2009年2月27日金曜日

こよい、WoodyDrop にて。

 家で飲む酒も良いけれど、やっぱりたまには飲みに行きたいじゃないですか。ですよね?ですよねー!ということで呑みに行ってきました。

 今回はお邪魔したのが仙台は一番町の「こよい」さん。和風で落ち着いた風情の中で味わうお料理が美味しいのと、日本酒が豊富にそろっているのがこのお店の強み。日本酒なら、たとえば…

Nihonsyu

 泉橋酒造さんの神力とか。明治時代頃のメジャーだった酒米といえばこの「神力」だったようなのですが、いつの間にか廃れてしまったんだそうです。それをなんとか復活させて仕込んだ…という純米酒。なんていうか、キリッとしてるんです。刺々しい感じではなくて、うーん、凛としていて一本筋が通っているという感じなんですよね。そのくせ、口に入れると香りと味がぱーっとはじける華やかさも持っていて。宮城県ラブな私としては日高見、一の蔵の大和伝やひめぜん、(春陽)墨之江、乾坤一や綿谷酒蔵さんところのを好んで呑んでいて、めったに県外のお酒は飲まないのですが…神奈川恐るべし。凄く美味しかったです。

 酒の肴としては、こんな珍しいものも。

Sunagimo

 砂肝の唐辛子和えです。見た目も名前も辛そうなのですが、ほのかに下の奥で感じられるくらいの上品な辛さ。砂肝の独特の食感を楽しんでいるうちに和えタレが口の中に拡がっていって…自然と笑顔になってしまいます。塩加減もちょうど良くて、自制しないとこりゃあ泥酔するかもというくらい、日本酒の肴にもってこい。

 他にも2、3品頼みながらゆーっくりと杯を重ねます。

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 うーん、幸せ…といいたいところですが、残念ながら中国の方の団体とかち合ってしまって静かにゆっくりとは言いがたく。酒に乱れた大声が耳の底に澱となりつつあったので、次のお店へ。

 仙台の繁華街、国分町もちょうど活気付く時間。酔客たちの日本語とすこしだけ浮かれた雰囲気が澱を洗い流してくれます。静かな場所でゆっくり?そういえば、バーとか行かないよね、私たち…と国分町をふらふらしていると、さほど歩くこともなく、ちいさな、暖かい雰囲気のバー「Shot&Coctail WOODY DROP」 がみつかりました。へー、と軽く酔った頭でメニューを眺めると、「マルガリータ」という文字が飛び込んできます。たしか…と某ぬこさんのカクテルをふと思い出した瞬間、ドアを開けることにしました。

 店内に入ると喧騒はすっと消え、暖かな色の明かりが迎えてくれます。カクテルを飲みにバーに入るなんて何年ぶりかしらと思いながら、カウンターに座ります。私はマルガリータを、相方さんは…何を頼んでよいやら思案に暮れているご様子。バーテンダーの方がさりげなく「希望をおっしゃっていただければ」と声をかけてくださったので、あまり甘くなくて、さっぱりしたので、酸味がないようなものを、という非常に曖昧な形容詞で注文をすることに。出てきたカクテルは、まさに、甘さ控えめでさわやかでスッキリした味わいのものでした。テキーラがベースだそうです(カクテルの名前は失念)。
 たぶん、我々をバー初心者と判断してくださったのでしょう、うるさくない程度に話を振ってくれます。バックバーを見ながら話をしていると、蜂蜜のお酒があるんですよー、こっちは唐辛子なんですよーと少しずつ舐めさせていただいたり、なぜか(コリー犬が云々と言う話をしていたら…)「走れージョリー、フウゥウウ」と渋い声で静かに歌ってくれたりと、楽しいけれど落ち着いた、上質な時間を提供していただけました。

 最後に、「甘くなくて、酸味があって、アルコール度数は強くても良くて…」と言うのをオーダーしてみました。出てきたのは、ウォッカに新鮮なイチゴを潰したものとコアントローを入れたイチゴSP。これがまた、美味しいったらありません。酔いが回った頭の中がすっきりするような鮮烈な酸味なのに、口の中でほのかに甘みが残ります。ウマーwwwと飲んでいたら「そのグラスの半分くらいはウォッカですので、だいぶ強いですよ?」と心配されてしまいました。

 丁寧なお見送りをいただいて店を後にする頃にはもういい時間。都会とは違って、車がないとどこにもいけない私たちにとっては「お酒を飲みにいく」には勇気と資金が要るんですよ。なにせ、飲み代<交通費になることも珍しくありません(運転代行とかタクシーとかを使うと諭吉さんが一枚消えます)ので…。ので、お酒を飲んでいる時間は凄く貴重で、楽しみで、大事にしたいものになるのです。断然日本酒派な私たちではありますが、貴重な時間を静かに楽しむにはバーでカクテルというのがいいのかも、と気づかされた夜でした。

 お値段的にはかなり高めではありましたが、精神的な満足感には代えられません。仙台またはお近くにお住まいの方、「Shot&Coctail WOODY DROP」さんはお勧めですよ。

��雰囲気を壊したくなかったので、バーの中では撮影しませんでした。ので、写真はありません。)


 今日?今日は一番町あたりに出没する予定ですよ。明日は明日で相方さんの父上と飲み会。酒が呑める呑めるぞう、酒が呑めるぞーう。

2009年2月26日木曜日

【ご当地丼企画】第六弾は堅田丼!

 ご当地丼企画、第六弾は和歌山県はのご当地丼「堅田丼」です!
(当面は"ご当地丼企画"として投稿いただいたものをカウントアップしていきます。ご了承ください。)

 豚、麩、鳥、豚、漬物、豚と来てついに待望の海鮮モノがやってきましたよ。日本で四足の動物が食べられはじめたのは結構最近のことです。私達が思っている以上に肉以外の丼モノって多いんじゃないかしら。いやいやまてまて、丼モノというジャンルの成立時期にもよりますね。調べてみると室町時代の「芳飯(ほうはん)」というのが起源らしい…となればますます肉以外の丼はたくさんありそうです。
 ぽんさんの動画はあくまでもほんわかムードです。冒頭からファンの皆さんによる暖かいコメントがつき、それがまた良い雰囲気で。丼の背景の説明と調理シーンが紙芝居形式で進んでいくのですが、これがまたため息が出るほど「くわああああうまそおうおぅおあfだあ」という感じ。ハマチのヅケにトロロをかけるという丼のため、調理シーン的にクライマックスがあるわけではないのですが、それがまた素朴な感じと、「普通にうまいだろこれええええ」という感想を抱かせます。丼だけでなく、副菜やお味噌汁にもきちんきちんと凝ってあるのがまたぐー。

 ハマチなんて高くて買えないよ!と言う方も最後まで正座しながら見ましょう。経済的でありながらも宮廷料理の品格あふれる一品が紹介されてます。そんな一粒で二度美味しい!な堅田丼動画はこちらから。



 「和歌山県西牟婁郡白浜町堅田」にあるとれとれ市場さんのオリジナル海鮮丼のようですね。取れ立てのハマチとタイがのっかって560円。なんという良心的価格。ちょっと調べただけでもライダーさんをはじめとする様々な方が「ウメェウメェ」と大絶賛ですよ。和歌山に行くことがあれば是非よらなくちゃ。丼の名前にもなっている堅田地方が今回の丼の聖地となっているようです。

 和歌山…大阪の南なんですね。みかんのイメージが強くってもっともっと西なんだろうと思ってました。ふーむ、暖かいところにはまた暖かいところなりの調理法だったり料理法があるはず。南国の丼ならこれだろJK、北国の丼ばなめんでね等々、いろいろな県や地域からいろいろな丼たちが出てくるはずの、ご当地丼企画リストはこちらっ。




2009年2月24日火曜日

【うp】(主に)時間が作る漬物講座(7)



 こう、新しいガジェットがてにはいると、思わず、それに付随する小物を買っちゃったりしますよね。ついつい三脚とかSDカードとか買っちゃいまして。浮かれたままでEX-Z750のテストも兼ねて動画撮影をしたため、今回のクォリティは、正直、低いです…っていつも低いですけどねww
 今回のテーマは「疾走感」です。宴会以外の調理部分は全部で15分程度なので、「あっさり簡単に出来ますよー」を前面に出したかったんです。見事に失敗してますが…orz。

