース設計上、なかなか応援の人が行きにくいコースではあるのですが、スタート付近は逆にいろいろな方が応援してました。さ、盛り上がってまいりましたよ。

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 足の痛みの原因が何にあるのかつかめず、もしかしたら靴か?とも思ったのですが、今回も Reebok の ZigPulse II で参戦。多分、フォームや筋肉、体重的な意味合いの方が間接に与える影響は大きいはず。靴のせいにしちゃダメだ。嫁さんはニューバランスの WR740 を着用。

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 さて、いよいよスタート。スタート地点では目立ったモノ勝ち(といっても、危険行為や他のランナーの迷惑になる行為はNG)です。というのも、必ずカメラがありますからね。静かに目立つなり手を振るなりすると、良い写真を見ることができるかもしれません。

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 浜のお店の人たちも応援というか見物に来てくれます。ある意味商売あがったりなのかもしれませんね…。とはいえ、海の人らしい感じで「お、がんばれよー」と気さくに声をかけてくれます。

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 1kmちょい走ると海に出ます。鳥の海は内海なので、どーんと開けるような感動はありません。それでも海の匂いはしますし、ああ、海近くを走ってるんだなあと思うことはできます。

 今回のコースはこの鳥の海に沿って展開されるわけです。完全平地で坂はナシ。風もそんなにないので、記録を出すには好都合でしょうね。


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 レース中は特に何事もなく、淡々と過ぎゆきます…が、あらまあ、東北のレースで私以外に Zig Pulse II を履いてる人発見。なんだかちょっと嬉しい様な、ライバル心に火がつくような、そんな気がしますね。

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 本当に海沿いギリギリを走るわけなので、釣り人を横目に見ながら走るわけです。1500人からの人間がどたどた足音を立てているので…それでも釣れるのかなあ?あ、あとは、寒いながらも二人で寄り添うカップルさんなんかもいましてね、うんうん若いねえとうなずきながら走るという楽しみもありますってなんだそりゃ。

 何が言いたいかと言うと、海が近くにあるという人の暮らしをめったに見る機会がない人にとっては結構新鮮です。私は山育ちなもんで、海釣りや海の近くの公園であそんだことなんてないんですが、あ、こう言う感じなのねと思いました。特に鳥の海は、鳥も魚も人も寄ってくるところなんだなあとしみじみ。良いところです。


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 さて、ゴールまで1kmをきりました。最後のストレート、体力はあまり残っていませんが、ちょっとばかしラストスパート。嫁の背中のビールを見ながら「俺…家に帰ったら発泡酒じゃなくてビールを飲むんだ…」と気合を入れます。

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 その途中に…美味しそうなにおいを振りまく露店があるんですよ。くあああうまそおおお!終わったら食べに来るんだから!とさらに加速し、

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 夫婦そろってゴール。必ず手をつないでゴールするというのがうちの夫婦、いやさ、チームの鉄の掟です。

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 結果は60分を若干切ることができず。うちのチームのベストタイムをたたき出しました。嫁さんのベストタイムでもあります。うんうん、良きかな良きかな。ちなみに私は飛び賞ということでわたり温泉鳥の海の優待券までいただいちゃいました。イヤッホウ!

 そして、お楽しみ。
 はらこ飯と豚汁です!

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 ね、美味しそうでしょ。しかも結構なボリューム。これが参加者一人一人に配られるってわけです。うーん良心的。そして濃いめの味つけが疲れた体にちょうど良く沁み渡ります。お母さんたちの手作りですよ。ホント美味しい。このはらこ飯パックは会場で200円で売られてました。200円ですよ200円。安いし美味いし、モー最高!こう言う楽しみ方ができるのもマラソン大会の魅力かもしれません。


 年内最後のレースはベストタイムをたたき出して終了です。来年一発目のレースはまだ未定ですが、東京マラソンを見物しに行くことは決まっております。いつもお世話になっているアーツさんは東京マラソンに当選したそうなので、その雄姿も見てこようと思っていますよ。

 来年の目標は…。第一は、松島ハーフマラソンを制限時間内で走り切ること。第二はフルマラソンを完走すること、第三は、デュアスロン大会に参加すること、かな。それよりも何よりも、夫婦二人で仲良く完走する琴の方が大事ですけれどね。

 今年も良い年でしたが、来年はもっと良い年になりますように。ではまた。