 いつもは AVIUtl を用いて一気呵成に動画をつなげています。が、メモリの容量は圧迫するし、CPUの負荷は尋常じゃないし、予期せぬエラーが起こると数時間の作業が一気にパーになる等不満点もありました。何より、休みの度に「8時間引きこもってやっと1動画」というのはいくらなんでも不健康。そんなにそんなにまとまった時間もとれません。

 その辺の問題を克服すべく、今回は、

��.AVIUtl で字幕とちょっとした効果音を入れ、
��.シーンごとに切り離した動画ファイル(未圧縮AVI)を作成する。
��.trackAX で動画を結合
��.シーンの切り替わりエフェクト、BGM、SEを挿入し、動画ファイル(未圧縮AVI)を作成
��.AVIUtl を用いて H.264 にエンコード

 という手法で作りました。
 シーンごとに編集するので、作業時間を細切れに出来ますし、いつもよりも容量の小さいファイルを扱うことで CPU やメモリへの負荷もかけずにすみます。失敗してもリカバリにかかる時間も大幅に減らすことが出来ますし、なかなか良かったのではないかと思います。
 問題は、未圧縮 AVI を用いるところでしょうか。4.の後にできる動画は10分でなんと50GB。その辺に余裕があるのであれば、こういう編集方法も悪くないなぁと思いました。

 さて、楽しんでいただけるでしょうか。
 見てくれた方が少しでもニコニコしてくださって「あ、私もやってみよー」と思っていただけたら、とても嬉しいです。

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 本動画における「線路は続くよどこまでも」の歌詞は以下のものとなります。


ごーはんだごはんーだー さーあたーべーよーう

かーぜもさわやーかー こころもかーろーくー

みーんなげんきーだー かーんしゃーしーてー

たーのしいごはんーだー さーあたっべっよー



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 東北は相変わらず寒いのですが、徐々に気温が上がりはじめることでしょう。そうなると、漬物シリーズは一時の休眠と言うことになる…かもしれません。正直、仙台で手に入る春野菜は漬物に適さないし、中途半端に暖かいし。夏になれば浅漬けができるのですが。うーんうーん。


2009年2月23日月曜日

【ご当地丼企画】 スタ丼!

 今回ご紹介する「スタ丼」は去年の今頃、腕輪さんがうpしたものです。
# 「ご当地丼」としてマイリストやブログで勝手にご紹介していますが、問題あるようでしたら教えてくださいませ。

 さてさて、スタ丼。これでも一応東京に住んでいたことはあるのにもかかわらず、まったくその存在を知りませんでした。スタ○○ってことはえーと、スタジャン?ってことは"スタ"はスタジアムの略?ああ、東京ドームとかで売られているのかな?と動画を見てみると、どう見てもスタミナです本当にありがとうございますな丼モノ。これは風邪とか一気に吹っ飛ぶんだろうなぁ、ああ、肉…うんまそうwwwwなスタ丼はこちらから。



 にんにくたっぷり、醤油に味覇(ウェイパー)に塩コショウなお肉がたっぷり。これは若い人は大好きでしょう。いかにもガッツが出る感じの調味料で肉を焼き、卵をぽん。くぉおお、狂おしいまでに漢の丼って感じですよね。これはまさに、まずいわけがないという感じです。もやしの味噌汁ってのがまたいいなあ。このとりあわせが、良い意味での B 級の香りを引き立ててると思うんです。

 さて、スタ丼とは何ぞや、と調べてみました。なるほどなるほど。「伝説のすた丼屋」の先代店長の「若い連中に腹いっぱい食わせてやりたい」という想いから生まれた丼なんですね。凄く納得。これは確かに、体育会系の人たちが試合帰りや練習帰りにかっ込んでるのが似合うと思います。お上品に食べるんでもなく、ゆっくりと味わって食べるんでもなく、

               。
            。 O     ___
          ゜  。 \ヽ / u ヽ ` 、        ゜
          -  ・。 / ; ゜(●)  ─\     @ 。
        ,  ゜ 0 ─ { U u (_人__)(●).| / 。  ,’´ ̄ ̄`’,
         ゜ ,,、,r-’⌒l u  /亠、/   。゜ / o    ,! ハ ハ !
      。 ゜ r-’⌒`ー-’´ヾ, 〈r┬/u   / 。 ・゜  l フ ム l
        ヾヽ、_,,,、-、/ミ,ヽ  ̄ ノ_, -イ-、\   ∠  ハ ッ j
          ー = ^~、 ̄r’´ ̄`’’jヽ、  〃ヾ ゜ 。 ヽ フ   /
 jヽjvi、人ノl__     / /  ヽ´{ミ,_   ̄`’’’-ヽヾ    ` ̄ ̄
 )   ハ   7      /  / `’=’´l  ̄i’-、_,,ン ノ 。
 )   フ    て   /  /   !。 l  l  - ニ
 7   ッ    (  __ヽ、__l ___ .!。 l__l__,-=-,___
  )   !!     ( ,-=-, ∠ヾゞゝヽ ,-≡-,l  l-=二=-,
  ^⌒~^⌒^~⌒^└==┘   ̄ ̄ ̄ ヽ==ノヽ=ノ\__/』

 てな感じ。身体全体で夢中になって食べるというのが、こういう力強い丼には似合うと、私は思います。

 東京は国立が発祥なんですね。国立周辺といえばクラスタがある場所でしたっけ。一度だけライブを楽しみがてら町をふらふらしに行ったことがあるのですが、うん、なるほど、となんか納得してしまいました。東京や大阪等の都市部だと、すた丼のように「ごくごく一部のカルチャーから生まれた」というローカルな丼がたくさんありそうな気がしますよ。飲み屋さんのまかないメニューとかも含めるとまだまだ出てきそうな、そんなwktkが止まらないご当地丼企画リストはこちらっ。



 …丼の定義って難しいですねぇ。タコライスはダメなのかなぁ?

2009年2月22日日曜日

【コメント返信】【ご当地丼】 とよま丼=あぶら麩丼(宮城県)

 
 ちょ、な、何ですか。再生数3,000きゅ、9,000超え…マイリスト登録いっぱい…こめんとたっぷり?

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  ( ゚д゚)
��(__つ/ ̄ ̄ ̄/_ 
  \/    /
     ̄ ̄ ̄

  ( ゚д゚ )  < なんか…悪い事…シチャッタ?
��(__つ/ ̄ ̄ ̄/_ 
  \/    /


 マイリストは3以上行けばおめでとう、再生数は300行ったら良いなーくらいの底辺ちゃんな私にとっちゃもうなにがなんだか、コメント数が増えるたんびに「やべえめっさ叩かれてるんじゃなかろーか」とガクガクしてました。失礼な話ですよね…暖かいコメント、ありがとうございます。

 いろんな方に見ていただけるのは、やっぱり純粋に嬉しいです。一晩あけて、ようやくなんかこう「い、イヤッホウ?」と言えるくらいになってきたような気もします。それもこれも、ご視聴いただいた方、マイリストに登録してくださった方、ブログに紹介してくださった方、さまざまなコメントを残してくださった方、いろいろなアイディアをくれる2ch料理スレッドの方々やニコニコ動画内の料理コミュの方々をはじめとする、皆様のおかげ以外のなにものでもありません。残念クォリティな動画にもかかわらず、本当にありがとうございます。この動画をジョーさんに捧げたいと思います。

 …これは祝杯を上げねば!の前にいただいたコメントの中からピックアップしての返信をさせていただきます。できればすべてのコメントへひとつひとつお礼やご返信をするべきところですが、割愛とさせてください。ありがとうございます。





■ 0:11 多賀城から来ました
  0:11 宮城県民のオレが通りますお

 登米、宮城の田舎、登米の隣町、仙南、仙台、岩沼等々、宮城県の方にいらしていただけて、とても嬉しかったです。宮城サイコー!

■ 0:15 なぜこの曲w
  0:17 ちっらたらっとっりぱんてぽー

 料理といえばネギ、ネギといえば



 ということになるかと思った次第でございますよー。

■ 0:19 あぶら麩って初めてきいた
  0:22 そんなんあるんねや?

 仙台ではたぶんメジャーです。仙台麩=あぶら麩ですし。とはいえ、揚げてない麩ももちろんあります。奥州仕置きで伊達政宗が移動してきた岩出山にはまんじゅう麩というものもあるんですよー。

■ 0:34 撮影下手!
  1:35 ちょっと照明まぶしいでつ
  2:14 白過ぎるww

 で、ですよねー。蛍光灯の関係か、光がちらちらすることもあるし「驚きの白さ」状態になることもあり…編集である程度何とかなるとはいえ、もうちょっとがんばってみようかと思います。ご指摘ありがとうございます。

■ 0:37 せりを使うとこに東北を感じる
 お、通ですね。せりといえば宮城県は涌谷町が有名ですよね。せりのお浸しが大好きです。酢醤油のやつ。

■ 0:46 アンドリューヨーク
 LAGQ のギターを叩いて音を出すやつ(曲名失念)に一時期ものすごくあこがれました。ムーンタンなんか弾けるわけもなく、せいぜいリズムがめちゃくちゃなサンバーストをつっかかりつっかかり弾くので精一杯ですorz

■ 0:51 宮城だから・・・・
 ええ、もう、バリバリ宮城です。宮城ディスティネーションキャンペーンは終わってしまいましたが、一度是非お越しくださいませ。

■ 0:50 そのままでも結構ウマイよね
  1:11 これうどんに入れるとうまい
  1:17 油麩の味噌汁は最高に美味い

 な、なんだってー!うちではよく煮物になりますよ。うどんと味噌汁かぁ…早速試してみます!

■ 1:26 たぶん使った後に水気拭かないからだよー
  1:21 キタネw
  1:31 研げwww

 水でざっと洗った後放置ですからねぇ…今後はちゃんと水気を拭いてあげることにします。家庭レベルで磨いではいますがそろそろ限界なのかなぁ。とりあえず友人の結婚式の引き出物でこれを貰ってはおきましたが、これはまだまだ使わないことにします。

Houtyou

■ 1:41 おお、IHか
  1:48 IHウラヤマシス
  3:02 IH使用下での反応悪いので、要注意ですよw

 断然ガス派なのですけどね。両親たちが耄碌した時に、直火だとあぶないということで導入されました。反応は…すぐ暖まるときもあればそうでもないときもあるし、少しでも台座から離すとピーピー文句言うし、なんかいまいち料理してる気しないし…私はガステーブルのほうがやっぱり好きです。

■ 1:44 うちと同じフライパンだー小さいのに重いんだよねw
  1:52 マーブル加工のフライパンだw

 ちょwwwwこれwwww3千円もするのwwww?どおりで母上がホクホク顔で手入れしてるわけだ…。マーブルは余計な油引かないから良いですよねー。重みも好きです。

■ 2:37 4倍に濃縮してるんだから、全体の量を4倍、つまり3倍の水でおk
  2:44 4倍の水を入れるのか,水を入れて4倍にすればいいのか分からなくなる

 そうそう、そうなんですよ。今回は正解のようでよかったー!

■ 3:27 にぎるのねー?
  3:28 麩に味がしみこんでウマイんだよね

 ですー。潰れない程度に握ってください。この工程は肉球をふにふにしてる感じにも似てハマリます。こうすることでたまねぎの甘みが溶け出したタレをしみこませるって寸法です。

■ 3:41 ちょっとまて! このBGM・・・もしかしてani-zooか!?
 む?と思って調べてみたら…うあ、かっくいい!元ベース弾きとしては憧れちゃう存在だわさ!



 使用曲はどちらも Andrew York 作曲です。前半が Sunday Morning Overcast、後半が SunBurst。クラシックギターの曲です。

■ 3:59 卵は2回に分けて入れるとふっくらしておいしくできるよ。おためしあれ
 なんと…っ。これは是非やってみます!じょうほうありがとうございますー。

■ 3:59 そこのビンには何がはいってるの~?
 お、お客さんお目が高い…ええ、これは次回の「(主に)時間が作る漬物講座」で答えが明らかになりますよ。

■ 4:01 おふじゃだめなのん?
  4:09 普通の麩だとすき焼きっぽくなるんかな

 やったことがないのでなんともいえませんが、この丼のキモは「油で揚げられた部分のコシと中のふわふわ感」だと思うのです。味的にはほとんど同じようなモノになるかとは思いますが…。

■ 4:11 ちょwwフタはティファールwwww
  4:12 ティファールの蓋じゃねーかw

 バレター。だ、だってこれしか蓋になりそうなもんがなかったんですもん…。

■ 4:17 親子丼の鶏を麩にした感じ?
 イメージは近いです。調理法としてはまさにそのとおりですよー。

■ 4:39 SEwww
  4:46 いよぉ吹いた
  4:57 BGMwww
  5:00 またこのBGMきたw
  5:05 え、残り時間全部食べてるのかw

 へっへっへ。反応いただきありがとうございます。今後はたぶん「"いよぉーぽんっ"から"すごい男の歌"」がスタンダードになることでしょう。

■ 4:54 自家製豆腐・・?
  4:57 豆腐もおいしそう
  4:58 自家製豆腐が気になる

 味も感触もサイコーですよ!おうちカクテルといえばこのねこぽんさんのブログにて詳しく作り方が載ってますよー。

■ 5:37 \かんぱーい!/\かんぱーい!/\かんぱーい!/
 かんぱーい!

■ 5:41 うまそうだが丼もの+酒はふとるぞw
 ハッハッハッハッハハッハッハッハ・・・・・・・。

■ 5:57 蕎麦屋の丼もので、きつね丼ていうのがあって結構美味いって噂
  6:02 同じようなので京都の衣笠丼もうまいよな あっちはあぶらげだけど
  6:09 大阪のハイカラ丼も同じ土俵っぽいな
  6:18 きつね丼近そうだな

 ふむふむ…これは大阪や京都からの参加が期待できるのかなー。楽しみ楽しみ!

■ 6:49 今度作ってみよう
  6:59 作り方覚えたぜ!

 そういってもらえると、ものすごく嬉しいです。是非是非宮城の味を堪能してくださいませ!

■ 7:17 いやでも、こういう休日はいいよね
 昼間っから酒を呑むなんて堕落の極みです。が、だからこそ良いんですよねwwwww

■ 7:19 わさびのつけものもうまそうだなー
 暖かくなったら、某わさび園からわさびの葉を買い付ける予定ですのでお楽しみにー。


 コメントいただき、本当にありがとうございます!コメント返しでしたー。

 重ねての御礼になりますが、本当に皆さん、ありがとうございます。うp主やっててよかったーと思えました。これで慢心することなく、料理にも撮影にも編集にも磨きをかけていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。


2009年2月21日土曜日

次回の漬物講座は…

 えーっと、前回の進捗確認では…


 ・ 漬物の油いため

  → もうちょっと漬物が酸っぱくならないとなぁ

 ・ 白菜漬け(少量)

  → ミニ樽は現在大根の甘酢漬けに使用してるので、あき次第

 ・大根のぽん酢づけ

  → 動画はとり終わってるけれど、尺が短くなりすぎ。要工夫。

 ・鳥の南蛮漬け

  → そもそも漬物?動画はとり終わってるけれど…うp主と父親酔っ払いすぎワロタ状態なので再撮影予定。

 ・ 漬物ステーキ

  → ョさんがヽ(゚∀゚)ノなので、油いためと絡めてやるかポン酢漬けと絡めてやるか、かなぁ。

 ・ ごんぼ漬け(ごぼう漬け)

  → (´ω`)さんがヽ(´▽`)/なので、これもやる予定ですよ!



 てな感じだったわけですね。ごんぼは消化済み。あー、白菜はもう手に入らないかなぁ。大根はふと気づくとなくなってるし、南蛮漬けもやりたいなぁ、丼企画もメキシコ料理もやりたいんだけど…時間と予算と体重的余裕が・・・・・なくなって・・・きました・・・orz

 映像の編集方法も、ちょいちょいと研究中です。今回は、AVIUtl で映像のカットと字幕を入れて未圧縮 AVI を作成し、それらを trackAX に取り込み、各種エフェクトの追加と音声の加工・追加をおこない未圧縮 AVI を出力、最終的に AVIUtl で H.264 な mp4 を作るという流れで作る予定です。何言ってるかさっぱりわかりませんね。私もまだ良くわかってませんが、少しは楽になるだろうし、エフェクトのバリエーションも広がる…はず。


 次回は漬物ステーキと父親が手を出したアレを作りますよー。
 その前に、漬物講座(6)でいただいたコメントに返信しなくっちゃ。

2009年2月19日木曜日

【ご当地丼企画】 いぶりがっこ丼!


 そ、そうでしたorz

 今回ご紹介する「いぶりがっこ丼」のように、ご当地丼企画以前に投稿されたものもあるんですよねぇ。うp主のぴすけさんからいただいたコメントで気づかされました。他にも「こんなのあるよー」と言うのがあれば是非教えてくださいませ。

 料理祭りできりたんぽ動画をうpしてくれたぴすけさんの第二段?の動画が今回のご紹介。そうそう、ちょうどこのちょっと前に私もいぶりがっこ作ってたんですよ。製法的にはまったく逆のアプローチなんですけどね。



 「いぶりがっこで料理…だと…!?」と思って見はじめたのですが、食材のバックボーンの解説が非常に丁寧で。同じNMMを使っているのに、こうも見易さに違いが出るものかと愕然とした記憶があります。

 煙の香りと大根の旨みが凝縮されたいぶりがっこにもう一工夫を加えて丼にしちゃおう!ないぶりがっこ丼はこちらから。



 これはどんな味になるんだろう…。いぶりがっこで卵丼を食べる感じなのかしら。いやいや、漬物は火を通すとまったく違った風味をかもし出すこともあるので、これはなんていうか、漬物樽の中の人とか自称している人は作るべきなのではないかと思います。きっと、ふわふわぱりぱりの食感で美味しいと思うんですよ、ええ!

 実は Nifty の Daily Portal Z でもコネタとして載っていたのを読んで知ってはいたのですよ。やべーうまそーと思いながらも手をつけなかったことに後悔。ちなみに、この記事を書いている高瀬 克子さんの食に対するこだわりは相当なもので、いつも楽しく読んでいます。

 秋田県は角館に「いぶりがっこ尽くし」を出すお店があるようですね。今回の聖地は角館ですか。みちのくの小京都。武家屋敷の塀にたれさがる枝垂桜は本当に美しいんですよね。秋田県といえば比内地鶏。スペシャルな親子丼とかあるんじゃないかなーと期待しちゃいます。名称としてはおなじ「親子丼」でも、その地域地域によって様々な工夫や味付けがあるとおもうんですね。そういう「うちの地域のこだわりはココ!」みたいなアプローチも楽しそう。そんなwktkが止まらない、ご当地丼企画リストはこちらっ。



 さぁて、お昼は…外食で丼で手軽に食べるとするとカツ丼・牛丼・天丼くらいしかないんだよなぁトホホ。

【ご当地丼企画】第五弾はタレカツ丼!

 ご当地丼企画、第五弾は新潟県のご当地丼「タレカツ丼」です!

 ソースカツと来てタレカツとな!考えてみれば、あぶら麩丼もあぶらで"揚げた"麩ですし、揚げ物率高いなー。相変わらずの高画質で粛々と料理が進みます。タレの味を想像してうまそーだなぁとハァハァしているところに油で肉が揚がっていく様が映し出されるわけですよ。タレとトンカツが一緒になったら…うわああハラヘター!!
 サムネイルだけを見ると、シンプルであっさり食べれそうだぁと思うのです。が、動画を見るとボリュームすげえええええと驚かされますよ。肉好きは嬉しいサプライズに忘我の境地にいけるかもしれません。白飯とカツとタレというシンプルだからこその圧倒的なボリューム。これはダイエットのおおいなる敵!なタレカツ丼はこちらから。



 タロウさんだけに、とんかつ太郎ですね、わかりますwwwと勝手に思っていたら本当にそういうお店があるんですね。調べてみると、いろいろなライターさんの記事が出てきます。昔から変わらぬ味を維持し続けているんだそうですよ。30年前に一度きた人がわざわざ食べに来るくらいの美味なんだそうです。なるほど、新潟市が今回の丼の聖地なんですね。

 ちなみに、あぶら麩丼の聖地は登米町です。つか勇さんというとこで良く食べるのですが、ここの若旦那?さんは小学校の先生をしているらしく、祭りともなると生徒たちがつかせんせー!つかせんせー!とわらわらとやってきては買い食いしてたりするほのぼのな光景が見られます。

 新潟県は米どころと言うこともあり、他にもいろいろな丼があるんじゃなかろーかと期待しちゃいます。海産物も豊富ですしね。いやいや米ならうちが、いやいや海産物ならうちも、といろいろな県や地域からいろいろな丼たちが出てくるんじゃないかなぁと期待しています。そんなwktkが止まらない、ご当地丼企画リストはこちらっ。



 ご当地丼企画見るようになってから体重が…い、いや、丼片手に酒が進むぜぇヒャハー!なんてしてないですよ?してないですってば!



 ソースカツ丼おいしかったれしゅ(^q^)

2009年2月18日水曜日

【ご当地丼企画】第四弾はソースカツ丼!

  ご当地丼企画、第四弾は群馬県のご当地丼「ソースカツ丼」です!

 コメントによると発祥は早稲田大学の近くの食堂とのことですが、発祥よりも「どこで一番消費されているか」がポイントだと思ってます。初音ミクの歌声に乗って、チキンカツが揚げられていき、ソースが作られていきます。暖かい白飯の上にのるとしなっとなる細切りキャベツ、ソースが絡まったカツの暖かさでさらになじむ白飯とキャベツ。そこにトドメとばかりに特製ソースがとろーっと。これで美味しくないわけがない!なソースカツ丼はこちらから。



 てっきりトンカツかと思いきや鳥のもも肉なんですね。チキンカツ、美味しいんですよね。脂がじゅわーっていうあの感じがたまらないわけですが、今回の白眉はソース。カツに絡めたときの、あの色合いの妙味。甘くてちょっと酸味があって…と想像するだけでもつばが沸きます。あーもー、今こうして思い出してるだけでも…ゴクリ。

 ちょっと調べてみたところ、群馬県は桐生というところがソースカツ丼の聖地のようですね。そこには「エビソース丼」というのもあるらしいとのこと。うp主の方には是非第二段をお願いしたいところですっ。

 また、長野県には別タイプのソースカツ丼があるらしいとのこと。やぁやぁ、どんな丼たちが出てきてくれるのか、とても楽しみです。

 そんなwktkが止まらない、ご当地丼企画リストはこちらっ。



 私もなんか作りたいなぁ…あ、でもそろそろ漬物シリーズをどうにかしなくちゃだし、またバタバタしそうorz

2009年2月17日火曜日

【ご当地丼企画】第三弾はロコモコ丼!

 ご当地丼企画第三弾がうpされましたよ!

 北海道、宮城県と来てまさかの海外。ハワイのロコモコ丼がウクレレの調べとともに作られていきます。白飯+ハンバーグ+目玉焼き=ウマー!なロコモコ丼はこちらから。



 淡々と、でも、なんだか楽しそうに作られていくハンバーグ。ふんわりした雰囲気の中にシュールさがアクセントとしてちりばめられている不思議な動画です。ついつい繰り返し見たくなってしまう魔力があります。それにしても、嗚呼、玉葱に絡められた和風ワイン、ケチャップとソースがたまんない…目玉焼きにとろーって。はぁはぁはぁはぁ。1時間半前におにぎり食べたのにお腹すいてきた。

追記:うp主は便秘婦人さんだったんですね!さすが料理上手。シンジ君は今回出なかったんですね。



 というわけで、ご当地丼企画なマイリストを作ってみました。いろいろな動画が増えていくと良いなぁ…って、あ、アレも一応丼か?と思いついたものがあるので、今週末にでも作る時間があれば作ってみようかしら。

2009年2月14日土曜日

2分ケーキ?SanSebastian?究極に忙しい?

 バレンタインデーまであと三日の02月11日。休日でもあり、準備には絶好のチャンスです。ニコニコ動画のほうにもいろいろとバレンタイン向けの動画が出ています。どれもこれもおいしそうだし、私にも出来るかも?と思わせる良動画のオンパレードです。

 いろいろ動画を見ているうちに、「何もひとつの動画のレシピを作ることないよねぇ」「複数の動画のエッセンスを詰め込んだら面白いんじゃないかな?」と考えるようになり。「出来るだけ簡単」と「見た目の美しさ」という要素を兼ね備えれば良いわけで…となれば"2分ケーキでサン・セバスチャン"とか良いんじゃない?


 100円ショップに向かい、ドーナツの型抜きと、型抜きより大きめで、円錐ではなく円柱形のタッパーを購入します。これで2分ケーキを焼きますよ。



 これのレシピをちょっと改造(油をバターに、ベーキングパウダーを1.5倍に)し、そのタッパーでココアと黄な粉の2バージョンを焼き上げます。

Tappa

 で、完全に冷ましたら、おかんさんのサン・セバスチャンを参考に型抜きしていきます。



Katanuki

 組み立ててみると、おお、なんだかとっても良い感じ。

Kumi

 この調子で行け行けごーごー!

Kumitate

 むぅ、大きさにばらつきがあるのはしょうがないか…それなりといえばそれなり。早速中を見てみましょう。

Sorenari

 これは…これはキタ!キタコレ!これは相方さんも絶対びっくりするぞー…アレ?





 …。




 タッパーが小さすぎたというか、ケーキがしぼんだからというか、型で抜いたら一番外側がぺらぺらになっちゃったのが敗因ですね。おかしクラッシャーな私、流石だわ。仕方がないので一番外の円をはずし、ラップでくるめば…

Rappu

 まぁそれなり、かな?


 とはいえ、これを贈るってのは流石に…。あぶら麩丼の編集もしなくちゃいけないし、今日はここまで!



 なんていってる間に13日に。こうなったらアレしかない!



 これなら失敗するはずもなかろう、と意気揚々と作業開始。できあがったのが以下のもの。

Choco

 んむ、それっぽい。これはほんとに美味しいし、手軽だし。便秘婦人さんの動画は今後ますます期待大ですね。

 ちなみに、真ん中の包みにはこんなのが入ってます。

Usagi

 ウサギ、特に和柄のウサギが大好きな相方さん用に、ウサギの型抜きで型を整え、目にはドレンチェリー(さくらんぼの砂糖漬け)を適当に切って貼り付けてみました。不恰好ではありますが、まぁ、気持ちは伝わるかなぁ…。ちょっと不安だったので

Arigatou

 こんな物を入れておいて、ようやく、バレンタインの準備が終わりました。や、やっと寝れる…。

2009年2月13日金曜日

【コメント返信】 (主に)時間が作る漬物講座(6)

 
 動画のご視聴、マイリストへの登録、コメントや「かんぱーい!」弾幕へのご参加、本当にありがとうございます!皆さんからの反応は本当に嬉しいです。励みにさせていただき、つたない動画編集力をなんとか向上させていきたいと思います。



 今回の動画にいただいたコメントの中からピックアップしてコメントをしていきます。できればすべてのコメントへひとつひとつお礼やご返信をしたいのですが…失礼ではありますが割愛とさせてくださいませ。

■ 0:06 もう酔うとる
  0:08 できあがっとるがなwww

 おかげさまでwwww

■ 0:35 動画技術が上がったようなw
 (*ノωノ)き、気のせいです

■ 1:25 包丁の切れ味にぶってるんじゃ・・・さびてるし
 しくしく。これでも、うちにある包丁ではトップクラスの切れ味をほこるんですよ。漬物樽家のエクスカリパーと異名をとる伝説の(ry
 単純に、中の人の技術力不足です。他の方の動画でやってるように「|||||||」したのを「\\\\\\」して、とんとんと切っていけばよいのでしょうけれど、「≡」のようにして切っているのが問題なんでしょうねぇ…。

■ 1:33 カメラ逆がいい 手元見せて〜!
 で、ですよねー。右手を動かすから左側から移した方がいいんだろうなと思ったら…大失敗orz

■ 2:18 森高ってやっぱ歌下手だな
   2:20 鼻がつまってるだけだよ
   2:22 存在すら知らなかった…

 森高千里の『渡良瀬橋』は私の十八番ですがなにか?…森高の認知度の低さに絶望した!…じゃなくて、後半は松前漬けの素の話ですよね、きっと。ちょっと面白い流れだったので並べてみました。
 これは私も仕入先を知らなくて。母親に聞いてみたところ「某業務スーパーで普通に売ってる」とのことでした。

■ 4:23 選曲がw
 宴会ソングを必死こいて検索した結果がコレですよ!悪乗りしちゃえとばかりに「金太の大冒険」も候補に挙がったのですが、理性の勝利。あぶないあぶない。

■ 4:28 なんだその美猫は!!!
 メタボ猫の「きゅー」です。赤ちゃんの頃はとにかく不細工で、「ぶさいくーぶさいくー」と呼んでいたところ、うちの父が「ぶさいく言うな!今後、このぶさいくは"キュート"からとって"きゅー"と命名する!」とのたまったため、こんな名前になりました。いたずら好きです。

■ 4:57 わりと力しごとなのね
 漬物石や樽の持ち運び、かき混ぜたりなんだりと、意外と力仕事だったりします。

■ 5:36 ゴールドブレンドですね
 イエスイエスイエス!コレが一番ビンとしての汎用性があります。UCCのビンは口がちょっと狭いんですけど、密封するにはいいんですよねー。

■ 7:03 歌がおもしろくて料理に目がいかない
 喜んでいいのか悲しんでいいのか(´;ω;`)ブワッ

■ 8:00 濃い目のおひたしみたいなもん?
  8:17 そんなに黒くなるわけじゃないんだ

 そうですねぇ、濃い目に作ったおひたしのタレに漬け込むかんじです。ごぼうにはあまり色移りしないですねぇ。といっても、一週間くらいするとすこーしずつ黒くはなってきますよー。

■ 8:34 あれ?あたり?
 いやいや、モラタメはしてないですよー。

■ 8:50 訂正:第3のビールです
 しまったッ。ご指摘ありがとうございます。動画内でもビールとか言っちゃってるし…。私の中では発泡酒もビールも第三のビールも「8:42 とにかく酒w」ということのようですorz

■ 8:52 サッポロービールー♪ だっけ?
 さんとりぃぃいびぃいぃるううぅう あ どんどん♪というわけでサントリーさんのようです。私も調べるまでサッポロだと思ってました…。

■ 9:07 かんぱーい♪
 かんぱーい!@ボタンの機能を使ってみました。押してくれた方、ありがとうございます。弾幕だ弾幕だーと画面の前で中の人大喜び。

■ 9:20 あれ?二匹目・・・
 「きゅー」の彼女さんで「えおん」と言います。「ぇぉぉぉおん↑」「え、ぉん↓」と鳴くので「えおん」になりました。甘えん坊です。ちなみに、「きゅー」のお母さんである「くろすけ」も居てですね、現在二世代同居でございます。最近「きゅー」のまわりに新たな♀猫が出現し、軽く修羅場になっております。春ですね。

■ 9:48 こういう食べ物大好き・・・
 私も大好きです。お魚やお肉ももちろん大好きですが、野菜中心の生活が私の理想だったり。

■ 10:17 相方実家も漬物樽家?いいなぁ
 漬物樽家(私のうち)がアマチュアだとすれば、向こうはプロです。特に沢庵に関しては追随をゆるしません。樽は木で出来た大きなものを使用し、大根も自作、干し大根ももちろん自作、糠も自作ときたもんです。味も漬けあがりも上品なんです。

■ 10:38 ビールよか日本酒だな
 ですよねwwwww
 先輩の紹介でベルギービールを飲みに行って、ちょっとビールに対する考え方は変わりましたが、やっぱり日本酒です、ええ。

■ 10:46 箸食っちゃいかん
 昨晩も箸を喰われました…。

■ 11:15 相方は飲まんの?
 そんなに強くはありませんが、飲みますよー。ふたりとも日本酒派です。

■ 11:25 今夜は飲もう∀(*^o^)人(^-^*)∀♪
  11:26 おう、そうらそうらー
  11:29 おう、のもー!

 かんぱーい!


 というわけで、コメント返しでしたー。少しでも情報の補足になると良いなぁと思ってます。


 コメントをくださった方、マイリストに登録していただいてる方、ご視聴いただいた方、皆さん本当にありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたしますっ。

2009年2月12日木曜日

【うp】【ご当地丼】 とよま丼 (あぶら麩丼) from 宮城県

 

 突貫工事ですが、とりあえずなんとかアップできました。2chの「ニコニコ動画 料理タグ総合 part11」スレッドでアイデアをいただいたので、それに乗っかってみました。他の地域のご当地丼をうpしてくれる方が続いてくれたら、私としてはとても嬉しいです。47都道府県揃ったら楽しいだろうなぁ…。
 もともと、 ョさんのところで郷土料理の話がでてたのを読んでいて、いつかこれを動画にして紹介するんだーと買っておいたんですよ、あぶら麩。動画をとらないにしても、あぶら麩は煮物にするとすこぶる美味で。ふわふわの麩に煮汁がじゅわーと詰まってて…ハァハァ。

 で、あぶら麩丼。

 登米の「登米薪能」を見に行くついでに、一年に一回必ず食べるんですよ。登米伊達家から連綿と続く、教養としての能と狂言。これが、ド素人でもわかるように解説がついており、特に狂言は、かのラーメンズも参考にしているほどで、現代人でも本当に面白く、笑うことが出来ます。
 あぶら麩は素材の調達が難しいところではありますが、手軽にヘルシーでボリュームいっぱいという経済的なメニューです。普通の麩でも何とかなるような気もしますので、興味のある方は是非。


 今回は撮影にEX-Z750を使用しました。結論から言うと、静止画撮影はスンバらしいです。湯気まで取れるとは思ってなかったので、嬉しい誤算。動画のほうは満足いく程度ではあったのですが、もうちょっと撮り方や設定を考えなくてはいけないですねぇ。AVIUtlの設定もちょこちょこいじりましたが…いまいちよくわかっていないままです。イカンなぁ。

 そんなこんなで、少しでもニコニコしていただければうp主冥利に尽きます。お暇がありましたら、ゆっくりしていってね!

2009年2月11日水曜日

新兵器投入:CASIO EX-Z750

Cimg1335

 父親のデジカメを借り続ける訳にも行かないし、動画編集とは別に、前々から買わなくちゃと思っていたので、買っちゃいましたよ、EX-Z750。4年前にでたモデルで結構古い機種なのですが、640*480での撮影が出来ること、mp4での保存であること、丈夫であることと、カシオの特徴である電池の持ちのよさ等々が決め手になりました。



 上記の、「(主に)時間が作る漬物講座(6)」を撮影したのがEX-Z57で、同時期に出たデジカメなんですね。ただ、Z750 の方が動画に特化されているということのようです。


 これが届くのを一日千秋の思いで待っていたんですよ。仕事も休みが取れました。充電が終わったら、「ご当地丼企画」の撮影に入りたと思います。なんとか今日中にアップしたいなぁ…。

2009年2月10日火曜日

寿司大爆発

 フランスの車メーカーといえば、ルノーですが、トップページの動画が秀逸です。フランスの車はテラ安全、と言うことなんでしょう。

 まさに、

  ル ノ ー 始 ま っ た な !

 状態。しかし、シャリがあまりにも発泡スチロールっぽいのはなぜなんだぜ…。

2009年2月8日日曜日

【うp】 (主に)時間が作る漬物講座(6)



 漬物講座としては、前回のうpからだいぶ間が開いてしまいました。12月~1月はなかなかの充実っぷりだったものでして…。遅ればせながら上梓させていただきました。今回のテーマは「ヨッパライ」です。お酒は人類の友ですよね、ええ。

 動画作成環境としての変更点は、まず、機材。父親のデジカメ[CASIO EXILIM EX-Z57]を借りての動画撮影です。携帯ですと、三脚にセットするのも一苦労ですし、動画変換を行わなければならないこともあって大変でしたが、だいぶ楽になりましたよ。画質はマシになったような、なっていないような微妙なところです。

 次に、AVIUtlの設定の見直し。これは効果があったのかなかったのかよくわかりません。ウィンドウズムービーメーカーを使おうとしたのですが…どうも、なれない環境というのはだめみたいですね。当分はAVIUtlでの動画うpを行うと思います。ニコニコムービーメーカーの新しいバージョンも試してみたいですね。

2009年2月5日木曜日

西洋料理

 「西洋料理」と聞くと何を思い出すでしょうか。「洋食」だと、トンカツやカツレツ、ビフテキ(古い?)、オムライス屋オムレツとかが思い浮かぶのですけどね。字面だけを追えば西洋の料理なんだから、ハンバーガーもコーンフレークも西洋料理と言えないことはないのですけど、どうもそういうものでもないような。

 内田百閒著『ご馳走帖』を読み返しながら一人くすくす笑っていたら、こんな記述がありました。

東京の大学に這入つて、本郷の下宿屋にゐた時、洗濯物を取りに来る婆さんが、その家の下宿料を聞いて、それだけあれば、小さな家を借りて、専心に私の世話をし、さうして自分ひとりが食べさして頂けると云ふから、指ヶ谷町に長屋を借りて、移つた。私が西洋料理が好きだと云ふので、婆さんは玉ねぎをヘツトでいためて、胡椒を振りかけ、酢醤油の中に七味唐辛子を入れて煮立てたソースで、殆ど毎晩食膳を賑はした。(中略)急いでチャブ台の前に坐り、玉葱の西洋料理で晩餐を認める。その外におかずの附いてゐる事は、滅多になかつた。


 ヘツトってなんだろう…と調べてみると、牛脂のことのようですね。早速近くのスーパーへ行き、精肉売り場で聞いて見ました。

漬物 「すみません、牛脂がほしいんですけれど…」
店員 「白玉粉なら製菓コーナーですよ」
漬物 「白玉?」
店員 「"ぎゅうひ"ですよね?」
漬物 「や、求肥じゃなくて、牛の脂のほうの"ぎゅうし"をですね…」
店員 「あ、ああ!はいはい、今もってきますからねー」

 私の活舌が悪いのか、店員さんが江戸っ子だったのかは謎ですが、牛脂を無事いただくことが出来ました。

Gyushi

 さて、コレをいためれば油が出ると言うことのようなので、ぶつ切りにして焼いてみましょう。

Abura

 中火でじっくり焼いているとじゅわじゅわと油が出てきます。あたりにはステーキを食べるときのような臭いが立ちこめて来ましたよ。これは辛抱たまらん…このまま食べても美味いんじゃないか…ゴクリとのどを鳴らしながらも我慢我慢。酢醤油を作ります。少しだけお出汁を入れて一煮立ち。

Source

 一度火からおろして、七味唐辛子を入れておきます。酢醤油は、お好みの濃度でどうぞ。

 牛脂からでる油の量もよい感じになってきたので、厚めに切った玉葱をどーん。

Tama

 油を玉葱に絡めるように煽ります。塩コショウを少々入れて、軽くしんなりしてきたら酢醤油の投入です。

Awaseru

 じゅわー。玉葱がどんどん色づき始めました。なんだかとってもいいにほひ。コレは期待できるんじゃないかな?とニコニコしつつ、お酢がとばない程度に玉葱に味を絡めていくと、完成です。

Kansei

 早速ビール片手に実食ですよ。

 ぱくり。


 しゃくしゃくしゃく。




 (゚д゚)ウマー(てれれって てんてん てーん てれれってってって てーん ♪


 牛脂からにおい立つ牛肉ステーキのような香り!臭みはぜんぜんありません。たぶん酢醤油が打ち消しているのかな?味はなんだかお肉チックだし、酢醤油のおかげでさっぱりと、かつ、お肉特有のガツンとくる味の両方が存在している感じ。七味唐辛子の辛さがビールとご飯をどんどん進めます。最初はビールだったのですが、思わずご飯がほしくなってしまい、パクパクと食べてしまいました。ダイエット?シラネ。


 お酢はあまりきつすぎると、せっかくの牛脂の香りを消してしまいそうです。醤油が勝つくらいの酢醤油で作って、足りなければお酢をまわしかけると言ったような運用が安全だろうと思います。と、いうわけで、材料とお値段を下記しますよー。


■ たまねぎのヘッドバット(命名:中の人)

 ・ 牛脂(適量) [ \0 基本的にタダでもらえます。] 
 ・ 玉葱(1/2玉) [ \19 ]
 ・ お酢(適量)
 ・ 醤油(適量)
 ・ 七味唐辛子(少々)
 ・ 塩コショウ(少々)    [ 調味料は全部で \5 くらい?]

 合計24円程度。お財布にもやさしいと言うのがこれまたぐー。もやしでもいけるでしょうし、牛脂を茄子にすわせても美味しいでしょうし。牛脂を使った酢醤油炒めと言うのはなかなか汎用性がありそうです。

 牛脂を見かけたら是非是非お試しください。安価に肴が一品増やせますよ。ダイエット中だけど肉を食いたい!と言う人にもお勧めです。


 …結果的には、内田百閒先生は騙されたと言うことになるのかしら。世情不安定の中、自分の好きな「西洋料理のようなもの」を提供してくれたありがたさを読み取るべきなのかしら。どちらにせよ、自然に笑みがこぼれるような、そんなほっこりした、食に関する物語が詰まっているのが内田百閒著『御馳走帖』です。ご興味のある方は是非どうぞ。

お菓子には夢がつまっている

 お菓子、とりわけ、ケーキには夢が詰まっていると思うんです。

 子供の頃のバースデーケーキ、大人になってからのクリスマスケーキ、結婚するときのウェディングケーキ、お父さんがお土産に買ってきてくれたケーキなどなど。どれも外見の美しさで目を喜ばせ、期待を裏切らない甘さと美味しさで舌を歓ばせてくれます。美しさと美味しさとの間には、精神的に我々を満たしてくれる何か=夢があるのだと思います。

 さて、お菓子クラッシャーの異名をいただいたことがある私は、お菓子作りが、苦手です。分量量るのもめんどくさいし、いまだに大匙って15cc?15gなの?ちがうの?といった感じですし、器具はたくさん必要だし、粉は散らばるし。なによりも、美的センスがいまいちであるが故に盛り付け方もアレなので、作ってどこかに持っていった日には「何wwwwwwこれwwwwwwww?味はまぁいいけどwwww残念すぐるwwwwww」という評価をいただいたりします。アッハッハッハ。orz。

 味は分量をきっちり計ればそれなりになるとおもうのです。美しさだけはどうしても、越えられない壁として存在しているのではないかと思うのですよ。



 感動した!

 ケーキの中に市松模様ですって?ガナッシュで接着&コーティング?グラサージュってすげえええええええ!!!1111!!動画もさることながら、おかんさんのブログの写真がこれまたなんとも言えない美しさ。これはもうシャッポを脱ぐなんていうレベルじゃありませんよ、ええ。


 実は「例の2分ケーキにチョコレートをコーティングしたら凄くバレンタイン向きじゃないのさ」とネット上で「ケーキのコーティングの仕方」を調べては挫折しまくってたとこなんですよ。ガナッシュくらい硬めのだったら私でもぬれるんじゃないかなぁ…ちょっとガナッシュ作ってきます。

 それと、この動画をみてちょいと思いついたこともあるのでそれも実験してみたいと思いますよ。

 体重?ダイエット?何それオイシイのwwwwwwwwworzwwwww

2009年2月4日水曜日

遅ればせながら

Dcf_0151

へっへっへ、買っちゃいましたよ、オバさんの「ニコニコ料理タグの本」。恥ずかしながら知らなかった過去のうp主さんから、現役バリバリのうp主さんまでいろいろな方の紹介が。体裁がまた秀逸で、こりゃあプロの犯行だよなぁ、なんて思いながら読了です。

 ョさんのインタビューもパンツマンさんのインタビューもそれぞれ「らしさ」が出ていて和みました。動画や blog のイメージがそのままだったり、いい意味での驚きや意外なところも見られて…うん、こりゃあお買い得ですよ。

 これっきりと言わず、出来ればまたこういう特集本を作ってほしいなぁ。


2009年2月3日火曜日

飯坂温泉郷へ

 ※ 旅行記を中心とした記事になります。料理関連情報は薄いですよー。※

 漬物樽の中の人の恒例行事として、1月は温泉宿に泊まりにいくことになっています。昨年の12月から今年の1月と仕事も私事も大忙しでゆったり休む暇もなかった私と相方さん。サチコさんの記事にアテられてしまったこともあり、今回は疲労回復がメインテーマです。刺激の強い泉質(硫黄泉とかね)も大好きなのですが、アルカリ単純泉の柔らかなお湯も恋しい。というわけで、我々が選んだのは福島県は飯坂温泉の喜久屋旅館さん。

※ 以下、写真・文章が多めに入りますので、ご興味のある方だけ「続きを読む」をクリックしてください。)

 キンとした寒さは中の人を布団から放してくれません。もぞもぞとエアコンのリモコンを探して「あたたまるまで もう ちょっと だけ ねます」とか言いながらうだうだ。…30分後「ふぁ、寝坊したぁあぁぁ!?」と飛び起きるハメになるわけです。眠い目をこすりこすり、チョコケーキ作り。相方さんが好きなんですよ、チョコケーキとかチョコレート色とか。

 このレシピの「サラダ油」を「バターとオリーブオイル」に変更し、「牛乳小さじ1」を追加。チンする時間は従来の半分にして、あつあつのタッパーを布でくるんで蒸らしてみました。ものすごくしっとり。これは改心の出来、と思ってひっくり返してみると、中がスカスカになっている箇所が散見されました。うーん、タッパーをトントンたたいて空気を抜いたつもりだったのだけど、足りなかったのかなぁ…。爆発しているところが目立たないように四角く切ります。切れ端はおいしくいただきました。ウマー。
 お昼はお弁当の予定なので、漬物各種をタッパーにつめて行きます。赤カブの甘酢漬け、ごぼう漬け、青菜漬けに白菜松前をそれぞれ大目に入れていきます。これで料理関連は終わりっ。朝ごはんはケチャップライスをちゃちゃっと作ってもぐもぐ。んむ、なかなかの出来。
 そうこうしているうちに約束の時間が迫ってきました。超特急でお風呂に入り、大慌てで荷造り開始。時計と睨めっこしながらアグスティン・バリオス全曲集、内田百閒著『御馳走帖』、読みかけの山本周五郎『ならぬ堪忍』を放り込む。準備完了、行ってきまーす!
 と、外に出ようとするとなんか変な物音が。たかたかたかたか。…なに?と思って玄関を開けると
ゆきまみれ。
 激しい勢いでみぞれ雪が。がー、時間ないのにっと雪を下ろす作業をはじめたものの、水分の多い雪がみっしりと詰まっているためなかなかはかどりません。泣きながら作業を終えて出発。
雪
相方 「よりによって大雪とはねぇ」
漬物 「"雪の露天風呂"が楽しめる、と逆に考えるんだ!(`・ω・´)」
相方 「さすがチーム前向き6%。」
雪山
漬物 「…」
相方 「悪天候のため露天風呂には入れません、とかなったりしてね(´・ω・`)」
漬物 「大丈夫だと思う(´;ω;`)ス」
雪道
 雪、雪、雪。風で道路からも雪が吹き上げます。それを見ていた相方さん。ポツリと「雪はぁ下からぁ空にぃい降るぅう」と歌いだしたので、気分はすっかり吉幾三。すちゃっとCDをとり出し、雪國、女のかぞえ唄、男の舟歌等々を熱唱しながら車を走らせているとあっという間にお腹が空くわけです。
お弁当
 中の人が詰めてきた漬物たちと、相方さんの作ってきた卵焼きとハムの焼いたものをおかずにおにぎりを食べます。ごみごみしたところであくせくと食べるよりも、まったりと馬鹿話なんぞしながらのんびりお弁当というのが我々は好みだったりします。胃腸にも優しいですしね。
 ご当地の「うまいもん」を食べるのももちろん良いのですが、福島県は隣県ということもあって、あまり「ご当地の~」という感覚がないというのも理由の一つです。
 おなかを満たしたら、福島市は福島県観光物産館へ行き、お土産と今晩飲むお酒の確保をします。
観光物産館
 相方さんは"ほまれ酒蔵"の「造り酒屋のゆず酒」を、中の人は"金水晶酒蔵"の「金水晶初しぼり」を抱えてレジに走ります。
ゆず酒初しぼり
 一路飯坂温泉へ。飯坂温泉へは車でも電車でも30分ほどで着くので、気軽に行けるところではあるのですが…現在はあまり栄えてはいません。ヤマトタケルの時代から温泉として利用されており、かの松尾芭蕉や与謝野晶子も立ち寄ったほど由緒は正しいのですが…。少し前までは歓楽街としてだいぶ栄えていたようす。福島市で用事を済ませた大勢の旦那衆が飯坂で遊んでいたんだそうですよ。
恋の陸奥 人目を信夫(※1)
首尾も飯坂 湯のけむり サテ
寄らんしょ 来らんしょ 廻らんしょ
ササッカ サッカ サッカ 飯坂へ

※1
"しのぶ"と読み、地名です。源 融が詠んだ「みちのくの しのぶもちずり たれゆえに~」の「陸奥の信夫文知摺」が有名ですね。
 という小唄が流行るくらいに歓楽街としては華やかだったようですが、バブルの崩壊に加えて「飯坂温泉=不倫」といったようなイメージがテレビドラマ?でついてしまい、あっというまに閑散としてしまったようです。営業を停止したものの、取り壊すことも出来なくて廃墟となってしまった旅館やホテルがぱらぱらと見えますが、それすらも、温泉街としての鄙びた風情に拍車をかけるスパイスになっています。良い雰囲気ですよ。
 飯坂温泉駅まえはこんな感じ。松尾芭蕉の石像と、温泉卵を象徴するようなオブジェが置かれてます。温泉を利用して湯気を出しているそうですよ。
飯坂温泉駅
 早速温泉卵(福島では「ラジウム卵」と呼称されています)をゲットしに参りましょう。今晩はこれをちゅるんとやりながら日本酒ですよ。くぅー!
ラジウム卵
お邪魔したのは岩城屋米穀店さん。店番をしていたおばちゃんと「あいにくの雨でねー」などとちょっとお話。ふーん、日本で始めてラジウムが検出されたのが飯坂温泉で、それ以来、飯坂温泉の温泉卵はラヂウム(ラジウム)卵というようになったんですって。
 チェックインまでにはまだまだ時間があるので、ひとっぷろ浴びることに。飯坂温泉といえば鯖湖湯。日本最古の木造建築共同浴場だったのですが、老朽化が激しくまったく同じ風情に改築されたものが現在の鯖湖湯です。公衆の浴場になっており、200円という格安価格で入れることも魅力の一つ。昔ながらの御影石の浴槽と天井の高い木造建築の雰囲気はなにものにも変えることは出来ません。
鯖湖湯
 鯖湖湯の隣には巨大なくみあげポンプと足湯があります。
ぽんぷ
 お湯はじんわり、ゆっくりと身体をぽかぽかにしてくれました。とはいえ、この天候の中で素足を出すのは軽く自殺行為。足湯をあきらめて、宿へ移動します。途中の甘味どころを覗くとみんな大好き「ゆべし」が並んでいます。これ二つくださーいとお店に入ると、"萩の月と地元甘味との確執"や"ゆべしの本来の作り方"云々というお話を店のおばあちゃんから15分にわたってレクチャーされる。おばあちゃん、暇だったんだね…?
 喜久屋旅館さんへわらじを脱ぎます。どっしりした和風の風情が感じられる堂々としたたたずまい。廊下に置かれているオブジェもなかなか心憎い演出です。
部屋のドアの前踊り場
 10畳+4畳+テラス(6畳)を二人占め。飯坂のもうひとつの名物巻きせんべいももちろんついてきます。各々本を読んだりしながらお茶を飲むハイパー漬物タイム開始です。
お部屋巻きせんべいお茶請け(つけもの)
 お湯に入ってしっとりしたり、本を読んでほっこりしたり、漬物食べてぽりぽりしたりしているうちに夕食の時間に。
夕食夕食
 夕食は取り立ててウマー!と言うものもないし、珍しいものもありません。その代わりに、一つ一つが丁寧に作られているようでした。暖かいものは暖かいものなりに、冷えていいものは冷えてもおいしくといったような、言われなければわからないような工夫がいろいろとしてあるとのこと。量もいい塩梅。ゆず酒と初しぼりをさしつさされつしながらほろ酔い加減でまったり。
 酔いもさめた頃、露天風呂へ突撃です。外は大雪…まさに雪の露天風呂ってヤツですよ。
YukiYuki2
 外気温は2度。お湯は40度前後。泉質は単純アルカリ泉で疲労回復と胃腸疾患に霊験あらたか。湯船に入っている分には寒さも感じませんし、そのうちからだの芯からぽかぽかと温まって寒さを忘れます。
 お風呂も入ってポッカポカ。居酒屋にでも繰り出して…といいたいところですが、外はしゃれにならないくらいの雪。お部屋でだらだらと、買ってきたお酒を飲むことにします。漬物、ラジウム卵、燻製卵と今日はカロリーがない日なので久々にポテトチップスも参戦。本を読みながらしずしずと宴会は進行していきます。
宴会
漬物 「これ、いい話なんだわ」
相方 「"米の武士道"?山本周五郎かぁ。どれどれ。」
・・・・・・
相方 「落ちが読めた」
漬物 「たぶん正解。ベタだけど、じんとくるのよ。」
相方 「読みやすくてストンとくるよね。あ、だったらコレとかどう?」
漬物 「童門冬二の"名将に学ぶ人間学"?ふむふむ、面白そう…」
宴会
 だらだらとお酒を飲みつつ、ゆっくり本を読んだりちょいちょい会話しながら過ごす数時間は本当にゆっくりと、だけど確実に過ぎていきます。お酒がいい感じに回った頃はもう24時近く。明日も温泉はいるぞー!と怪気炎をあげながら就寝する二人なのでした。
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 朝風呂に入るんだっ!とアラームを06:00、06:30にセット。ぴぴるぴるぴると鳴っているのを華麗にスルーして惰眠を貪っていると、ずどんと突き上げるような揺れを感じました。地震のときにオタオタしないのが訓練された宮城県人。寒いけれど窓も扉も全開にして避難経路を確保します。相方さんがすかさずコートを持ってきてくれたところで揺れが一段落。震度4とかおっかなス。他のお客さんにも特に混乱がなかったようなのが幸いでした。さすがに目が覚めたのでお風呂を浴びに行きます。
内風呂
露天
 昨晩からお肌はしっとり。乾燥肌でかゆかったところもぜんぜんかゆくありません。結構お酒も飲んだのに少しもアルコールは残っていないようだし、心なしか身体まで軽やか。さすが源泉掛け流し。名残を惜しむようにゆーっくり浸かります。
 はーらへった!はーらへった!朝食のお時間ですよ!
お品書き
 朝食も夕食と同じく「素朴なものに工夫を凝らして品数多く」というコンセプトなのかもしれませんね。
朝食
 麦の煮物が絶品!よーく冷えてて塩味で。お酒を飲んだ次の日に食べたいようなあっさりした冷たさにのども胃も喜んでいます。いかにんじんのにんじんがぱりぱりしてること!ゆず味噌の香りは食欲を増進しますし、まいたけの香りも溜まりません。とはいえ、福島の温泉宿の真骨頂といえばやはりコレ。
納豆おん卵
 ハァ━━━━━━(*´Д`)━━━━━━ン!
 納豆嫌いの人には地獄絵図かもしれませんが、納豆大好きっ子ならわかってもらえるだろうか、この黄金コンビのかもし出すハーモニー。半分解けている白身としっかりした黄身が納豆に加わって、えもいわれぬ食感と味を生んでくれるんです。味的には納豆卵ですが、この食感はこの組み合わせでしか出ません。思わずご飯を2杯も食べてしまいました。ご馳走様でした。
 ゆっくりとした時間はあっという間に過ぎ行き…。日常に戻るときがやってきました。お世話になった喜久屋旅館さんの前でパチリ。
 喜久屋旅館
 鄙びた温泉街というのは、風情があります。都会の喧騒を離れて…というほど私の住んでいるところは都会ではありませんが、それでも非日常で特別な感じを提供してくれるように感じました。季節も季節ということもありますし、もともとあまり栄えていないがゆえに人も少なく、まるで貸切?と思うようなシーンもいくつかありました。気兼ねなくのーんびりしながら、その土地のおいしいものをいただいたり、おばちゃんたちと他愛もない雑談をしたり、いいお湯にゆっくりと浸かったりしながら過ごす日々というのは、たとえ一泊といえども心から癒されます。
 福島にお寄りの際は是非飯坂温泉へ。お湯の良いこと請け合いです。ちょっとした穴場ですよ。